16/09/22 16:20:27.88 vWJ4te660.net
やや不気味
富山県東部にある黒部ダム近辺で、2016年8月29日頃から小規模な地震が頻発している。富山地方気象台によれば、同地域での地震活動は9月12日以降さらに活発化。8月以降の観測回数は、すでに400回を超えているという。
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西暦863年7月10日。貞観5年6月17日。越中越後等の国、地大いに震ひき。陵谷ところをかへ、水泉湧き出で、民の蘆舎をこば(壊)ち、圧死する者おおかりき。これより後、毎日常に震ひき。
歴史家としての情報提供の仕事ですが、この地震を考える上で、9世紀の東日本太平洋岸地震(奥州地震・大津波、869年)の前後の状況を知っておく必要があると思います。
しばしばいわれるように、9世紀の列島の地震・噴火の様子は、現在に似ている部分があるからです。
869年の奥州大地震が2011年3月11日の東日本太平洋岸地震とほぼ同じ震源断層と津波の規模をもっていたことはよく知られています。869年の熊本県地震と昨日、
2016年4月14日の熊本県地震は、もちろん同じような地殻の運動ということはできませんが、
東北沖の太平洋プレートの沈み込みが起こした大地震・大津波ののちに起きた地震として共通性があるということはいえるでしょう。
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