【サッカー】コンサドーレ札幌のJ2首位は「まさか」じゃない。実を結んだ育成主義at MNEWSPLUS
【サッカー】コンサドーレ札幌のJ2首位は「まさか」じゃない。実を結んだ育成主義 - 暇つぶし2ch1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
16/07/13 17:32:01.23 CAP_USER9.net
 7月9日にキンチョウスタジアムで行なわれた、セレッソ大阪と北海道コンサドーレ札幌によるJ2首位決戦。
1万3443人の観客が訪れた大一番は、今季のコンサドーレの好調さを象徴するような試合となった。
序盤から主導権を握ったのはセレッソ。ドイツ2部のハノーファーから復帰後、初のホーム凱旋となった山口蛍を中心にボールを散らし、数多の決定機を作り出した。しかしコンサドーレは、ブラジル人のヘイスやチーム得点王の都倉賢らFW陣も前線から体を張ったデイフェンスを見せ、ギリギリのところでゴールを割らせない。
 山口が、「首位決戦ということで、相手の守備も固く難しい試合となった。お互いチャンスはあったが、自分たちのほうがシュートを打っていたしチャンスも多かった。ただ、最後のところで決めきれなかった」と話すように、セレッソはコンサドーレの固い守りを最後まで崩せず、カウンターからあわや失点という場面も見られた。
 結局試合は、最後までスコアが動かず0対0の引き分けで終わるが、コンサドーレ側からすればアウェーでの「勝ち点1」は勝ちに等しい結果といえるだろう。
コンサドーレは消化試合が1試合少ないにも関わらず、2位の松本山雅FCに勝ち点2差をつけ、13節終了時(5月15日)からの首位を守り続けている。昨季10位に終わったチームが、J2の首位をひた走る理由はどこにあるのか。
 ユース監督からの叩き上げである四方田(よもだ)修平監督のもと、今季のコンサドーレが掲げるサッカーは「堅守速攻」。21試合でわずか15失点というJ2で最も強固な守備陣が踏ん張り、カウンターで人数をかけ、少ないチャンスを確実にゴールに繋げている。コンサドーレを取材して10年になるスポーツライターの斎藤宏則氏は、現在の好調の理由をこう分析する。
「今のチームは、2013年に当時の財前恵一監督が積極的に起用した若手選手が主力として活躍するようになったことに加え、前任のバルバリッチ監督が植えつけたハードプレスや守備の意識がうまく引き継がれています。そこにユース監督を務め、若手の特徴を熟知する四方田監督が選手をうまくはめ込んでいったことで、選手層がぐっと厚くなった。
 ケガ人が出ても代わりに出てくる選手が遜色ない動きをするので、昨季までに見られた試合終盤での失点がなくなり勝負強さが加わりました。さらに、今年はシーズン前の選手の流出がなく、増川、外国人といったピンポイントの補強がうまくハマったのも好調の要因でしょう」
経験豊富なベテラン選手とアカデミー出身選手の融合。その象徴的な存在が、今季ヴィッセル神戸から加入した36歳のCB・増川隆洋だ。増川はこの日、セレッソの強力な攻撃陣をめがけたロングボールをことごとく跳ね返し、存在感を放っていた。「僕が攻撃的な姿勢を見せることで、チームメイトに前への意識も植え付けたかった」と話すように、的確なロングフィードで起点となるなど全盛期を彷彿させるようなプレーで観衆を沸かせた。そんな増川に、チーム状況について聞くとこんな答えが返ってきた。
「今のチームは単純にすごく仲が良いし、何より一体感がある。ケガ人は多いですが、誰が出てもある程度の同じ戦い方ができるのも強みです。戦術理解もしっかりできているので、代わりに入った選手を含め、全員でうまくカバーして、自分たちのサイクルができているという手応えはあります」
 増川をはじめ、小野伸二、稲本潤一、菊地直哉、都倉賢ら、実力と経験を兼ね備えた選手たちがチームの屋台骨を支えることで、若手選手が積極的なプレーをする環境を作り出している。
 現在、トップチームには計12人のユース出身者が名を連ねる。2004年からクラブは育成型に舵を切った。その後10年あまりの月日を経て、深井一希、荒野拓馬、堀米悠斗ら20代前半でトップチームでも主力を張る選手たちが続々と育ってきている。


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