映画監督・園子温「AKB48だと海外でブレイクしないがBABYMETALならブレイクするのと同じで、何か突出したものでないと海外では受けないと思った」at MNEWSPLUS
映画監督・園子温「AKB48だと海外でブレイクしないがBABYMETALならブレイクするのと同じで、何か突出したものでないと海外では受けないと思った」 - 暇つぶし2ch1:備長炭Z ★@\(^o^)/
16/05/13 15:56:57.78 CAP_USER9.net
園子温、妻で女優の神楽坂恵と宣言「今後、原作ものはやらない」
 園子温監督が、自身の設立したシオンプロダクションの記念すべき第1作に選んだのは、
25年前に絵コンテを描き上げて以降、ずっと温めてきた作品『ひそひそ星』(5月14日公開)だった。
研ぎ澄まされた崇高な世界観を体現したのは、園監督の良きパートナーで女優の神楽坂恵。
園監督と神楽坂にインタビューし、本作の撮影秘話や、シオンプロダクションの今後について話を伺った。
 『ひそひそ星』は、モノクロームのSF作品だ。宇宙宅配便の配達員をするアンドロイド(神楽坂恵)が、
昭和風のレトロな内装の宇宙船で、人間にとっての大切な思い出の品を送り届けていく。
メイン舞台である宇宙船のセットは、東宝スタジオに組まれたが、それ以外のシーンは、福島県の富岡町・南相馬市・浪江町でロケを敢行した。
 神楽坂が「いつもどおり厳しく、ちゃんと追い込んでいただいた」と撮影を振り返る。なんと、ろうそくを灯しながら長いセリフを言うシーンで、20テイクも撮ったそうだ!
 神楽坂が「絵コンテどおりだと灯りは持ってなかったんですが、その時変えたんです」と苦笑い。「火なんて消えるわけですよ。
セットだから風が抜ける瞬間もあるし、あとでアフレコをするから、口の動きは合ってないといけない。
まあ、そんなことも乗り越えながらやっていきました。他のシーンも今回は丁寧に、ゆっくりと時間をかけて撮っていきました」。
 『ひそひそ星』を、『希望の国』(12)などで撮った東日本大震災の被災地・福島でロケをしたのには理由がある。
「当時、彼女(神楽坂恵)を歩かせて、被災地の風景を撮ったんです。その時、政治的メッセージを入れない、
福島の無人の風景を映画にしたいと思ったけど、それが何だかわからなかった。
それで、シオンプロダクションの第1作を何にしようかと考えた時、福島を撮るんだったらいまが撮るチャンスじゃないかなと思ったんです」。
 すなわち、『ひそひそ星』でやりたかったことが、福島とつながったのだ。「『ひそひそ星』のような映画に、
誰もお金を出してくれないとは思っていたから、自分でやるしかないと。
第1回にしてはずいぶん実験的な映画だったけど、やって良かったです。たぶんいま、ロケ地の風景は、全部変わっている。
そういう意味でもメモリアルというか、記憶のために撮っておいて良かったです」。
 神楽坂は、『自殺サークル』(02)などの初期の園監督作から、『ひそひそ星』までを振り返り「私が劇場で初めて園監督の映画を観たのは、
『気球クラブ、その後』(06)でした。どの作品を観ても、『ああ、園子温だな』と思うけど、『ひそひそ星』には、これまでのもの全部がちりばめられています」と言うと、
園監督自身も「25年前の映画だから、こっちの方が本当かもしれない」とうなずく。
「『自殺サークル』(02)は、海外に打って出ることだけを考えて作ったんです。
それはAKB48だったらブレイクしないけど、BABYMETALだったらブレイクするという構図と同じで、何か突出したものでないと、向こうでは受けないと思った。
もし、当時『ひそひそ星』を撮ることができて、ある程度、受け入れられていたとしたら、きっとその路線で行っていたかも。
たとえばフォークシンガーになろうとして、一向に売れないから、ある日、メイクして血を吐いたら、めっちゃウケたので『ああ、このラインだ』と思うのと同じことで。
ハッタリをかまして、急にヘビメタに転向してみたけど、裏側にはアコースティック1本でやりたいものがある。実を言うと、『冷たい熱帯魚』(10)は、僕の中ではハッタリ系だったんです」。
>>2-5あたりに続く)
MovieWalker 2016年5月13日8時00分(取材・文/山崎伸子)
URLリンク(news.walkerplus.com)(※画像多数あり)
画像:『ひそひそ星』の園子温監督と妻で主演女優の神楽坂恵
URLリンク(news.walkerplus.com)


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