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米フロリダ州で競売にかけられた「空き家」から、ほぼミイラ化した遺体が発見されたことが分かった。
この空き家は内側から施錠されていた。
ウイリアム・ウィルソンさんは、３年間税金を滞納し差し押さえられた家を９万６０００ドル（約１１００万円）で落札。
隣家の子供らから「家主が引っ越すのを見たことがないので、中に死体があっても驚かないように」と言われ、
実際に家に入ったところ、寝室の床に横たわっている遺体を発見した。
ケープ・コーラル警察によると、犯罪行為を示すものは見つかっていない。ウィルソンさんは、
家主は荷物をまとめている途中だったのではないかと話している。
この家の住人はベネズエラから移住した高齢の姉妹で、あまり英語が話せなかった。うち１人は２００５年に死亡していた。
近所の子供らは、家主が退去した気配がないのをいぶかって警察に２度、
家を訪問するよう要請したが、警察は応じなかったという。
ウィルソンさんはこの家を、キューバから移住してきたばかりの親族のために購入したが
「縁起をかつぐ人なので、もう要らないと言っている」と話した。清掃してから売りに出す予定