アニメ監督だけど質問ある? 3カット目at NEWS4VIPTASU
アニメ監督だけど質問ある? 3カット目 - 暇つぶし2ch642:名も無き被検体774号+
23/12/16 12:46:42.75 hHfam1I00.net
作オタの制作進行って結構いますか?
作オタであることが強みになったりすることってあるんですかね

643:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/16 14:41:32.81 B/3GjWH80.net
>>626
料理評論家や美食家からしたらカスみたいな食いもんでも
ジャンクフード好きから支持されて日々量産されてる料理ってのがあるように
好きな人が居るから作られ続けるという側面がある

それなりにアニメリテラシーの高い人からすれば
「こういうお約束ってダサいよね」「こういうテンプレって擦られ続けてうんざり」みたいな手垢の付いたアニメやキャラでも、
それが人生初アニメなら新鮮に見られるだろうし
逆に玄人好みのアニメは大衆や海外には全くウケなかったりする

だからまあ「今更こんな描写されても萎える」と思うなら
そのアニメ自体があなた(視聴者)にとってNot For Youだったということでしかない。


>予算・人手 ・納期不足、キャリアの浅い人の回転の速さ、作品の量産などの問題で仕方がない
クオリティの高い低いにはもちろんこれらの問題が関係してくるけれど
『もう見飽きたいかにも『お約束』なキャラが出てきます』ってのはこれはクオリティの問題とは関係ない
そういうコンセプトで作ってるかどうかの問題なんだ


昔のフジテレビ社長の「嫌なら見なけりゃ良い」って発言が大炎上したことがあるけど
これってあらゆるエンタメにおける真理である側面はあって
誰にとってもフィットするエンタメなんて存在しないんだよね

だからこそ作品数の多さが重要で
より視聴者個人個人が、自分にドンピシャでフィットする作品に出会えるためにも番組・作品の多様性が必要だし
合わないものはたとえどんなにヒットしてても合わないことはあるというのも啓蒙していきたい

644:1
23/12/16 15:27:11.61 B/3GjWH80.net
>>627
滅茶苦茶影響あるよ
撮影って映像的には実質最終工程なので
そこまでの作画や仕上げ、美術といった工程で出来ないこと、出来なかったこと、その他全てを、撮影でなんとかすることが出来る(可能性がある)。
じつは、撮影会社や撮影監督によって出来ることの引き出しやクオリティ意識が全然違ってるんだけど、
何やってるか判りづらいこともあって、業界内の人であっても撮影の違いってわかってない人が多いと思う。
とはいえ、近年、旭プロの脇顯太朗さんという押しも押されぬスターダムが出てきたので、
まずは脇さんのお仕事から追ってみると面白いと思う。

ちなみに、撮影で単に素材を組み合わせる以外にやらないといけないことを軽く挙げていくと
・フレア、パラという画面にグラデーションをかける作業
 実はほぼ全てのアニメ、全てのカットで何かしらフレア・パラは入っていて、
 そのかけ方のセンスやテクニック、色のチョイスで画面のリッチ度や光の雰囲気が全く変わってくる
・実線処理
 描かれてる線をどう画面に出すかも撮影の腕の見せ所
 ただスムージング(アンチエイリアス処理)だけをやってる最低限パターンもあるけど
 多くの撮影監督が、より綺麗に見えるように、線端を尖らせたり、線細処理をいれたり、線に手描き風ノイズを与えたり等々工夫をしている
・セル処理
 ほぼ全ての作品がやってるのが頬ブラシ処理で、ほっぺをほんのり赤くするやつ
 その延長で、髪の毛のグラデーションや、瞳の透明感の表現のグラデーションといった
 通常のセル塗りの範囲を超えた質感の表現を行う
 これもベースとしては色ブレンド(色域ぼかし)といって、色同士をぼかしながら混ぜ合わせる加工が基礎にあるんだが
 立体のどの箇所かや輪郭からの距離、そのシーンの色や光等々、いろんな条件に応じてかかり具材をコントロールしたり
 ノイズ成分やテクスチャ成分を足して、深みのある塗りに見せたり等、一手間二手間加えてどんどんイラスト的な塗りに見せる工夫をすることもできる
 セル処理は、ただ手間を掛ければよいというものでもなく、
 動いたときやサイズ違い時に破綻しないかや、何千枚という処理枚数を現実的に捌ける工数に抑える必要がある等、奥が深い
その他にも作品や場合によって、
レンズ表現(収差やレンズフレア等)、空気表現(ディフュージョンやチンダル、波ガラス表現など)、3D表現(3Dレイヤーを使ったマッピングなどを、3DCGという工程ではなく撮影で対応するケースが多々ある)などを要求されることもあるので、
それらの知識や引き出しも必要。
これらの処理に加えて、各セクションでバラバラに作業していた素材を組み合わせる工程でもあるから
各素材の指示書きを読んで、それぞれの意図をくみ取って、映像として成立するように組み立てる必要もあるし
最終工程なのでいちばん残り時間が足りない中、締め切りに追われて作業しなければならないセクションでもある。
なので、判断力、センス、作業の正確さと早さ、各セクションや演出家の意思をくみ取る知識と実力も求められるので
過酷だし、めっちゃ人によってクオリティ差のつく工程だと思うよ。

ちなみに業界内では
脇さんや中西さんなど有名な撮影監督を擁する旭プロダクションと
同じく老舗の撮影会社のT2studioっていう撮影会社の2社に定評がある

>>628
作画したエフェクトが、撮影処理でほとんど見えなくなるケースはたしかにあって
作画マンや作画オタクが恨み言を言ってるのをよく見るけど
そりゃ描いた本人からしたら「俺の絵がよく見えねぇから駄目」ということになるのかもしれんが
あくまで作品全体のトンマナに合ってるかどうか、最終的にお客さんに届いている画面のクオリティが高いかどうかのほうが重要で
それでいったら急に作オタだけが喜ぶ場違いな作画がばばーんと出るより、撮影のエフェクトに置き換えた方が馴染む場合もあるからな
いろいろと考えてやってるんですよ撮影も…

645:1
23/12/16 15:32:35.29 B/3GjWH80.net
>>629
ナイショってことにしとくわ
>>635
現実的に考えて難しいんじゃない?
原作者が亡くなった時点ですでに放送中の作品とかだったら、
そりゃ当然、いつかは終わらせないといけないのでやるしかないけどね
すでに原作者が亡くなっていて、しかも未完って状態の作品だと、
そこから独自解釈でアニメ化するってのは、
ご想像の通りいろいろ配慮しなきゃいけないこともあるだろうし、難しいだろうなと思うわ
>>636
ちゃんと知ってるのはMAPPAは出られたということだけだな
まあ、もともとフリーの人ではあるから、独立というのも変な話だけど。

646:1
23/12/16 15:47:21.00 B/3GjWH80.net
>>638
『かくしごと』めっちゃよかったよね。たしかに村野監督は今後注目株かも。
オーバーテイクのほうはほんと安定のクオリティって感じで総じてレベル高かったけど
CGがショボいのが気になってのめり込めなかった…
>>639
演出が少人数なのは丁寧な作り方ってのは事実だけど
演出家が不足すると、通常どうしても人の取り合い、隙間の奪い合いになるので、
むしろ見かけ上の参加人数は増えるはず。
少人数で作り切れてるなら、そのためにプロデューサーが努力したってことだね。

647:1
23/12/16 15:53:52.92 B/3GjWH80.net
>>640
むしろ演出家としても監督としても、俺が思っていた以上のパフォーマンスを発揮しててすげえなと思ってる
制作側から聞こえてくる悲鳴みたいなのは、ひとつは目指すところが高すぎるせいと、
あとは会社側、管理側がクリエイター側の目指しているものに追いついてないことが原因でおきている不協和音だと思うので
gossoさんマジで新時代のスターだと思うわ
>>641
結局、『その作品で使える人材』っていう枠の中から、上位数名が総作監になる感じなので
その最初に集めた枠に上手い人が足りなければ、微妙な実力の総作監も存在してくるわな
ただこの「今はレベルが低下してる」みたいな言い方には違和感があって
どの年代のアニメとか見ても、けっこう微妙な絵の人が作監やってたりすることはあるし
もちろん今も激うまな作監や総作監は居るので
あくまで時代の差じゃなくて個人差だと思う
『今は作監のレベルが低下して』とか言っちゃうベテランはだいたい思い出補正で老害発言かましてるだけだと思ってる

648:1
23/12/16 16:03:21.99 B/3GjWH80.net
>>642
そんなに多くはないけどちょいちょい居るって感じ
作オタ知識が直接強みというほどメリットになることはあんま無いと思うんだけど
やっぱ作オタ気質の人のほうが、進行生活最初の1年を楽しく乗り切れるってのはあると思う
ただアニメが好きとか、声優が好きとかで業界に来ちゃうと、
実際に扱うのは作画素材なので、良し悪しもわからない中仕事していかなきゃいけないけど
作オタの人だと、まず普通に生原画見れるってところでテンション上がるし、
作画wikiで名前を知ってたような人と仕事できるってところでもモチベーション上げられるしね
そういう意味で作オタ気質の人のほうが生き残り率は高いかも
でもまあ最終的に出世してくれば、知識なんかも横並びになってくるので、
業界入りよりも前にどんなオタクだったかとかは関係無くなっていく
ぜんぜん作オタじゃないプロデューサーとかも多いしね。

649:名も無き被検体774号+
23/12/16 16:09:49.62 d5TfuwT70.net
23年秋アニメの撮影だと特に、まほ嫁の鈴木麻予氏とアークナイツの棚田耕平氏がクオリティ高いなと感じたのですが、監督目線だとどうでしょうか?
(中山氏はXにて、これから色々やるよーと呟いてましたね)

650:名も無き被検体774号+
23/12/16 19:33:44.27 suF9IJak0.net
>>645
原作者が他界されてる場合、やはり完結は事実上不可能なんですな…
「ハイスクール・オブ・ザ・デッド」とか「トリニティ・ブラッド」とか
今でもラスト展開が心残りです
原作者の遺族の同意の下に、出版社サイドが何とか出来たりしないもんなんですね
ちなみに、原作者が遅筆な作品もやり難いもんですか?

651:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/16 22:48:08.30 B/3GjWH80.net
>>650
その、『原作者の遺族の同意』を取るってところが一番難しいでしょ

そもそも創作に万人が納得する正解なんてものはない
>>643で触れたこととも通じると思うんだが、
誰かにとっては王道で面白いものが、別の人にとっては手垢の付いたテンプレ展開に過ぎない…なんてこともよくある話で
どんな展開を描いても、遺族や生前の知り合いの誰かからは絶対に「あの人はこんな話は書かなかった!」って文句が出る。

これは著作権の問題というよりは、倫理的、心情的な問題で
誰だったら正当な続編を描けるのかという正統性を確保するのは難しい。

原作者が生きてさえいれば、原作者が「コレでOK」って言えばそれで済む話なんだけどね。

だからむしろ、
ご遺族や関係者、知り合いなんかが全員死に絶えて、誰も原作者のことを知る人がいなくなるまで待てば
残された人が好き放題翻案しても誰も文句を言わなくなる。

あとは、生前から原作者が「俺が死んだら続きはこの人に託す」とかって意思を明確にしていれば
きちんと正統性をもって引き継げるので
ゼロの使い魔のヤマグチノボルさんとか、ゴルゴ13のさいとうたかをさんとかはそういう形で後を継ぐ人が続けてるわけだよね
そういう形でもなければアニメだろうがなんだろうが、故人の作品に手を付けるというのは
消費者が許してくれないと思うわ

652:名も無き被検体774号+
23/12/16 23:18:37.32 suF9IJak0.net
>>651
思慮の足りない考えで失礼しました

ただ、ファンである作品が未完で終わるのには
やはり遣る瀬無い思いもあるんですよね

653:1
23/12/17 05:27:58.84 YZEsO2N10.net
>>652
お気持ちはわかるが、
もし仮に原作者と違う人達が成り代わって続編を作って
仮にそれがクソゴミな出来だった場合は、なまじ原作者が生きてるときにクソアニメ化されたときよりも見てる人の怒りが大きくなる気がする
だからまあ、理想論としては生きてるうちになんとしても完結させてもらうというのが一番なんだよね、当たり前だけど…

654:名も無き被検体774号+
23/12/17 07:18:32.87 3YiB2DrH0.net
パクソンフさんのE&Hについてどう思いますか?

655:名も無き被検体774号+
23/12/17 07:41:00.05 YFxTHrvx0.net
>>646
なるほど
1クール作品で6本コンテ演出やってるとしたら
クォリティーにもよるけど1年くらいは拘束してるって事なんですかね?

656:名も無き被検体774号+
23/12/17 21:31:03.24 YxYOzQAn0.net
忘却バッテリーの中園真登さんってどんなクリエーターですか?

657:名も無き被検体774号+
23/12/17 23:50:30.64 YFxTHrvx0.net
監督はWIT制作のザ・ワンピースの事をどう受け止めてますか?
個人的には東映のスタッフがどう思ってるのか気になります

658:1
23/12/18 02:13:25.57 BpwpnO4c0.net
>>654
人材集めていろいろやろうとしてるみたいだね
ただ今やってる企画、どれも海外ウケはしそうだけど国内では微妙だろうなぁって感じのタイトルだった
>>655
まあ一般的なケースならそういうことになるね。
>>656
俺自身は直接ご一緒したことはないのでちょっとわかんないや
>>657
それでいうと、そもそも東映版のほうも初期から数えれば何度もスタッフの再編成がなされてきてるし、
何度も別働隊で劇場版作ったりもしてるから
「俺の作品だ」って思ってる東映スタッフも一人も居ないと思うぜ
長寿タイトルって共有財産というか、共同プロジェクトみたいになっていくので
『あ、こんどはそんな座組でやるのね、へぇ』くらいの感覚だと思う

659:名も無き被検体774号+
23/12/18 06:28:14.00 C4KysAyj0.net
演出家の方がアフレコに同伴する際の、ルールについて伺いたいです。
水星の魔女の中後半等が、顕著でしたが
演出家が2人
場合によっては3人以上居る時は、全員でアフレコに同伴するのでしょうか?
誰か一人がアフレコに同伴する場合は、どのようなルールや基準で、代表の演出が決まるのでしょうか。

660:1
23/12/18 14:29:14.92 BpwpnO4c0.net
>>659
基本、全員がアフレコに参加する。
演出家が複数いる場合は、通常それぞれの担当範囲が決まってるのよ
よくあるケースとしては、前半がAさん、後半がBさん…みたいな割り振りになってる
アフレコでも自分の担当する範囲について確認しなきゃいけないので、当然全員参加してもらわないと困る。

演出がなぜアフレコに居るのかというと、
声優の演技にイチャモンをつけるためだけじゃないんだよね
アフレコの時点では映像は未完成なので、
たとえばアフレコ映像では顔の描かれてないモブが、どんな年齢でどんな表情をしているのか説明したりとか
アフレコの時点では動きがカクカクしてて未完成な映像を、実際完成するとどういう風になりますって説明したりとか
そんな感じで、アフレコ映像について説明しないといけなかったりもするし、
アフレコ映像の時点ではマッチしそうな演技でも、その後完成系になると映像と合わなくなる…なんてケースもあるので
「この映像はこういう風に完成させるので、今の演技ではマズいです」とかって指摘をしたりもする

ぶっちゃけ大まかな演技の流れについては、シリーズ全体を通してアフレコに立ち会ってる監督や音響監督のほうがより解像度の高い演技指導が出来るんだけど
各カットの細かい技術的な内容把握は、そのカットの担当演出でないと判らない
アフレコに演出が居なければ、疑問点が出ても誰も判らないので困ることになる

ただし、スケジュール崩壊気味の作品で、膨大な人数の演出家がいる場合は
実は正演出だけでなく、特定の工程だけをヘルプでチェックする演出補佐、演出助手みたいな人が居るケースもある
そういうヘルプの人まで全員参加するということはないかも

661:名も無き被検体774号+
23/12/18 14:39:31.80 wxbh9X6d0.net
チェンソーマンも2024年ぐらい放送になりそう

662:名も無き被検体774号+
23/12/19 02:18:29.28 DDJkcpRa0.net
フリーレン,薬屋,アンデラ等、秋アニメは2クールが確約されてる作品が多い印象です。業界の流れとして2クール復活の兆しがあるのでしょうか?

663:名も無き被検体774号+
23/12/19 09:21:38.68 u6WjYKCq0.net
中割参考に関しての質問です。
中割参考の本来の意義としては、原画にしないでもいいけど、可能な限り原画担当の意の通りに動かしたい。
そういったフレームに対して、原画マンが後工程のためにラフな参考を作る事だと思うのですが。
レイアウト作業時から、原画作業に移る際に、中割参考って新たに書き直すのでしょうか。
ラフでもいいから、参考を入れる。
その上で、原画作業時に新たにラフな素材を書き直すのは、二度手間なように感じるのですが、どうなのでしょう。

664:1
23/12/19 13:57:04.97 m/3vDdCG0.net
>>662
あー実際2クール作品の企画じわじわ増えてきてる気がするわ
1クール作品と比べて売れなかったときのリスクは大きいけど、売れたときはコスパは良いからね
あと原作枯渇は間違いなくある
>>663
中割参考の意味はそれで合ってる
原画時に描き直すのかだけど
レイアウト作業後、演出や作監でレイアウト自体に修正が入った場合は
動画参考もその修正にマッチするように直さないといけないので、描き直さざるを得ないってのが大前提だね。
傍目には走り書きの大ラフに見えたとしても、それでもやはり線一本ずれたら動きが変わって来ちゃう繊細なものなんで
レイアウトへの修正にも対応したしっかりした参考を入れるためには、微細な違いだとしても描き直す必要がある。

ただし、レイアウトに対して一切修正が入らなかった場合は、当然レイアウト時に作った参考をそのまま使用できる可能性はある。
その場合はそのままレイアウトの束から参考を抜き出してきて、原画と混ぜて使用するケースはあるよ。
あと、そもそもそんな感じでどうせ描き直すことになるので
レイアウト時は「原画時ここに中割参考追加します」とメモだけを入れて、実際の中割参考は原画作業時に初めて描き起こすケースも多いよ。
演出や作監に「どんな意図でどんな絵を追加するつもりなのか」が伝わればそれで問題無いので、
歩き参考とかなびき参考、振り向き参考など、頻出するパターンの参考であれば、ツメ指示などでどこに入れる予定かさえわかれば
どんな絵が来るかもだいたい演出・作監なら理解できるので、わざわざ描かなくても共通認識が取れる。
イレギュラーな動き、独自の動きにするための絵や、音響で効果音が就くような絵であればレイアウト時に入れといて貰わないと困るんだけどね。
そのへんの判断が難しいなら諦めて大人しく描いといてもらったほうが良い。
めっちゃ上手い人になるとこの理論の応用で
一部の原画すら省略してレイアウト提出して、
「原画時にこのへん原画にします~」ってメモだけ添えるみたいなことをやるベテランも居る。
リピート系のなびきとかだとそれで問題無かったりするので。
ただ下手な人、素材理解の甘い人がこれをやろうとすると普通に事故ってリテイクになるので真似しないほうがいいけど。

665:名も無き被検体774号+
23/12/19 17:27:16.58 dTi5ov4H0.net
2024冬で神アニメーターが集結していそうなアニメはどこだと思いますか?

666:名も無き被検体774号+
23/12/20 00:09:25.13 VNnonJ+W0.net
ワンピースはJOENなんすかね?

667:名も無き被検体774号+
23/12/20 06:45:54.97 gDzKV0/a0.net
フリーレンの成功について、当然と思ったかそれとも意外だったかスレ主監督のご意見賜りたく

668:名も無き被検体774号+
23/12/20 17:00:20.03 y61b64w20.net
「2024年入社」のアニメーター募集告知→実際は「業務委託」だった 「結城友奈は勇者である」制作会社が謝罪
URLリンク(nlab.itmedia.co.jp)
最近社員を拡充する制作会社が増えていて業務委託への風当たりが強いと思いますが
業務委託にもメリットはあるんでしょうか?

669:名も無き被検体774号+
23/12/20 17:01:58.10 y61b64w20.net
>>668はアニメーター側の視点での業務委託のメリットと書く予定でした
すいません訂正します

670:名も無き被検体774号+
23/12/20 19:36:44.99 AipHdec50.net
監督さん
1カット8000円
5カット4万5000円
10カット10万円
みたいな交渉の仕方はありですか?

671:名も無き被検体774号+
23/12/21 03:12:33.69 DMEHyYYy0.net
今年でいうと鬼太郎やトットちゃん等、口コミで「これ面白いぞ」と話題になる劇場アニメがありました。こういった作品って業界内では放映前から「〇〇面白いらしいぞ」と噂になってたりするのでしょうか?

672:名も無き被検体774号+
23/12/21 06:48:06.31 kSKKG9SC0.net
未だに、作業工程がデジタルで統一できない。
この様な書き込みをXで拝見したのですが、クリスタがここまで浸透したうえで
アナログであり続ける方は、何故アナログにこだわるのでしょうか。
アナログだから悪いなんて思いませんが、アナログでできる事ってほぼデジタルでできるように、見えてしまいます。

673:1
23/12/21 11:06:50.80 0mlws4HC0.net
>>665
特段耳に入ってる情報は無いなぁ
>>666
そうなんじゃない?
>>667
もともと個人的に知ってはいたから名監督になるとは思ってはいたが
それでも「ぼっち」のほうをここまで見事に成功させるのは予想以上だった
ただフリーレンのほうは、ぼっちざろっくで実力を見せつけた上での話なので、この成功も意外というわけではないって感じ

674:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/21 11:35:46.21 0mlws4HC0.net
>>668
実態としてはどう考えても業務委託のほうが正しいというか
アニメーターという仕事が、一般的に想定される「社員」という働き方と噛み合って無すぎるので
まあ普通に考えたら業務委託になるよなと思うんだけどね

たとえば芸能事務所が
売れるかどうかもわからんアイドル候補生を、全員正社員登用できるかって言ったら絶対無理なわけよ
何人に一人モノになるかわからんわけで
でもなぜかこれがアニメーターだと社員にしろって言われちゃうんだよな

とはいえ新人アニメーター側からすれば、社員で取って貰えるなら基本的にはそっちのほうが良いよ
雇用保険、健康保険を会社が負担してくれるとかの金銭メリットがあるので。

675:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/21 12:02:35.31 0mlws4HC0.net
>>670
この書き込み、670氏がアニメーター側なのか制作側なのかでも答えが変わってくる面白い質問だね

まず結論から言うと、まったくナシとまでは言えないけど、普通はそういう交渉にはならないと思う。

アニメーター側の感覚からいうと
1カットしか取らない代わりに安くて良いですよってのもすげー変な感じがすると思う
むしろ逆に、どうしてもその1カットを俺に頼みたいなら単価積んでくれよって感覚になると思うぜ

これが10カットとか、カット数が多くなれば、軽いカット混ぜてもらって総カロリー調整してもらえるけど
カット数少ないなら必然的にそれ自体が重くなるケースが多いし
カット数が少なくても打ち会わせとか資料把握の手間は変わらないわけだから
単価調整という意味では少ないときこそ調整してくれよという気持ちになるケースのほうが多いと思う

そもそも基本的にはアニメーター側が「1カットでもいいし10カットでも良い」ってケースはあんまりなくて
10カット作業できる時間があるなら10カット取るし、1カットしか出来ないなら1カットしか取らないというだけの話であって
仮に10カット作業できるくらい暇なのに、ふっかけたせいで1カットしか仕事が来なくなってもそれはそれで困るからね。


逆に制作側の立場から考えると、
そういう「まとめてやってくれるなら条件オマケしますよ」的な交渉をしたいケースはあると思う。
ただそのまま言っちゃうと、前述の通り、アニメーター側の感覚からは受け入れがたい交渉になってしまいがちなので、
普通は『ノルマ(目標数)設定型の半拘束』という形で交渉を持ちかけるケースが多いと思う。

結果だけ見ればほとんどいっしょに思えるけど、単価調整と違って半拘束という形を取るのは、
目の前のこのカットをどう捌くかという発想ではなく、先々に渡って仕事を確保しますよ、斡旋しますよという先を見据えた話が前提になることだね


そもそも前提として単価交渉って、数じゃなくて内容がベースになると思う
止めパク10カットよりもアクション1カットのほうが大変なことだってザラにあるし。
そこは制作とアニメーターどちらにとっtめお、絵コンテをいっしょに見ながら交渉していくのが妥当と思える条件を引き出す近道だね
数で金額を決めちゃうとあとから後悔することのほうが多い

676:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/21 12:36:31.90 0mlws4HC0.net
>>671
大物スタッフが多数参加してると「なんかあの作品めっちゃ金使ってるなぁ」みたいなレベルの噂が起きることはあるけど
当然だけど、内容は公開されてみないとわかんないから、
面白いらしいとか、クオリティが高いらしいって話は一般視聴者と同じタイミングでしか知れないよ

>>672
屁理屈みたいになって申し訳ないけど
>アナログでできる事ってほぼデジタルでできる
というのと同様に、『デジタルで出来ることはほぼアナログで出来る』ので、だったらべつにアナログでもええやんって話

デジタルで統一しないと出来ないような表現とかがあるならそりゃいずれデジタルが紙を淘汰すると思うんだが
いまのアニメで求められてる表現のほとんどは別に紙でも出来る

その上で、細かい使い勝手を考えると、未だに紙のほうが優れてる部分もある。
(たとえば複数人の修正の一覧性などは、デジタルだとレイヤー構造が複雑になってしまって非常に見づらい。紙ならぱっと見でわかる)

それだったら、好きな方を使えばいいよねって状態のほうがむしろ当然だし、健全だと思わない?
どっちでもいいじゃん、良い絵が描けるならさ。


むしろ逆に、なんでデジタルで統一したいと思うのかを聞いてみたいね。
紙とデジタルが混在するデメリットとして、データ変換に伴う手間や劣化(スキャンや印刷時の劣化、解像度ミスなど)とか
紙だと直接素材を輸送しないといけないのが手間というのは言われるが
そこは制作進行側、会社側が吸収できる手間だからね。

そりゃもちろん、世界で誰も使ってない独自の形式で納品しますとか、俺は紙じゃ無くて彫刻で原画を表現しますとかって言われても対応できないけどw
紙や画像データで納品されてくる限りはどうとでも扱えるので、だったらお好きな方法でどうぞというのが現代のアニメ業界。

677:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/12/21 12:50:25.04 0mlws4HC0.net
こう言うとまるで俺がアナログ派に見えるかもだが
俺自身はもう何年も前からデジタル派。

でも、それは単に俺にとってデジタルのほうが便利だというだけで、
俺以外のスタッフがどちらを選んでても構わないし
業界の大多数がそう思ってるから今の現状があるんだと思う

Twitter上ではたまにデジタル過激派みたいなのがはよデジタル化しろと叫んだりしてるけど
それは自分の好みを押しつけてるだけの自己中だと思うわ

678:名も無き被検体774号+
23/12/21 13:33:09.38 jGrtHM7j0.net
>>674
なるほど
ありがとうございました

679:名も無き被検体774号+
23/12/21 19:19:10.62 jGrtHM7j0.net
URLリンク(cgworld.jp)
面白い試みと思う反面撮影やCGスタッフの人員とコストが増加するのがネックになりそうな話にも感じます、1監督のご意見を伺いたいです

680:名も無き被検体774号+
23/12/21 22:10:49.62 kSKKG9SC0.net
監督という立場から見て、何でこの作品の人気がないの?
と疑問に思う作品って何でしょうか?

681:名も無き被検体774号+
23/12/22 00:09:04.42 yBMWXeaM0.net
全く関係ないですが、山本健さんってどんな方かご存知でしょうか

682:名も無き被検体774号+
23/12/22 01:30:58.64 Qe3UHxTW0.net
素人目線なんですが、コンテマンって視聴者の感情をコントロールできる役職ですごく楽しそうに見えます(その分、大変なのは間違いないだろうけど)。監督さんはコンテを切る楽しさってどういう点だと思いますか?

683:名も無き被検体774号+
23/12/23 01:39:33.97 Mns24ttY0.net
神アニメーターとは趣旨が違う気もしますが、以下の作品はアニメーション面でも面白そうだなと感じました。監督目線で以下の作品はどう映っていますか?

〇ダンジョン飯:
TRIGGER制作で凄腕が集まりそうな予感。PVからもアニメーションの力強さを感じる。コアにあたる飯がめっちゃ美味そう!
〇ゆびさきと恋々:
手話を中心に派手さはないものの日常の芝居がとても丁寧に見えた。村野監督なのも相まって、本腰を入れてる制作ラインにも思える。レイアウトも楽しみ。
〇メタリックルージュ:
ボンズ記念作で相当力が入ってそう。人型サイズのロボがスタイリッシュに戦闘をしてるのが唆る。みんな大好き中村破片も拝めそう。
〇ぶっちぎり:
PVからキャラに躍動感が見えた。個性的なキャラやシーンが散見されユニークに富んでいる。内海監督なのも相まって期待大。
〇BURN THE WITCH 0.8:
空をかける爽快なアクションは勿論のこと、エフェクトの色使いや照明による雰囲気の演出が特に秀でるように感じた。

684:名も無き被検体774号+
23/12/23 05:44:26.86 YzLstA+o0.net
今期は No.9 制作アニメが (来期も控えてるのに) 中華の聞いたこともないような会社に丸投げされていて、部外者でもクレジット見れば分かる酷い惨状でした
必死に尻拭いさせられている方のことを思うと胸が痛みますが、なぜあんなことになったのか、監督が知っていること / 業界内での噂はありますか?
外野から見る限りは、大して社内アニメーターも太い人脈もないのに身の丈に合わない短スケジュールの案件を請け過ぎたのが原因に見えます (最初から放送延期しておけば…と思うが、放送延期したところで品質は上がらないと損切りされた結果か…?)

685:名も無き被検体774号+
23/12/23 06:43:10.13 qTv+U/RX0.net
隣の天使様はどうなるんでしょうね。
監督がハウスネームだったらしいので普通だったら制作会社変更になり得ますが、まだ2期なのでNo.9で続行という可能性はなくはないでしょうね。

686:名も無き被検体774号+
23/12/23 07:31:16.94 qTv+U/RX0.net
今年のNo.9は無茶しすぎな印象でしたね。
小さい会社なのに今年は5本もやりましたからね。
「TVアニメを毎年1本以上単独制作」で「年2本以上になることがざら」という条件で、
高クオリティな作画を維持できているアニメPは動画工房の小林涼さんぐらいでしょう。
今年は推しの子の他にも白聖女と黒牧師もやってますからね。あのキャパはどこから来てるのか驚きですね。
(CloverWorksの梅原翔太さんやマッドハウスの福士裕一郎さんでも厳しい気がします。)
あれは動画工房の方針によるものなんでしょうね。
傘下の制作進行やグロス請けを多めに付けるとかやってそうですけど、
小林Pのキャパ超えてしまったら別の人がアニメPをやる感じだと思います。


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