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朝日新聞の巧みな煽動記事
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特に朝日新聞については、その主張にいくつかの決まり切ったパターンがあることを見つけた。
それは、以下の3つである。
・社会的弱者をいたわれ
・よその国の機嫌を損ねてはならない
・日本人を叱責せよ
朝日新聞がいつもこの3つのパターンで記事を書いていると想定すると、弊誌が過去に紹介した
様々な(弊誌から見れば「異様な」)主張も、なるほど、と思えてくるのである。
■9.日本人の国民性につけこむ手口■
このように朝日の異常な報道・論説を辿っていくと、確かに「社会的弱者をいたわれ」「よその国
の機嫌を損ねてはならない」「日本人を叱責せよ」のいずれかのパターンで書かれている。
実はこの3つは、日本人の国民性を巧みに突いた手口なのである。「社会的弱者をいたわれ」
というのは、日本人が持つ国民相互の強い同胞感に訴える。「よその国の機嫌を損ねてはなら
ない」とは、他者への気配り・思いやりを尊ぶ日本社会の特質に合致する。さらに「日本人を叱責
せよ」は、自己反省と向上意欲の強い国民性から、受け入れられやすい。おそらく朝日は長年の
経験から、この3つのパターンが日本人の国民性に強い訴求力を持つことを発見したのだろう。
これらの国民性は日本人の美質と言えるが、いずれも情緒的?なものであり、朝日の論調はそこ
を突くことによって、異様な主張をさも尤もらしく説くのである。