16/03/10 13:42:08.26 CAP_USER*.net
またしても「野球賭博」で矢面に立たされてしまったプロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)。
昨年末に賭博行為が発覚した3人に加え、高木京介投手の賭博も明らかになってしまった。
当然世間は呆れ果て、各方面からもバッシングの嵐。球界を代表するチームの“黒い霧”なのだから、責められるのも当然ではある。
この再びの賭博発覚に際し、久保博球団社長が8日に記者会見を実施したのだが、
その際「(開幕戦は)ぜひ参加させてもらいたい」と発言。
ネット上では「もう解散でいい」「自粛しろ」「巨人のエゴが丸出しだ」など、否定的な意見が殺到。
他球団との兼ね合いもあるので、出場しないというのもいろいろと大変なのは理解できるが……。
とにもかくにも、今は何を語っても叩かれる状況の巨人。
最高顧問である渡辺恒雄氏など3名の「権力者」が辞任したが、それだけでバッシングは収まらないだろう。
そんな事態にもかかわらず、まさに「火に油を注ぐ」ような発言をしてしまった人物がいた。
それが、BS日テレ(BS日本)の赤座弘一社長だ。赤座社長は9日の記者会見で、騒動について言及。
賭博が発覚した高木投手に関しては「残念としか言いようがない。
真相をきちんと解明し、早くチームを立て直してもらいたい」と、まずまず無難なコメントをしたのだが、問題はここからだった。
赤座社長は「高橋由伸監督は逆境を跳ね返してチームの結束を固め、 ぜひ優勝に向かって進んでもらいたい」と語った。
このコメントの違和感は、おそらく世間の大多数が覚えるところではないか。
まず、今回の騒動は「野球」そのものではなく、選手たちの「間違ったギャンブル」という、試合に一切関係ない“犯罪行為”に関するもの。
それを解決する前に「優勝」というフレーズを出すことは、お門違いもはなはだしいのではないか。
何より、今の現状は“逆境”なのだろうか。監督に就任した高橋由伸自身にとっては
確かに逆境という部分もあるかもしれないが、今回の問題自体は巨人というチームの“身から出た錆”。
赤座社長は、世間からの非難を「逆境」だと思っているのだろうか。
猛省してチーム自体が「試合自粛」しても違和感がないレベルの事件を引き起こしたにもかかわらず……。
BS日テレは今年、巨人戦61試合を中継予定。その枠に穴が空くのが痛いのは十分理解できるが、
球団社長すら「開幕をどう迎えるか」をわざわざ口に出すほどの状況を考えれば、不用意と表現せざるを得ない。
「巨人は上層部が腐っている」というのは以前からよく語られるところだが、
読売グループ全体に危機感や当事者意識が薄いのかもしれない。このような事件も起こるわけである。
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