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トヨタ式に学んだIT業界の巨人たち─ジョブズ・デル・ベゾス
トヨタ自動車(以下「トヨタ」)がつくり上げ、世界のモノづくりに大きな影響を与えたトヨタ生産方
式(以下「トヨタ式」)を知る人は多い。一方でいまだにトヨタ式を「モノづくりの方式」と誤解して
いる人も少なくない。かと思えば、アップルのスティーブ・ジョブズ、デルのマイケル・デル、アマ
ゾンのジェフ・ベゾスといった世界のIT業界の巨人たちがトヨタ式によって大きな成功を収めて
いるという現実もある。トヨタ式とは何であり、トヨタ式改善を導入するためには何が必要なのだ
ろうか。本連載ではこれを解き明かしていきたい。
執筆:若松 義人
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iPhone下請けで…名だたる日本企業が“アップルのカモ”に!
アップルの下請けと化した日本企業はシャープだけではない。’12年、アップルはそれ
まで秘密としてきた部品供給企業の一覧を初めて公表した。ソニー、パナソニック、
シャープ、東芝、村田製作所、TDK、京セラ、日東電工、ローム……そこには名だた
る日本企業31社の名が並んでいた。それらの工場にはアップルの専門家が入りこみ、
調達先や工程ごとの所要時間などを徹底調査していく。こうしてアップルは製造原価
を正確に割り出し、シビアなコスト削減を要求してくるのだ。
去年夏、日本で初めての“アップル倒産”が起きた。神奈川県大和市の電子部品開発メ
ーカー・シコーである。同社は小型モーターの開発力に定評があり、携帯電話のマナ
ーモード用の小型モーターも同社が開発した。そんなシコーが、スマホ向けに新開発
したのが自動焦点用モーターだった。これがあれば、カメラのピントが簡単にくっき
りと合う。この技術がアップルの目にとまり、iPhone用に生産することになった。シ
コーは開発費をつぎ込み、生産能力も拡充したが、ある日突然、アップルからの注文
がゼロになった。納期はきちんと守ってきたが、財務内容の悪さをチェックされ、ラ
イバル企業に鞍替えされたのだ。売上高の50%以上をアップルに依存してきたシコー
は、85億円の負債を抱えて倒産した。
「これは他人事ではありません。日本のメーカーはアップル依存症になっている。で
も、日本企業がアップルへの依存度を高めれば高めるほど、アップルに切り捨てられ
たときの影響は大きいんです」(後藤氏)
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