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24日に放送された「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(関西テレビ)にスタジオゲストとして出演したタレントの三田寛子。
中村橋之助と結婚し、梨園の妻となり25年。
一時、芸能界の仕事を休業していたが、昨年から再開。
梨園の妻としての苦労などを明かした。
おっとりとした性格の三田。
橋之助と交際していたとき、タモリに「やめた方がいい。お前にはつとまらない」と言われて、躊躇してしまったこともあった。
結婚してからは、苦労の連続で、「想像以上に大変だった」という三田。
ごひいき筋への挨拶、礼儀など覚えることがたくさん。
夫の橋之助は、歌舞伎一筋で、面白いことは何も言わず、食事中でも歌舞伎のセリフを言い始めたり、歩いていても突然振り付けを始めたり、寝言も歌舞伎のセリフ。
そんな橋之助の背中を見て育った3人の息子たちは、小さいときから自然と歌舞伎が身につき、遊ぶときも歌舞伎だった。
歌舞伎界の大変さを切々と語る三田。
男の子を産まなければならないプレッシャーもあり、「若いときから働いてはるから、体がねえ…、弱いんですか?」と、周囲に言われたこともあったとか。
流産したこともあったが、橋之助の支えにより、気持ちを切り替えたら、男の子を授かったそうだ。
子どもには、歌舞伎を好きになってほしいと最初は思っていたので、姓名判断で"生"をつけるといいと言われて、3人とも"生"の入った名前を命名。
しかし、歌舞伎界の厳しさを知った三田は、3人の子どもが小さいときには、1人ずつ寝た後に耳元で、
「あなたはやらなくていいわよ歌舞伎は…。歌舞伎やめておきなさい」と、ずっと囁いていたとか。
それでも歌舞伎が好きで、「やらせてください」と歌舞伎の世界へ足を踏み入れた息子たち。
今年の10月には、中村橋之助は八代目中村芝翫を襲名。3人の息子も、長男の国生は四代目中村橋之助、二男の中村宗生は
三代目中村福之助、三男の中村宜生は四代目中村歌之助を同時に襲名することになった。
「歌舞伎の世界は大変」と言いながらも、「どうぞよろしくお願いします」と最後には、梨園の妻として挨拶をした。
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学生の窓口 2016.01.26 09:47