23/06/10 09:21:32.59 XmIKl3aj0.net
半年ほど前から陰ながら見させていただいてます。いつも本当にありがとうございます…!
恐縮ながら、監督にいくつか質問があります(超長文ですみません…)。
1. 最近クレジットされる総作画監督や作画監督の数がかなり多い作品をよく目にしますが(最近だとスパイ教室とか)、どんな状況でそうなってしまうんでしょうか?
作監が多くてかつパース諸々慢性的に破綻してるような作品もありますが(特に手塚プロ…)、スパイ教室の例だと作監がめっちゃ多い割にはしっかりリッチなフィルムになっていたり、同じ作監の多い作品間でも差があるように感じます。
このスレでの監督のレスやほかでの情報などから、素人目には
1. フリーランスアニメーターが争奪戦で、かつスケジュールがギリギリにつき原画フェーズで上手いアニメーターさんを多く呼べなかった
2. 一旦そこまで上手くないアニメーターさんにとりあえず原画を作らせて一度形にする
3. 作監であれば上手い人に入ってもらいやすい上にアテンドする人数も原画よりかは少なくできるので、動きは出来ているが絵が微妙な原画を作監フェーズで人海戦術で大量修正
4. 結果的に視聴者に見せられるフィルムが出来上がる
という感じかなと予想してます。
…その一方で以前「ガスバーナーでボーボー🔥」状態だと仰っていた水星の魔女では、クレジットを見る限り原画が尋常じゃないほどに多くて驚きました。
原画マンが多ければ多くなるほど(人によってどうしても癖が出る)絵柄の統一のために作監が大量に必要になると認識してます。
一方、水星の魔女の作監数は(超カロリー高そうなロボ作画もあることを鑑みると)かなり少なく抑えられていて、スケジュールが極めてカツカツらしいことを鑑みると不思議です。
水星の魔女はガンダムのネームバリューと潤沢な予算があるでしょうし、作監フェーズで大量修正ではなく、
作監修正せずともそのまま使える上がりを出せるような上手い業界各所のアニメーターさんを大量に札束とネームバリューで殴って拘束契約してるのかなと勝手に想像しているのですが、実際このあたりがどうなっているのか教えていただきたいです。