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時事通信 2月4日 12時22分配信
覚せい剤を所持していたとして逮捕された清原和博容疑者について、大阪・PL学園高時代に4番打者と
エースとして活躍し、巨人でもチームメートだった桑田真澄さんが、「スポーツマンである以上、暴力と
ドラッグは一番遠い存在であるべきだ。彼ともそう話してきたので残念」と悔しがった。
4日、巨人の春季キャンプが行われている宮崎市で報道陣の取材に応じた。
清原容疑者が引退後、薬物を使用しているのでは、といううわさを聞くたびに、本人に電話をして
注意してきたという。「僕が小じゅうとのように小言を言うのが嫌になったのでしょう。3年ほど前に
清原の方から『一切関わらないでくれ』と言われた。何度も確認したが『それでいい』と。それから
一切連絡も取っていなかった」。涙を浮かべながら、やりとりを説明し「KKコンビ」が絶縁状態に
あったことを明かした。
桑田氏は「彼はたくさんの友人がいる。みんなで支えてあげたい」と元同僚の更生に力を貸す考えだ。
「人生には代打もリリーフもいない。数々の本塁打を打ってきた男だから、自分の人生できれいな放物線を
描く逆転満塁本塁打を打ってほしい」とエールを送った。
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