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日刊スポーツ 4月21日(木)10時1分配信
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元ボクシング世界王者ムハマド・アリとの異種格闘技戦から40年を迎えるアントニオ猪木参議院議員(73)が20日、
議員会館で取材に応じた。
格闘技世界一決定戦と銘打った世紀の一戦は76年6月26日に行われた。
猪木氏は「これまでいろんな相手と異種格闘技をやってきたが、一番怖かったのはアリ」と打ち明けた。
また、試合当日は、アリがグローブにシリコンを仕込み、
猪木氏も対抗してシューズのつま先部分にアルミ状のものを詰める用意をしたという。
「何回かパンチが頭に当たったらコブになった。相当硬かった。オレは詰めるのをやめたけどね」。
試合後もファイトマネーでもめたが、その後も親交は続いた。
「生まれ変わっても、またアリとやりたいね」と感慨深げに話した。
猪木氏が会長を務めるIGFは、記念日に当たる6月26日にマカオで40周年記念公演を開催する。
76年6月、アリ(左)と対戦するアントニオ猪木
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