16/06/25 22:10:53.38 CAP_USER9.net
サッカーJ1第1ステージの最終節が行われる25日に、首位・鹿島はステージ優勝をかけて福岡戦(カシマ)に臨む。
鹿島は1993年のJリーグスタート時から現在に至るまで、J2へ陥落したことがない。
最低順位は2001年前期と12年の11位。20年以上に渡って強豪クラブであり続けている。
今季もエースナンバー「10」を背負うMF柴崎岳(24)を中心に、ここまで11勝2敗3分け。
4月30日・大宮戦(NACK)から8試合負けがなく、勝ち点も「36」と好調だ。
このクラブの運営方針は、実に素晴らしい。
現役時代にプレーし、引退後は監督代行として指揮、その後は日本代表監督を務めたジーコ。
彼を筆頭とするブラジル人指導者の下で選手を強化。さらには自前で選手をスカウトして育成する。
このスタイルをしっかりと貫いている。
また、他のクラブが低迷する度に監督の首をすげ替え、他クラブに在籍する外国人をたらい回しにして獲得する中、
鹿島は指揮官を信じて全権を与え、助っ人も自前で探している。
自らの努力でコツコツと積みあげていくスタイルが、伝統として脈々と続いている。
07年から09年までJリーグ3連覇を果たしてから、チームは世代交代の時期も重なり、しばらく低迷していた。
だが今季は、柴崎だけではなくMF遠藤康、MF土居などしっかり育ててきた選手たちが戦力として成長。
元日本代表MF小笠原らベテランたちとかみあい、第1ステージの優勝を目前にしている。
またフロントでは、日本代表の主力として2度のW杯出場経験がある中田浩二氏が、
ビジネス面を担当するクラブ・リレーションズ・オフィサーとして活躍するなど、多くのOBたちがクラブ運営に携わっている。
クラブ組織の背骨がしっかりしていることが、強さの秘密だ。
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