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【映画】大ヒット『シン・ゴジラ』を観た人が語りたくなる理由 - 暇つぶし2ch1:ニライカナイφ ★@\(^o^)/
16/09/04 03:06:04.76 CAP_USER9.net
◆大ヒット映画「シン・ゴジラ」を見た人が語りたくなる理由/アニメ評論家 藤津亮太
7月29日に公開された映画『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)がこのほど興行収入53億円を突破し、大ヒットを続けている。
その理由について、さまざまな見方が示されているが、なぜ社会現象といえる程にまで関心が高まっているのだろうか。
アニメ評論家の藤津亮太さんが、マニアックな視点で探った。
◇人は“怪獣”に何を見いだすのか
『シン・ゴジラ』が大ヒットしている。現時点で興行収入53億円を超えて、邦画実写で今年トップの成績となった。
この映画の特徴は、作品を見た人が「何かを語りたくなる」ところだ。
ネットにはプロの文筆業も含め、さまざまな考察が披露されている。
こうした“『シン・ゴジラ』語り”が、口コミとなってさらに映画への関心が高まっている。
それにしても、どうして『シン・ゴジラ』を見た人はこの映画について語りたくなるのか。
それは、この映画が「怪獣映画」だからだ。
たとえば、TVアニメ『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』の中に「日本『怪獣』史」という前後編(第4話・第5話)のエピソードがある。
同作は、昭和時代のマンガ・アニメ・特撮などの人気キャラクターを参照しつつ造型された“超人”たちの物語で、その前後編は怪獣を俎上そじょうに載せたエピソードだ。
そこでは「人は怪獣に何を見いだすのか?」という怪獣論が織り込まれていた。
「巨大な生物」に過ぎないのか、「巨大災害の象徴」なのか、それとも「虐げられたものの声なき代弁者」なのか。
ストーリーの中でも複数の意見が登場する。
このように「怪獣」とは、さまざまな意見を誘い出す存在なのだ。
それは観客がその内実を、さまざまに想像できる「ブラックボックス」だからだ。
◇「怪獣映画」の3要素
では「怪獣」はどうしてブラックボックスとして機能してしまうのか。
「怪獣映画」と聞いて、多くの人は、どんな内容を思い浮かべるだろうか。
長い歴史の中で、さまざまなスタイルの怪獣映画が作られてきたが、アーキタイプ(原型)のひとつといえるのが『原子怪獣現わる』(1953年)だ。
『原子怪獣現わる』は、北極圏で行われた核実験の影響で、全長30メートルの恐竜リドサウルスが姿を見せるところから始まる。
リドサウルスは北アメリカ大陸を移動し、市街地などで大暴れをする。そして、この恐竜は新兵器によって倒される。
『原子怪獣現わる』は『ゴジラ』(54年)に影響を与えた一作ともいわれており、確かに大まかな筋立ては似ていて、これが「怪獣映画」のひとつのパターンとなって継承されていく。
この筋立てからもわかるように「怪獣映画」の怪獣に関する部分は、大きく三つの要素からできている
(1)怪獣の出自・性質をめぐる物語
(2)怪獣による都市襲撃
(3)怪獣を止めようとする人間との攻防
たとえば『ゴジラ』で、ヒロイン山根恵美子をめぐる三角関係が描かれるように、ここに絡むかたちで人間側のドラマも絡んでくる場合も多いが、ここでは人間と怪獣の関わりについてテーマを絞って考えていこう。
写真:「シン・ゴジラ」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
読売新聞 2016年09月03日 05時20分
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>>2以降へ続きます。


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