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【リオデジャネイロ時事】２０２０年東京五輪の追加種目として３大会ぶりの復帰が決まった野球について、
３日の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会で一部の委員が懸念を表明した。
ＩＯＣと大会組織委員会による合同プレゼンテーションで、米大リーグ選手の出場について大リーグ機構
との交渉が継続中だと報告された。これに対しＩＯＣの張雄委員（北朝鮮）は「精鋭のプレーヤーによる
最高の野球が東京五輪で行われる保証はあるのか」と問い掛け、アリ委員（パキスタン）は「（大リーグ
との）交渉がうまくいかず、世界のトップ選手が出場しなかったらどうなるのか」と迫った。
組織委が提案した追加競技・種目を精査したＩＯＣプログラム委員会のカラーロ委員長（イタリア）は、
「最高のアスリートによる大会にする唯一の方法は各国プロリーグを五輪期間中に中断することだ。
米国を除いて合意できた」と話した。
カラーロ委員長は東京五輪に大リーガーが出場しない場合について、「野球が将来にわたって実施競技
に含まれることは難しくなる」と述べ、１大会限りでの復帰になるとの見方を示した。 （2016/08/04-09:25）
時事：
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