16/08/31 21:05:07.78 G+8wj4Oh0.net
〇概況
・週間変動(H)で4cm超の異常が見られた点は先週に続いて多数点の55点 。その内5cm超の点は8点。 今回まとまって異常変動(H)が見られた地域は北海道のえりも周辺と中央部(15点)、
北海道の道南および青森県(7点)、 伊豆半島および伊豆諸島(10点)、滋賀県の琵琶湖周辺(4点)。
レベル4:北信越地方・岐阜県
今回長野県の長野栄で4.1cm、白馬で4.1cmの週間異常変動(H)が見られました。
隆起沈降図を見ますと、隆起と沈降が混在しています。
この地域はまだ不安定ですので注意が必要です。
10月ごろまでレベル4とします。
レベル1:琵琶湖周辺
今回滋賀県の彦根で4.0cm、水口で4.4cm、野州で4.5cm、三重県の楠で5.3cmの週間異常変動(H)が琵琶湖周辺で見られました。 レベル1として監視を続けます。
レベル5:南関東周辺
8月26日に鳥島近海で震度は2ですがM6.1の地震が起きました。 また、茨城県南部、新島・神津島近海でも震度3の地震が起きています。
今回4cm超の異常変動(H)が見られた点は、東京都の御蔵島で5.5cm、神津島1Aで4.9cm、三宅3で4.3cm、三宅2で4.0cm、 新島で4.3cm、千葉県の富津で4.2cm、静岡県の賀茂で4.1cm、伊東八幡野で5.2cm、南伊豆2で4.3cm、下田で4.1cmでした。
全体的に隆起傾向の中で式根島、利島、神津島および駿河湾沿いは沈降しています。 伊豆半島および伊豆諸島にひずみが貯まっています。
隆起沈降図を見ますと駿河湾沿いの地域が沈降しています。
東西変動図を見ますと房総半島南部、大島、八丈島は西変位に対し他の地域は東変位をしています。 境目にひずみが貯まっています。