17/03/30 22:01:16.49 H4zCadKF0.net
関東大地震のとき、上野駅で働いていたうちの爺さんは
すぐさま客を誘導して上野の山に逃げたそうです。
歴史として語られていることは
東京は地震と同時に火の海になったといわれていますが、
そのときは、まだ出火していませんでした。
浅草や爺さんが住んでいた上野駅近辺の人たちも大した怪我もなく無事だったそうです。
そのうちに東京の国粋主義の人たちが
「朝鮮人がみなの家に入って、金品を略奪してまわっている」と騒ぎはじめたので
みな不安になって山を降りていったそうです。
爺さんは身体だけ無事なら、あとはどうにでもなるから降りるな行くなと制止したけど
不安に突き動かされる大衆を抑えるのは無理だったといいます。
山に残った人はわずかばかりでした。
そうするうちに東京のあちこちで火がつき、
それは何本もの巨大な火の柱となり東京のあちこちを走っていったそうです。
上野の山からみると皇居と浅草寺はそこにバリアでもあるように火が避けていったが
他は喰らい尽くすようにすべて焼き払ったといいます。
それで山を降りていった人たちとはその後誰とも合わなった。
みな無事だったのに東京の国粋主義者の人たちが殺したとしか思えないといっていました。
東京が燃え尽くしなにもなくると東京の国粋主義者の人たちが
「朝鮮人が井戸に毒を入れた」と騒ぎはじめました。
水を飲めれば助かった人も多いことでしょう、
助かった人は、なによりも水が飲みたかったのです。
国粋主義者とは一体なにがしたい人なのでしょうか?
そこに無知が加われば、全国民が絶滅します。
ポピュリズムの結果はこういうものです。