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＜野球賭博＞笠原被告、関与認める 東京地裁初公判
7月11日(月)11時38分配信
プロ野球・巨人の選手らによる野球賭博事件で、賭博開張図利ほう助と常習賭博の罪に問われた
元選手の笠原将生被告（２５）は１１日、東京地裁（細谷泰暢裁判官）の初公判で「間違いありません」
と起訴内容を認めた。賭博開張図利罪に問われた元飲食店経営者、斉藤聡被告（３８）も起訴内容を認めた。
一連の賭博問題で巨人は笠原被告ら４選手を契約解除している。
笠原被告は黒いストライプのスーツに白色のネクタイ姿で、緊張した表情で入廷した。
笠原被告は２０１３年ごろ斉藤被告と知り合い、食事やゴルフ、賭けマージャンなどをするうち
野球賭博に関わるようになった。捜査関係者によると、松本竜也（２３）、高木京介（２６）両元選手を
客として勧誘し、２人の賭け金を斉藤被告に手渡すなどの「仲介役」を務めており、
客としてではなく主催者側に近い立場で賭博に関与していたとみられている。
起訴状などによると、笠原被告は１４年５月～１５年３月、斉藤被告が開いたプロ野球７試合の賭博に
松本、高木両元選手を誘い、計９９万円を賭ける手助けをしたなどとされる。
斉藤被告は１４年５月～１５年８月、プロ野球など１２試合で賭博を開き、
笠原被告ら３元選手に計２１９万円を賭けさせたとされる。１試合あたりの賭け金は３万～３０万円だった。
賭博が暴力団の資金源になっている可能性があるものの、斉藤被告とつながる胴元の存在などは
明らかになっていない。日本野球機構（ＮＰＢ）の調査では、福田聡志元選手（３２）が笠原被告に
紹介された愛知県在住の大学院生の男と野球賭博をしたことも判明している。
【近松仁太郎、石山絵歩】
Yahoo!ニュース(毎日新聞 7月11日(月)11時38分配信)
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野球賭博事件の構図
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