【評論家】<岡田斗司夫>「君の名は。は"バカでも分かる"作品だからこそヒットした」 ★3at MNEWSPLUS
【評論家】<岡田斗司夫>「君の名は。は"バカでも分かる"作品だからこそヒットした」 ★3 - 暇つぶし2ch1:Egg ★@\(^o^)/
16/09/18 13:19:29.56 CAP_USER9.net
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 公開10日間で累計動員数300万人、興行収入38億円を突破した『君の名は。』。アニメへの造詣も深い評論家、岡田斗司夫氏が、自身のチャンネル放送で本作品について語った。「新海誠はメジャーになるために作家性をあきらめた」「この作品は新海誠の集大成。だが、作中ではその説明を全くしていない」と語る岡田氏。さて、その真意はいかに...
※本記事には『君の名は。』のネタバレが含まれます。ご了承の上でご覧ください。
■メジャーになるために"作家性をあきらめた"新海誠
 今回、新海誠が挑戦したのは"作家性のあきらめ"なんですよ。今までの新海誠は『ほしのこえ』とかでやってたような、男と女が何光年も離れて、男の方は女の子のことをずっと想っているはずが勝手に結婚しやがって、女の子の方は銀河の果てで宇宙人と戦いながら「いつかあの人に会える日が来るんだろうか」なんて考えているような、救いようのない切ない話を連続して書いてて、"そこそこの評価"はあった。
 でも、「このままではお前はジブリにはなれない。庵野(秀明)や細田(守)にはなれない」......と言われたかは分からないけど、そこで一念発起して、「よっしゃ、わかった! 俺は中学生・高校生、言い方悪いけど"バカ"でもわかる映画を撮るぜ! オラァ、作った! ほら、バカが泣いてる!」っていうのが『君の名は。』なんじゃないかと(笑)。作家性をあきらめて、誰にでも分かるように徹底的にベタな方向にした。だから、この作品は大ヒットしているんじゃないかと思います。
 テーマとストーリーの関係なんですけども。今回、映画の中で「結ぶ」っていう言葉と、「細かい糸を撚(よ)って紐にする」っていうのが何回か出てきます。まあ、話としては一つの円環の中に入っているようで、同じことの繰り返しなんです。いろんな時間軸や色んな事件が組み変わって、いろいろ動きながら、話の糸を紡いでいくっていう話になってます。つまり、「結ぶ」とか「結う」っていうのが、物語のテーマになってます。
 主人公の三葉と瀧は作中で「お互いの身体が入れ替わる」んですが、この体験を三葉のおばあちゃんに話した時に、おばあちゃんは「そんなことが私にもあった気がするわ。お前のお母さんにもあったんじゃなかったっけ?」って言うシーンがあるんですよね。つまり、三葉は神主の一族なんですけど、この一族は昔々から思春期になると、どこかの人と身体が入れ替わるみたいなんですよ。こういう話がごく自然に入ってくる。でも、おばあちゃんもお母さんも誰と入れ替わったかは描かれてないんですね。
 だけど、直接的に描かれていないだけで、作中で分かるように描かれている。かつてお母さんと身体が入れ替わったのは、"三葉のお父さん"なんですね。三葉は町長であるお父さんに、最初は理由を話さずに「みんなを避難させなきゃだめ!」って言ってて、お父さんは全く納得しなかった。けど、三葉が「私は身体が入れ替わったの!」って言った瞬間に、お父さんは「ああ、本当に隕石が落ちてくるんだ」と、娘の世迷い事を信じるようになった。
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*続く
2016/09/16(金) 18:14:00.42
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