16/11/05 17:38:31.97 CAP_USER9.net
オリンピック文化遺産財団理事長や文化庁長官、狂言師の基調講演の後、小学生の合唱。真面目な雰囲気の中、「ももクロ」こと女性アイドルグループのももいろクローバーZが登場した。2020年東京五輪に向けた国際会議「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」でのひとコマ。少数ながらも熱心なファンがペンライトを振り大声援を送る。場違い感にとまどった。
その後の討論会で、宮田亮平文化庁長官は「悔しい」と。ももクロの応援スタイルを知らず、「知っていたら自分も一緒にペンライトを振れたのに。文化は悔しさを残しちゃダメ」。その柔軟さに驚いた。アイドルもまた文化だと、長官は感じたのか。確かに会場の空気は和やかになり、議論も活発化。狂言師の茂山逸平さんは狂言とももクロの共通項を軽妙に語った。
五輪開催国には期間中、演劇や展覧会などの文化プログラムを展開することが義務付けられている。どう活用していくのか。問題山積の東京五輪だが、開く価値はこういうところにもあるように思う。【辻中祐子】
URLリンク(mainichi.jp)