16/07/29 12:51:28.23 CAP_USER9.net
夕刊フジが23日付の紙面で報じた、巨人OB・橋本清氏(47)と交際の疑いがあったという元暴力団員に関して、日本野球機構(NPB)は早期に対応をすませている。
夕刊フジでは在京球団フロント関係者の話として「6月末にNPBからある元暴力団員の手配書が回ってきて、顔写真や氏名などが詳しく書かれてあった」と報道。
28日発売の週刊文春も元暴力団員をA氏とし、『NPBがA氏へ内容証明書を送付し、入場券の販売と全球場への出入りを拒否する旨を通告し、各球団に対応を要請。試合観戦契約約款第3条によるもの』『A氏は上部組織から破門されて現在は元組長だが、約款上は5年間は排除対象となる』と報じている。
この件に関してNPB・井原敦事務局長は27日、「反社勢力を排除するために、いろいろな対策をしているが、個別な事案に関しては答えられません」と語った。さらに「(野球賭博事件の)調査委員会から最終調査書は出ていませんから、まだ調査は継続中です」とも強調した。
先ごろ球界を震かんさせた元巨人4投手の野球賭博事件に対し、NPBは調査委員会を常設し事実解明へ尽力。元4投手へ失格処分を下した熊崎勝彦コミッショナーも、事あるごとにこうアピールしている。
「野球賭博の根絶、違法薬物の遮断、反社との遮断のために徹底調査は継続する」
今回、元暴力団員の存在が明らかになると同時に具体的かつ迅速に対応できたのも、調査の徹底と継続の収穫といえるだろう。さらにNPBは警察当局のバックアップを受け、12球団と各本拠地球場、そして選手会と一体となって暴力団等排除活動に取り組んできていることとの相乗効果もある。
今後の注目は、元暴力団員との交際疑惑があると週刊誌上で名前をあげられた巨人、ソフトバンク、阪神などの選手たちへの対応になるだろう。だが、井原事務局長は「知り合ったときに相手を反社と認識していなければ、野球協約上、問題にならない」と話している。現状では名前を掲載された選手たちへの事情聴取が行われる可能性は低い。
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