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２０２０年東京五輪で追加競技として実施される野球について、世界野球ソフトボール連盟（ＷＢＳＣ）が、１次リーグを６チーム総当たりとして準決勝を行わず、１、２位が決勝で、３、４位が３位決定戦でメダルを争う方式を検討していることが２２日、複数の関係者への取材で分かった。
準決勝をなくすのは、過密になる日程を短縮することが狙い。さらに、４位までに金メダルの可能性を残すことで１次リーグの意義が薄れることを懸念しており、関係者は「６チームしか出場しない大会には（準決勝は）そぐわない」と述べた。
大会組織委員会は１次リーグを２組に分けて各組上位２チームが準決勝に進み、決勝と３位決定戦を行う案を示している。この方式では決勝まで計１０試合。一方で、ＷＢＳＣが主張する総当たりは１次リーグだけで１５試合となる。
野球とソフトボールは横浜スタジアムをメイン会場とし、東日本大震災からの復興支援のため福島県開催も検討されており、実施方式を含めて組織委とＷＢＳＣとの間で調整が必要になっている。 （2016/11/22-19:25）
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