16/12/14 10:38:13.31 S3Lt2DRt0.net
URLリンク(mainichi.jp)
気象庁
緊急地震速報の精度向上法開発 同時多発でも識別
毎日新聞2016年12月14日 東京朝刊
気象庁は13日、地震活動が活発化した地域で、ほぼ同時に複数箇所で地震が発生しても
それぞれの震源を識別できる新たな分析方法を開発し、より精度の高い緊急地震速報が
出せるようになったと発表した。これまでは複数の地震が同時に起きると、同じ地震だと
判断して震度を過大に予測してしまうことがあった。
新たな分析方法では、観測された振幅の大きさや地震波が到達しなかった観測点の
データなどを判断材料に加え、震源を推定する。
気象庁は「多くの情報を同時に処理することで、予測した地震の規模や震源の場所などの
信頼性が向上する」としている。
気象庁によると、熊本地震では、19回の緊急地震速報が発表されたが、そのうち複数の
地震を同一と判断して過大に予測したケースが3回あった。新たな方法で試算した結果、
この3回もそれぞれ別の震源として判断できたという。
また、8月に緊急地震速報で最大震度7を予測する誤報が流れた問題では、地震学的に
あり得ない大きさを除外するなどシステムを改善したとしている。