16/02/03 12:06:12.15 CAP_USER*.net
西武、巨人などで活躍した清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。
すでにプロ野球界から離れているとはいえ、現役時代の実績、人気からいって
プロ野球界は今回の事件を重く受け止める必要があるだろう。
昨年の巨人3選手の野球賭博問題を受け、不祥事の撲滅を掲げる球界にとっては、
薬物問題という新たな火種を抱えたともいえる。
清原容疑者については、以前から週刊誌で薬物使用疑惑が報じられていた。
その中で気になったのは、現役時代から使用していたと報じたものもあったことだ。
事の真偽はともかく、こうした疑念について日本野球機構(NPB)はこれまで、
過去のことで確証、根拠がないものとして見過ごしてきた。
しかし、実際に事件となったことで、今後は球界への飛び火も懸念される。
単に清原容疑者個人の問題なのか、それとも交友関係の中で薬物問題が
球界の一部にも広がりを見せるのかは、今後の捜査の行方次第だ。
熊崎勝彦コミッショナーは、球界からの暴力団排除などに力を注いできた。
野球賭博問題でも許されないものとして厳しい裁定を下した。
薬物問題についても、球界は本当に大丈夫なのかいま一度調査すべきだろう。
ファンの疑念、不信をはらすことが第一だ。
(牧田幸夫)
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