15/08/29 02:47:22.15 *.net
記事抜粋
強大な権力を持つ高野連
では、なぜ高校野球だけは高校で独自判断ができないのだろうか。
その背景には、高野連の強大な権力がある。多くの高校スポーツが高体連の管轄下にあるのに対し、高野連は高体連への加盟依頼を拒否し続け、
独立した運営をしている。高校スポーツのカテゴリに収まることを拒んで、他の競技と一線を画した立場を貫いているのだ。
高野連は高体連よりも歴史が古く、金銭面でも大きな力を持っていることが権力の素地となっている。そのため、高野連は高校野球を商業利用しているとの指摘も多い。
既得権益を維持するために加盟校に対して強権を振るっているのではないかというのだ。
例えば、全国高等学校総合体育大会(高校総体)などの会場では入場料はかからないが、高校野球では地方大会でも大人で500~700円程度の入場料がかかる。
甲子園においては、外野席(アルプススタンド)で600円、内野席は1500~2000円もかかる。
入場料を中心に、高野連の経常収益は春夏の甲子園での事業収入を中心に毎年6億円超となっている。今年のように大盛況だった場合は、7億円に届く可能性もある。
2014年度末時点での正味財産(純資産)は14億円を超えている。一時期よりは減っているものの、大きな資産を持った法人であるといえる。
高野連の運用を実質的に掌握しているといわれる4名の最高顧問は、参議院議員の松前達郎氏、朝日新聞社長の渡辺雅隆氏、毎日新聞社長の朝比奈豊氏、
日本高等学校野球連盟会長の脇村春夫氏だ。つまり、春夏の甲子園を主催する朝日新聞社や毎日新聞社の意向が強く働いているといえる。
歴代の最高顧問にも、両新聞社の社長が名を連ねている。
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