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プロ野球巨人は１３日、野球賭博に関与していたとして無期失格処分を受けた笠原将生元選手（２５）＝契約解除＝と、その知人で賭博の相手とされる飲食店経営者に対し、調査への協力と事実に反する情報の流布をやめるよう求めるべく、日本野球機構（ＮＰＢ）へ緊急の対応を要請したと発表した。
ＮＰＢは調査委員会に要請があったことを報告するという。
巨人は笠原元選手と飲食店経営者が、事実を歪曲し、誇張した情報を週刊誌や新聞社に持ち込んでいると主張している。
読売巨人軍広報部名で報道各社に送られてきた「ＮＰＢへの緊急要請について」と題した発表文は以下の通り
◇
当球団所属選手の野球賭博問題に関し、賭けの相手だった飲食店経営者の男性（ＮＰＢ＝日本プロフェッショナル野球組織＝の調査委員会が「野球賭博常習者Ｂ」と公表、以下Ｂ氏）が、ＮＰＢから昨年１１月、無期失格処分を受け、当球団から契約解除された笠原将生氏とともに、野球賭博に関するＮＰＢの調査や当球団の調査について、事実を歪曲したり、誇張したりした情報を週刊誌や新聞に立て続けに持ち込んでいることが分かりました。
Ｂ氏らが持ち歩いているのは、（１）当球団が昨年１０月５日、初めて野球賭博を公表した時点で、笠原氏が野球賭博をしていたことを把握していたのに、発表の際に事実を隠蔽した、（２）ＮＰＢの調査委員会が昨年１１月１０日に公表した調査報告の内容とは別に、野球協約違反の事実があることを把握していた－などという話です。
これらの話はいずれも事実に明らかに反しており、事実に反することを裏付ける客観的証拠も多数あります。
Ｂ氏と笠原氏は、ＮＰＢと当球団からの調査協力の要請に応じる姿勢を見せないまま、このように事実に反する情報を流布し続けています。
これは、双方の調査への協力を拒否するだけでなく、情報の撹乱を意図したものであると疑わざるを得ません。
このため当球団はＮＰＢに対し、Ｂ氏と笠原氏に調査への協力をあらためて求めることと、事実に反する情報の流布をやめるよう、緊急に対応していただきたい旨、要請しましたので、お知らせします。
以上
写真：笠原将生・元巨人投手
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TITLE:【巨人軍野球賭博】読売巨人軍が報道各社に送った発表文とは…「笠原氏と飲食店経営者は事実に反する情報の流布やめよ」 - 産経ニュース
DATE:2016年3月15日（火）
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