16/04/17 07:23:59.04 CAP_USER*.net
4年前から地元の熊本県内で暮らしている女優の井上晴美(41)は16日、自宅が全壊したことをブログで報告した。
電話がつながりにくく、所属事務所の関係者にはメールで「大丈夫です。心配しないで下さい」と連絡があったという。
ブログは何度も更新され、現地の生々しい情報を発信した。
自宅はこの日、小規模の噴火を起こした阿蘇山の麓にある。
2日連続で近所の友人宅の庭にテントを張って夜を明かし、この日早朝に自宅の様子を見に行ったところ、見る影もなかった。
「だめだった。全壊です」。15日にスポーツ報知の電話取材に応じた際に、家の中はグチャグチャだが、建物自体に被害はなかったと説明していたことから、
16日午前1時25分頃の震度6強の大地震で倒壊したとみられる。
メキシコ人の夫と長男(8)、長女(6)、次男(4)の5人暮らし。
子供たちをテントで寝かし、自身は車の中でウトウトしていたところ、すさまじい揺れで跳び起きた。
「どうしよ。さっきまで大丈夫だった水道。だめだ…でない。水確保出来てなかった。油断してた」。
救助隊のサイレンが鳴り響き、誰かを捜す叫び声。がれきをどかす音が続き「まだ見つかっていないのか…。真っ暗で分からない。見えない。怖い」と極限状態であることを明かした。
食料がなくなり、空腹の子供たちは泣き叫んだ。「無力だ」。ラジオで配給が始まったと聞いたが、何もなかった。
同じく倒壊した友人の家に余震を警戒しながら入り、うどんや鶏肉を手に入れ、カセットコンロで調理して食べさせた。
16日夜から大雨の予報で、雨をしのげる避難場所へ移ろうと、知人から車を借り、渋滞の中を移動したものの、
「だれか泊めて欲しい。お宿ことごとく断られて泣けてくる」と悲痛な訴え。
その後、温泉施設を見つけたものの、お湯がなく入れない状況で「むなしい。みんな真っ黒。着替えは…ない」とつづっている。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
スポーツ報知 4月17日(日)7時7分配信
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