15/07/03 15:38:19.88 +Vd/ln6p0.net
>>221
↓の信濃池田の地質図を見ると、馬羅尾天狗岩温泉(すずむし荘)は、
高瀬川系扇状地堆積物の上に建っていますが。地質の断面図を見ると、
地下には白亜紀後期(地質図では古第三紀)に生成された有明花崗岩類の岩体があり、
温泉水にラドンが含まれていることが容易に推測出来ますね。
URLリンク(www.gsj.jp)
>>218で紹介した北白川天然ラジウム温泉も
白亜紀後期に生成された比叡花崗岩の上にあり、
この花崗岩には褐簾石という放射性鉱物が含まれています。
花崗岩の放射能は岩体に含まれるトリウムやウランなどに由来しますが、
これらの放射性元素は微量過ぎて検出が難しいのですが、
褐簾石が生成されると、そこへ放射性元素が移動して濃縮されるようです。
>>222
うちの近辺にもスーパー銭湯がありますが、
自転車で山道を登るのが面倒なので、行ったことがありません。
生駒山地北麓にあるので、当然地下は花崗岩ですが、
一部の湯を能勢から運んでいるだけで、天然温泉では無いので、
放射線は無いに等しいでしょう。