14/07/08 03:48:47.81 kO+Zy/M2
>>319
私はラグビーのプロ化には反対していた(いる)頭の固い人間です。
そもそもアマチュアスポーツとは、「誰に頼まれたわけでもなく自分がやりたいからやる」という動機の純粋さがあります。
それだからこそ、仲間や勝利のためなら自らの身体をも進んで犠牲にするという、ラグビーの美しさがある気がするのです。
プロ化して、確かに技術は格段に向上しました。
ただ、一方でそれはラグビーの均質化につながりました。昔のW杯のような、各国ごとの際立った個性は、薄まっていきつつありますし、ロムーのような「圧倒的な個」も見かけなくなりました。
私は技術の高さと見る側の面白さは、必ずしも比例するとは思えません。
また、ラグビーは真の意味でグローバル化できるほど、分かりやすいスポーツではない気がします。
伝統的に社会的地位の高い観客を持っていたスポーツなので、「放映権料」などで計るとラグビーW杯は「世界的スポーツイベント」になるのかもしれません。しかし、実際の視聴者数(お金を払わずに見る人を含む)はサッカーのW杯や五輪には遠く及ばないでしょう。
ラグビーは、ルールの面でも、見る側に要求されるリテラシーの面でも、メジャーになり得ないスポーツだと私は考えます。
もう、ラグビーは一部の人たちだけが楽しめるスポーツ、ってことでよくないですか?
メジャーになろうとするから「外国人多すぎ問題」(馬鹿馬鹿しい!)とかも出てくるわけで。
IRBはFIFAみたいになりたいのかもしれないけれど、私は無理だと思う。(7人制は可能性あると思うけど)