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贈賄側の3人、いずれも容疑認める 否認は秋元議員のみ
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カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)に現金を渡したとされる贈賄側の中国企業「500ドットコム」側の3容疑者が、
いずれも容疑を認めていることが関係者への取材でわかった。東京地検特捜部は3人の供述や押収した資料に基づき、現金などの賄賂を秋元議員に提供したとされる経緯を詳しく調べている。
容疑を認めているのは、「500」社の副社長を名乗る鄭希(37)、同社顧問の紺野昌彦(48)、同じく顧問で元沖縄県浦添市議の仲里勝憲(47)の3容疑者。
同社がIR事業で有利な取り計らいを受けたいとの趣旨で、2017年9月、秋元議員に現金300万円を渡したほか、
翌年2月には北海道への家族旅行の費用計約70万円を負担したとして逮捕された。
秋元議員の弁護人によると、秋元議員は特捜部の調べに対し、「一切身に覚えがない。金銭は受け取っていない」と容疑を否認。旅行費用についても「秘書に任せていたが、支払っていると認識していた」と否認している。