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10月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、芸能事務所LDHが自社に所属する三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(以下、JSB)に
昨年末の日本レコード大賞を取らせるため、審査委員への“働きかけ”を1億円で芸能事務所バーニングプロダクションに依頼していたと報じた。
上智大学文学部新聞学科教授の碓井広義氏は、以前から広まっていたレコ大に対する違和感について、次のように語る。
「2008年から昨年までの8年間、レコ大の受賞者はEXILE(4回)とEXILEの兄弟グループであるJSB(2回)、AKB48(2回)の3組のみです。
特に“EXILE関連銘柄”の圧倒的な強さが目立ちます。音楽の趣味が細分化・多様化し、1年を代表する曲を選ぶことが難しくなっていることは理解できますが、
特定事務所の独占的受賞に、音楽ファンも含め多くの人が違和感をぬぐえませんでした。
レコ大の選定に関して、この事務所が大きな権限、もしくは影響力を持っているという『噂』は以前からありました。
しかし、今回のように、一種の『物的証拠』が提示されたのは初めてです。もしも報道されたように、『1億円で大賞が売買された』のであれば、これほど音楽ファンを愚弄した話はありません」
レコ大の授賞式の模様は1969年以降、毎年12月にTBSが特番『輝く!日本レコード大賞』で放送しており、40年以上も続く長寿番組でもある。
そんな“TBSの顔”ともいえるレコ大で今回、その顔に泥を塗られるような疑惑が浮上した格好となったが、問題視されている昨年の授賞式も放送したTBSには、放送局としての倫理的責任はないのであろうか。
上智大学文学部新聞学科教授の水島宏明氏は、次のように指摘する。
「事の重大性を考えると、TBSは社内で検証委員会を設けて調査すべきです。少なくとも、どういう対応をするのかを対外的に発表すべきだと考えます。
毎年、『厳正な審査の末に選ばれた』という言葉を使ってレコード大賞の各賞を発表しています。
また、『NHK 紅白歌合戦』 でも『今年のレコード大賞』などとアナウンスされます。これは、レコード大賞の『権威』が公共性を持っているという証です。
その審査が厳正ではなく、金で動いていた疑惑が持たれている以上、当該局であるTBSには社会的な責任があります。
『改めて調べるのか』、それとも『調べないのか』を明らかにしてほしい。公共の電波を使った番組である以上、そこを曖昧にすることは許されません」
Business Journal 11/1(火) 22:01配信
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)