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【野球賭博】広岡達朗「巨人の賭博事件は氷山の一角」「ソフトバンクや阪神、日本ハム、広島も…」 - 暇つぶし2ch1:YG防衛軍 ★@\(^o^)/
16/03/09 18:54:48.45 CAP_USER*.net
正力松太郎が泣いている
 まさかと耳を疑う事件が起きた。しかも、プロ野球の生みの親・正力松太郎が「球界の盟主たれ」と
言い遺した巨人軍から3人も野球賭博に関与した選手が出るとは、OBとして開いた口がふさがらない。
そして、巨人しか黒い選手が出なかったことが気になる。
 私は、このいまわしい事件が発覚する前から、一部の現役コーチに「いいか。
平時こそどんな不祥事が起きるか分からんのだから気をつけろよ。常に選手の動向に目を光らせ、
おかしな点があったら、悪事に手を染めないよう指導してやれ」と忠告していた。多くの現役選手が
野球賭博に関与してプロ野球が“黒い霧”に包まれたのは1969年(昭和44年)の話だが、
私はいまでも、選手が野球賭博に巻き込まれる恐れは大いにあると危惧していたからだ。
私の杞憂(きゆう)が現実になったのが、残念でならない。
 半世紀前の黒い霧事件では、西鉄の投手・永易將之が金銭を受け取って八百長を行う「敗退行為」で
摘発されたのをきっかけに、永久追放6人を含む計19人がコミッショナーから処分を受けた。
 野球賭博には、選手が情報を流したり、試合で八百長をするケースと、客として試合に賭けるケースがある。
最も悪質なのは、ハンデ師と組んで自ら八百長を演じる「敗退行為」だが、今回の事件も、野球賭博常習者と
交際して賭けをした罪は大きい。
 選手はもちろん、球界幹部も「黒い霧事件は半世紀も前の話。近代野球の現在は、
そんなおぞましい事件があるはずがない」とタカをくくっていた。ましてや「球界の盟主集団」の
巨人ナインが関与するとは思ってもいなかっただろう。だが、胴元やハンデ師は「強い人気球団」でなければ
商売にならないのだから、巨人が最高のターゲットにされるのは当然なのだ。
 巨人軍の衝撃は大きく、原沢敦球団代表が引責辞任した。渡辺恒雄最高顧問と白石興二郎オーナーは2か月間、
取締役報酬を全額返上。桃井恒和会長と久保博社長も当分の間、役員報酬の50%を返上する処分を行った。
 記者会見で深々と陳謝する球団幹部の姿は痛ましい限りだったが、衝撃が大きいということは、
これまでまったく警戒も対策もしていなかった証拠でもある。


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