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２０２０年東京五輪・パラリンピックを見据え、スポーツ庁は１６日、スポーツで地域おこしに成功した例を漫画化し、全国の中学、高校に贈る事業を行うと発表した。
ラグビーの合宿地としてにぎわう北海道網走市や、サッカーＪリーグの松本が地域密着型クラブとして活動している長野県松本市など、全国１２か所の事例を扱う。
ストーリーを描くのは、地元や近隣地域の専門学校などで漫画を学ぶ若者たち。それぞれの事例を１冊にまとめ、１２冊１セットで約２万セットを来年４月をめどに寄贈し、図書室などに置いて読んでもらう。
記者会見した鈴木大地長官は「スポーツが地域活性化の起爆剤になるということを知ってもらいたい」と効果を期待した。
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