アニメ監督だけど質問ある? 3カット目at NEWS4VIPTASU
アニメ監督だけど質問ある? 3カット目 - 暇つぶし2ch219:名も無き被検体774号+
23/05/25 01:21:24.77 GpagC2qfd.net
巷で話題の東洋経済アニメ特集をどう思われましたか? 某監督曰く、今の業界を知るにはもってこいだとか。私的には、アニメ業界が本格的な経営にシフトして、成熟していく過渡期なのかなと感じました

220:1
23/05/25 01:59:02.79 1DGynLwx0.net
>>219
話題になってるヤツね
予算だのスタジオランクだのがTwitterで一人歩きしてるけど、元雑誌を読めてない。
近々読むつもりではあるので、そこで改めてコメントしようかと思います。

221:名も無き被検体774号+
23/05/25 18:29:01.84 l5qCvOgg0.net
好きな劇伴作曲家っていますか?

222:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/25 18:44:30.94 1DGynLwx0.net
>>219
東洋経済買ってきて軽く目を通した
まだ全部は読めてないけど話題になってるページは読んだよw

総じて感想としてはよくまとまってるな、という感じで
ビジネスとして、あるいは業界としてのアニメを知る上でちょうど良い一冊だと思うわ
委員会システムの仕組みについての解説もそうだし、
ソニーグループが帝国化してる件や、ネトフリの投資失敗の件なんかもそれぞれ経緯が解説されてて、
一般の人がアニメ業界を知るためにはもうこの一冊で十分だと思うw

クリエイターサイドではなく、委員会Pサイドがいま何を考えて仕事をしているのかって表に出てくることはあまりないので
まあもちろん雑誌向けにきれい事を並べてるのは前提としても、
それでも作品では無く業界について興味があるって人は買って読んだほうが良いだろうね。後悔しないと思う。

今Twitterだと、記事内のサンプル予算表についていろいろ言われていて
1話当たりの予算として、脚本・絵コンテが25万円なのに対して、
演出が180万円、監督が300万円、作画監督も300万円が計上されているんだが
こんな予算表あり得んだろ、と叩かれたりしてるのよ。

これは実際その通りで、たとえば俺の前回作品の予算表(1話当たり2000万円程度)を見ると
1話あたりの予算として、絵コンテ、演出はともに35万円、監督が45万円、作画監督が60万円で組まれていて
(これスタジオ側の利益分込みの値段なので、実際にクリエイターが貰えるのは30万、40万、50万くらい)
一見、実態とはズレたアンリアルな数字に見える。

ただ、演出家、監督、作画監督の人達って、
これとは別に「予備費」「拘束費」といった名目で、いわゆる「拘束」を別途受けているので
毎話数あたり数百万円、単価とは別に余分にコストがかかっているのが当たり前なんだよね。

東洋経済での予算表は、「拘束費」の名目がないので、
かかっている拘束費を演出、監督、作監それぞれの項目に割り振っている表なんだと思う。
そう解釈すれば(だとしても一部疑問は残る数字ではあるけれど)、それなりに十分「あり得そう」な予算表として見ることが出来ると思う。


具体例を挙げると
たとえば演出の単価って上でも言ったように30万くらいなので
180万ていう数字だけ見ると嘘にしか見えないんだが
単価とは別に、毎月20万円の半拘束を半年貰えば120万になって、単価を合わせると150万円くらいの仕事になるってことは実際ある
これにスタジオ側の利益を30万乗せて180万円で予算組みすることはぜんぜんあり得るのよ。

目の前の「演出費180万円」という数字だけを見て、Twitterで「こんな数字おかしい!」って吹き上がってる人達は
リテラシー無いのを世間様に晒してる恥ずかしい人達なので生暖かく見守ってあげましょう。

223:1
23/05/25 19:48:01.81 1DGynLwx0.net
>>219
3度目のレスですまんw
言葉尻を捕まえて話を広げちゃうんだけど
「アニメ業界が経営にシフト」と言うとちょっと違うかなーとは思う。
東洋経済でもインタビューを受けていたTMSなんかはその代表例で、
近年中抜きだけして下請けに丸投げしてるタイトルが爆増していて、
これって経営にシフトしたんじゃなくて、
現場稼業を捨てて搾取する側に転身しようとしているという、ただそれだけの動きとして考えた方が良い
いかにも自分はアニメスタジオでございって顔をして、現場クリエイターの代弁者みたいな顔でインタビュー答えてるけどね
こういう巨大資本に現場労働者が搾取される構造って、なにも今始まった話でもなければアニメ以外でも同じだと思う
そのやり方の一端が今の製作委員会方式だったり、広告代理店だったりするというだけで、
昔はこれがオモチャ会社だったりテレビ局だったりしたというだけ
何も本質は変わっちゃいないと思う。
東洋経済のP40~41を見て欲しいんだが
業界縮図の中にばつーんと線が引かれていて、「資本家(制作委員会)」「労働者(下請け制作会社)」で切り分けられてるでしょ
これ、「下請け制作会社」って見出しのすぐ下に『元請け制作会社』って書いてあるのが皮肉なもので
つまり元請けスタジオって、アニメビジネスの中では「下請け」に過ぎない、搾取される側の会社なんだよ。
そして、この搾取する側とされる側の間に横たわる壁を乗り越えたければ、
自分でアニメを作ることを諦める必要がある(事業としては儲からないため)。
この構造を受け入れた上で、勝ち組側に回りたくて足掻いている会社があるという現状を
「経営にシフトしている」とか「業界が成熟している」と評価するのはなんだか違う気がしてしまうな。
もちろん言いたいことは判るんだけどね。

>>221
居ないんだなぁこれが…。
ああでも監督作品で組んでくれた作曲家さん達はみんな凄腕の人達だったので、強いて言えばその人達かな

224:名も無き被検体774号+
23/05/25 20:50:23.37 Rs1QWspe0.net
>>217
1がアニ専学校を酷評してるのは重々承知してたが
なんだかんだで、業界への人材供給源としては最大規模という認識で
それなりに持ちつ持たれつの関係が、成立してた気がしてたんだが…
なんか下手したら、そのうち社会問題レベルに発展しそうな気がしてきたw
アニ専学校の経営陣ってのは、アニメ業界とは完全な別系統なんかね…?
東洋経済は先ほど帰り道で買ってきて、これから精読するんだが
この問題には触れてないよね…
それと1って演出とかで既にタブレットとか使ってるの?

225:名も無き被検体774号+
23/05/26 00:21:59.87 8jPfaHd40.net
好きな電撃文庫の作品は?

226:名も無き被検体774号+
23/05/26 02:24:32.26 5BYQswEb0.net
>>223

成程。確かにTMSの例だと、現状の”製作/制作”関係から変化は無く、根本の解決に至りませんね。では、ツイン製作/子会社制作(ジェノやコロリド等)の場合だとこの問題は解決しないのでしょうか?
以下は素人意見なのですが、制作スタジオの乱立も問題なのかなと思うのですが如何でしょうか?

227:名も無き被検体774号+
23/05/26 16:18:32.86 4mF8gYOb0.net
>>207
元レス(204)したものです。ありがとうございます。(原作展開を変える)大がかりなものでなければ、割と頻繁に行われてるんですね。
いい意味で忖度ない意見出しが多い作品ほどよりいいものになるのかな…と、思ったけど原作者(漫画家)とかの場合だと一概に言えないですね。
読者的には「原作者構成脚本」みたいな謳い文句を見ると安心してたけど、アニメスタッフからすると頭抱えてる場合もあるって言うのが、びっくりでした。
それでコケて「原作者ガー」ってこぼしても、事情を知らなければ「そんなわけあるか、責任転嫁だ」って言われそうだし、現に約ネバはそんな感じだったしなぁ……

(ちょっと話は変わるけど)
このスレで前々から
「批判は読解力、知識が足らなくても(理解できてなくても)できてしまうもの」
ってのは言われてるけど、そういった認識の差とか読解力の差とかで歯がゆい思いをしてる制作陣もいるのかなぁ…とか……
(例えば演出なら)そういう作風でもないのに、なんでもかんでも分かりやすく演出するのも違うし。
難しい所をどう演出するかが腕の見せどころで、楽しい所だと思うけど「受け取り手の問題」の可能性もあるわけじゃないですか。
そこを嘆いたら批判されそうだし……
上である通り、ある程度は割り切って楽しんでる人に目を向けるっていう人がやっぱり多いんですかね?

228:1
23/05/26 16:21:09.25 7ykk4fof0.net
予算の件は
>>222で言いたかったことを
森田宏幸氏がTwitterで具体的に代弁してくれてるので、気になってる人はそれを見に行くのもいいかも

>>224
専門学校が人材供給源として最大規模ってのは、もうまさに仰るとおりなんですよ
そして、そこがむしろ最大の問題を生んでる
つまり、専門学校や、専門学校ですらない代アニみたいな私塾が
詐欺とまでは言わなくとも、実効性の薄い教育で学費を搾取しているのだとしても
アニメ業界を志望する若い人がそこに集まっている以上、
アニメ会社側としては専門学校に求人を出さなくちゃ新人を集めることができないでしょ
で、アニメ会社としては直接専門学校から金銭的な被害を被ってるわけじゃ無いから
敢えて声を上げてまで「専門学校に入っちゃ駄目だ」とわざわざ言うことも無いわけ。
これ、たとえば声優の専門学校とか
最近だとeスポーツやyoutuberを目指す専門学校とかまで出てきてて
そういう学校って、実際にプロになれる確率なんて限りなく低いのに、
無知な学生さんを「プロになれるよ」と騙して学費をむしり取る悪徳業者がたくさんある
実際問題になってるし、定期的にネットでも話題になってると思う。
ただ、実際にシラバス通りのカリキュラムで授業が行われている以上、詐欺として訴えることは出来ない。
若い子の時間とお金、下手すると人生をも奪う、良心があったら出来ない商売ですよ。
ただアニメーターとか制作進行の場合って
それなりに就業人数が多くて、プロ入りすることだけならばどこかしらのスタジオには引っかかるようになってる
その後生き残れる確率が1割以下だとしても、卒業時点での業界就業率ってすげー高いのね。
なので、ぱっと見ではそれなりに就職実績を出してるように見えるので、なかなか問題視されない現状があると思う。
社会問題になってもぜんぜんおかしくないと思うけど、
本質的に学校が提供するサービスって、授業や講義を実施することであって
その後の人生でそれが生かせることを保証してくれるサービスではないので
じゃあどんな授業は無駄で、どんな授業だったら有効なのかなんて線引きすることも難しいわけじゃん。
やはりあくまで基本的には、業界内の自浄作用でもって有効な教育方法を見つけていくしかないんだと思うし
言うならば、今回のNAFCA設立はその一環だと思う。
ちなみに業界人からはササユリとカニバるのではという意見が多いんだが
個人的には、ササユリは業界の会社への研修制度への提供などのアプローチが主体に見えるので
専門学生やこれから業界入りする新人へのアプローチを主とするNAFCAとは狙いが違う気がする
ただもちろんやりたいことは被る部分も大きいので、今後どうなっていくかだね。
演出作業に関しては俺は9割方デジタル作業だね
コロナ以前までは紙だったけど、そのあたりで液晶タブレットがだいぶ安くなってきて、デジタルに切り替えた
>>225
先輩とぼく

229:1
23/05/26 17:17:52.20 7ykk4fof0.net
>>226
そもそも何を持って解決すると言うのかですよね
資本家と労働者の格差なんて、アニメ業界だけでどうこう出来る問題ではないので、
ある程度受け入れてやっていくしかない部分もあって
少なくともいち労働者であるアニメーターや演出家がぼろ儲けできる未来なんてそうそう来ないと思う
その代わりに、先人達が勝ち取ってくれた権利である著作者人格権や氏名表示権だけでも守り抜く方向で考えた方が良い気もするし…。
ツインエンジングループについても、あれって結局
ツインエンジンっていう資本家側と、そこが出資するのと引き換えてにがんじがらめに権利が縛られてる弱小スタジオたち…
っていう、哀れな奴隷関係そのものでしかない。
むしろスタジオ側からすれば、資本が入っているせいで、委員会側に楯突くことが一切許されないので
より問題のある支配構造が強化されてるとさえ言えるでしょ。
たとえどんなに理不尽な要求でも、資本抜いて会社潰すよと脅されたら終わりだからね。
あれが理想型とはとても思えないけど…。
だからそういう支配構造みたいなものから抜け出したくて、みんな独立してスタジオ作るんすよ。
大きいスタジオやグループほど、強固な支配構造があって、
クリエイターや作品を守りたくても、会社としてそれを許されないことも多々あるからね
そこを独立して独自資金で回して
いくつかのメーカーから平行して仕事請けられるようになれば、理不尽な支配を受けずに済むようになる。
俺としては健全な業界のあり方ってむしろ
どこか巨大資本があらゆる現場を支配するようなあり方よりも
小さめの独立系のスタジオが、作品に合わせて是々非々でやっていく方法のほうが、文化の発展のためにも良いと思う。
スタジオ乱立というと聞こえは悪いけど、選択肢は多いほうが良いに決まってるじゃん。

230:名も無き被検体774号+
23/05/26 21:53:17.49 VKL7txPZ0.net
>>228
長文の丁寧なご回答に感謝です

なんか抜本的な打開策って、ちょっと思いつかんな…
こういう場合は、海外を参考にするのが多いんだがあちらの実態はどうなんだろう?

声優学校の場合は、大物ベテラン声優を講師に招聘してるし
作画の方も、同じ様な事はしてないんだろうか…

ササユリ動画研修所の存在は正直よく知らんかった
結局のところ、未熟は承知の上で入社後に鍛え上げていくしかないのかな
NAFCAも一定の効果はありそうですね

ところでタブレットの研修とかはどうしてるの?
自分たちで取説読むだけとか、外部から講師を招いたりとか?

231:名も無き被検体774号+
23/05/26 22:18:52.82 5BYQswEb0.net
>>229
◾︎ツインの件
グループ内で資金をやり繰りして、各スタジオがやりたい事を実現する狙いかと思いましたが実態は黒めなんですね。つまり、レヴォルトは主が仰ってる独立の例?
◾︎スタジオの数や改善等
ゲームのような、"パブリッシャー/デペロッパー"の関係がアニメでも実現すればと思うのですが、前提として製作は絵を描く側では無かったり、役割や業界構造も違うので難しいですよね···
◾︎その他
『タイバニ2』が例に挙がっていましたが、ネトフリは主が1~2カットで書いていた通りやはり失敗なんですね。
私自身、dアニメやアマプラなら見ようかなと思いますが、ネトフリは尻込みしてしまいますね(12月だけ入会して一気見してる)。
最近だと、アマプラが強めのタイトルを独占配信したり、アニメ公式垢を開設したりと勢いが強い気がしますね

232:名も無き被検体774号+
23/05/26 22:35:30.33 VKL7txPZ0.net
割り込みになって申し訳ないが
どこの業界も大規模事業者による寡占よりも
中規模複数の群雄割拠の方が面白いよなw
自動車とか電機業界も、昔は各社個性豊かな製品展開で
ガラパゴスどころかカンブリアだったが、それがまたよかったよ
今は尖がった製品は僅かで、いかに安く部品調達するかで
似たようなモノばかりが多くなってしまったわ…
アニメの場合は、ソコまで効率至上主義に陥る事はないと思うけど

233:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/27 03:07:56.94 HmecQZhG0.net
>>227
そもそもさ
創作物が面白い・面白くないって、本当に奇跡のバランスで成り立ってることで
アニメ側のスタッフだろうが、原作者だろうが、必ず100%の確率でヒットを飛ばせるなんて人はそもそも居ないし
一度ヒット作を生んで、それと同じスタッフが同じ論法で作っても、何故か失敗することだってある…という、そういうものなんだよね
なので原作者が関わろうが何しようが、何故か失敗するときは失敗するってもんなので
そこが創作の難しいところ。


批判の件、みんながどう受け止めてるかなんてほんと人それぞれだからなぁ
そもそも人によって、自分の作品がどう評価されたがってるかすら全然違ってたりするのよ
たとえばヒットしたい、有名になりたいと思ってアニメ作ってたら
「爆死」「ブルーレイの枚数出ず」とか煽られたらショック受けるかもしれないけど
あくまで「俺は作画を極めるんだ!」ってつもりでアニメ作ってる人からしたら
売れるとか売れないとか知らんがな…って感じで一切ショック受けないわけ
その代わり、どんだけ売れてようが、「作画がイマイチ」って書かれたらそれだけでめっちゃショック受けたりもするだろうし。

実際どんなこと書かれちゃうか次第ってのもあるし
人それぞれ、受け止め方はいろいろだと思うよ。


>>230
声優学校の大物ベテラン声優なんかも完全に客寄せパンダで
年に1回イベントで来るだけの大物を大々的に宣伝してるだけとかもあるしね
そもそも大物が教育者として優秀かはぜんぜん別モンだし…。

あと、すっげー残酷なこと言うんだけど
こういうクリエイティブ系の業界の宿命として
どうしても、才能が不足していて、適正の足りない子も居るのよ、残念ながら

業界のプロの立場からすると、正直そういう子はさっさと諦めて、別の道を選び直した方が良いと思うんだけど
専門学校の立場からすると、そういう子であっても、自分の才能のなさに気付くこと無く、
卒業まで学費を払い続けてくれるほうが良いわけじゃん
なので、自然と授業内容とか学校内の課題ってすげーヌルくなっちゃうのよ。
いまの専門学校のカリキュラムがなんでダメかって、この構造的問題が根本にあるんだよね。

234:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/27 03:19:02.55 HmecQZhG0.net
>>230
タブレットって別に難しくないので独学っすよ。
極論、紙でやってることと同じことをPCでやればいいだけだし、
データの仕様とかは各社それぞれ注意事項とかデータテンプレートみたいなの用意してくれるからそれに従えば良いし。

>>231
レヴォルトが実際どういう事情でああなったかまではわからんけど、そういうことなんじゃない

ツイングループにしても、資金を出す側、貰う側のヒエラルキーをグループ内に作り上げてるだけで、
スタジオが自主的に作品を企画制作できているわけじゃなくて
美味しいところは山本P率いるツイン本体が巻き上げて、
各スタジオはそこからもらったお小遣いで制作をやりくりしている状況には変わらないので
そういう意味では従来と何も変わらないと思うよ。

ゲームのパブリッシャー/デベロッパーの関係と、アニメのメーカー/スタジオの関係ってすっごく似てると思うけどね
実際、ゲームも中小のわけわからん制作会社乱立してるじゃん。淘汰も早いけど…

アマプラはやっぱり天下のamazon様だからそこが強いよね、
実際、日本においては有料サブスクサービスとして他を圧倒する数字を持ってるから。
本当は日本国内資本のサブスクサービスがあればいいんだけど…。
そういう意味ではクランチロールを買ったソニーは英断だと思う


>>232
俺もそう思う
なんでか新しいスタジオが出来ると「乱立」「乱造」みたいな言われ方されちゃうけど
スタジオなんか多けりゃ多いほど競争も生まれるし、良いことだと思うけどね。

235:名も無き被検体774号+
23/05/27 11:50:29.54 .net
URLリンク(i.imgur.com)
これマジすかwwww

236:名も無き被検体774号+
23/05/27 12:13:07.70 .net
制作会社は普通にやってるのに音響制作と来たら…w

「背景には、声優業界特有の事情があります。あまり知られていませんが、声優の世界には音響制作という存在がいます。これは声優事務所とアニメ制作会社をつなぐ役割を果たす会社で、キャスティング権やギャラの決定権を持っています。なので、声優よりもかなり強い立場にあるんですよ。音響制作会社の幹部が声優に枕営業を強要するのは、最近でもよく聞く話です」(アニメ業界関係者)
 声優ブームが後押しし、声優志望者は増え続けているが、活躍できるのはほんの一握りの選ばれた人だけ。厳しい競争に晒されながら、少しでも出番を増やしたいと思う若い女性の熱意に付け込んだ、非道な行いが横行しているというのだ。ある関係者が、知人の声優Aさんが迫られた実態を語る。Aさんは、世界的な人気アニメでも活躍し、映画化されたアニメの声優もしている人気声優だ。
「あるテレビ局のアニメが決まった際に、音響制作会社の社長さんから『○○(ほかの声優名)は体の関係込みでやってるよ』『奴隷にもならないで他人の金で仕事もらうって、調子に乗ってない?』と露骨な連絡が来ていたそうで、戸惑いながらも、なんとかやり過ごしたと言っていました。Aさんに声をかけた人物のほかにも、仕事を発注したら体の関係になれるのが当たり前と思っている音響制作の人は珍しくありません」

URLリンク(www.news-postseven.com)

237:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/27 13:10:04.35 HmecQZhG0.net
>>235-236
音響業界については正直こっちもお客さん・取引先でしかないのでわかんない

セクハラ『必須』はさすがに尾ひれはひれ付いてるのではという印象だけど
体は触らせないまでも、プロデューサー陣と飲みに行って接待くらいまでは当然やってるだろうから
それがエスカレートする形でのセクハラくらいぜんぜんあってもおかしくないだろうね。
なので個々のエピソードとしては事実ベースだとも思う。

新人声優の待遇が悪いことなんかは当たり前過ぎて逆にみんな知らないの?って感じ

238:名も無き被検体774号+
23/05/28 09:39:29.66 qNd9uMYe0.net
撮影監督についての質問です。
主さん的にMADBOXとa1本社はどっちが当たり確率高いですか?

239:1
23/05/28 13:52:46.72 CF2OpkV/0.net
>>238
これまた難しい質問だなw
どっちも優秀なので比較は難しいと思う
撮監さん次第って部分もあるし。

240:名も無き被検体774号+
23/05/28 19:00:38.90 qNd9uMYe0.net
2つ質問いいですか?
主さんは京アニの石立さんをどんな監督だと思っていますか?
主さんはOPディレクターで滅茶苦茶優秀なアニメーターさんは誰だと思いますか?

241:1
23/05/28 22:47:07.94 CF2OpkV/0.net
>>240
石立さんかぁ…
画面作りは間違いなくお上手で、アニメーターとしてはたいへん優れてる方なんだと思うんだけど…。
ただまあ忖度無く言ってしまうけど
申し訳ないけど京アニの他のレジェンド監督陣(武本さん・石原さん・山田さん・高雄さん)と比べてしまうと
ストーリーテリングのセンスや、純粋な演出能力に関しては、1ランク劣る印象が強いかな…。
まあ他の方が凄すぎるだけってのはあるけど。

OPディレクターねぇ
これはもう完全に好みの問題なんだけど
OPって、作品のことを一番良く理解してる監督か、せめて本編にローテで入ってる演出さんが描いてるものが
結局いちばん良いなって思うんよね
本編関わってないのにOPだけぱっとやってオサレなMV作ってる人達たくさん居るけど、
結局オサレなだけで、作品理解が浅くて、本編の顔としての魅力が足りないと感じてしまう。
なので、所謂「OPディレクター」「OP職人」的な感じの人で好きな人ってぜんぜん思い浮かばないなぁ。
今期だと「江戸前」「ワンキル」「スキロー」とかは監督コンテ故に
キャラの魅力とか世界観の魅力を引き出せてるような気がするしね。
なんで監督がOPやってほしい派です。
あとモーショングラフィックス畑から来た連中はマジでロクなのいないと思ってる。

それでも誰か一人OPクリエイター挙げろって?
じゃあ大畑清隆さんで。

242:名も無き被検体774号+
23/05/28 23:19:24.59 qNd9uMYe0.net
>>241
ありがとうございます。
では山村卓也さんについてはどう思いますか?

243:名も無き被検体774号+
23/05/28 23:25:27.69 ULn9Go620.net
>>241
横レス失礼。
大畑氏のムービーコンテ良いですよね!
あずまんからのシルエットや影付けを筆頭に、近年だと蔵六,ラスピリ,ハイスコア1期のopコンテ何かが好みです。あとは、EDですがシスプリの何故かずっと眺めちゃう和む雰囲気も好きです

244:名も無き被検体774号+
23/05/29 02:16:17.93 Q/AQgj9l0.net
OPはそれをちょっと見ただけで作品のイメージがブワッと出てきて
すべてが封じ込められてるようなのが理想だな
だからオサレに別ものとして作るとイメージの依代としてはどうしても剥離を感じてしまう
てのはあるかもしれない

245:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/29 17:55:14.51 Y8Op0ILa0NIKU.net
>>242
ごめんツルネ見てないから特に印象無い


>>243
アイデア豊富でほんまおもしろいオッサンやでパタ様は…
ただし暴走特急な人なんで、嫌いな業界人も少なからず居るだろうなぁ
アイデア却下されてモメて降りたりとかあるみたいだし。


>>244
逆に言うと
模様やキャラが、エフェクトでごちゃごちゃ盛り付けられて、”それっぽい”だけの映像で埋められても
そこに意味や意図がないと、ぜんぜんワクワクしないと思うんだよな
生きてるキャラが画面に居ないなーって思う
わざわざアニメでそんなん見せられてもね。

246:名も無き被検体774号+
23/05/29 23:20:55.63 /pPwvTNN0NIKU.net
森大貴ってどんなクリエーターですか?

247:名も無き被検体774号+
23/05/30 02:13:23.30 PWaCOJ8W0.net
OPディレクターの話題が出たので便乗で質問なのですが、
その人選って誰がどのくらいのタイミングでやってるんでしょうか?
(委員会PとアニPあたりで決められちゃうのか、あるいは監督が「自分がやりたい」って言えたりするものなのか)

248:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/05/30 13:51:58.53 0zWQliiF0.net
>>246
ごめん詳しくは知らない

>>247
これも現場ごとにいろいろなパターンがあって、これという決め方は無いんだけども…
仰るとおり、委員会PやアニPに作風イメージとか使いたいクリエイターの希望がある場合もあるし、
特に拘りはなくて監督の希望でどうするか決める場合もある

Pのほうで頼みたい先があるとしても、
やはり監督の意に反する内容でOPEDを作ってしまうってのは、
作品的にも監督のモチベ的にもマズい結果になるのでまあ基本的に監督にまず相談はあるね。
こういうクリエイターに頼もうと思いますがいいですか?という相談がPからあって、
監督が了承して発注が行われる感じ。


あと、情けない話ではあるんだが
本編の制作状況が切迫してると、台所事情的に、本編スタッフをOPEDの制作に充当したくないというシチュエーションもしばしばある
OPEDくらいの尺だったらまるごと請けてくれる外注も見つけやすいので、
さっさと頼んでしまってメインスタッフは本編に注力させるという作戦を取ることもあるね

249:247
23/05/31 02:07:40.64 WVRq7uMj0.net
>>248
なるほど、ありがとうございます。

250:1
23/05/31 09:00:02.25 kjVpTMHY0.net
>>249
おしゃれなOP作ろうとすると、デザインとか撮影とかも大変になったりするケースがあるんだけど
アニメ撮れるモーショングラフィックス会社(10gaugeとか)にまるごとグロスで振っちゃえれば
そのへん先方が勝手に手配してやってくれるので、そういう意味でも楽だったりするんだよね

251:名も無き被検体774号+
23/05/31 20:52:49.31 RN27DR3l0.net
OPEDの曲ってどんな曲にして欲しいとか誰々に歌って欲しいとかってどの程度タッチできるものなの?
曲できて聞いてイメージ固めてからOPEDって作り始めるものだと思うけど、聞いてもさっぱり聞き取れない曲もあるししっかり伝わると曲もある、でもOPEDみてると筋は通ってるような力作であっても空回ってないよなとか不思議な感想あるんだよ
毎週OPED見てて本編に負けてないと気分良く観れるからどんどんいいもの作って欲しいって思うけど、アニソンの曲って基本聴くことに力入れてるだろうしOPEDがおまけのつもりで曲作ってねとか思うこともあるんだよ
曲作る以上売るつもりで作ってるだろうけど基本的にどんな力関係なのかな?

252:名も無き被検体774号+
23/05/31 22:23:27.56 BnCATbKz0.net
>>251
横から失礼しますー
2スレ目であった、似たような質問の回答はこんな感じ↓
508 1 ◆hEpdoZ.tHU 2023/02/12(日) 02:18:29.12 ID:oTnewzdd0
作品によってぜんぜん違ってて
比較的自由に出来る(希望を言える)作品だと、
「監督はどんなアーティストがいいとかどんな曲が良いとか好みありますか?」って聞かれる感じ
ただ、多くの場合は委員会に主題歌タイアップ前提の音楽会社みたいなところが参加してて
もうその会社のプロデューサーが「主題歌は○○というアーティストです」みたいに言ってきて拒否権無いことがある
その場合も、「どんな曲がいいですか or どんな曲だとマズいとかありますか」みたいには聞かれて
一応その方向性に沿って選曲してもらえはする
曲の作り方もいろいろあるみたいで
先に歌詞のついてないインストだけの状態で3曲くらい候補が出てきて
その中から「これで」って選ぶと、そこから曲に歌詞をつけて歌って貰う、みたいな経験があるけど
ちょっと実際に音楽業界でどういうシステムで曲を作ってるのかは正直おれもわかんない
いつも音楽プロデューサーのほうから「こんな感じでどうでしょう」とか「なにか希望ありますか」とか聞かれたときに答えてればなんかいつの間にか出来上がってる感じだなー…

253:名も無き被検体774号+
23/05/31 22:55:43.58 RN27DR3l0.net
>>252
あざーす

254:1
23/05/31 23:09:36.47 kjVpTMHY0.net
>>251
252で書いた通りなんだけど、せっかくなので補足すると
そもそも歌手(アーティスト)の選定の段からの前提として
その歌手の事務所の気持ちになって考えてみるとわかりやすいんだが
日本でリリースされる新曲の数>アニメ番組の数 である以上、
OPEDのタイアップ枠って、歌手側のプロデュースサイドにとって価値のある枠ということになる
事務所として売り出したいアーティストとかがいる場合、
その新曲をただシングルとして発売するよりも、アニメのOPEDに採用させて発売するほうが、
大幅に露出や認知度が上がるし、アニメが跳ねればその分売り上げも伸びるよね
なので、音楽事務所側は毎クールなにかしらアニメに出資して、見返りにOPED枠の割り当てを買うわけですよ
なのでアニメ側としては、音楽事務所側って、「OPED枠を買ってくれてるお客様」…という側面もある
お金を払って頂いてる以上、気に入らないから変えてくれ…みたいなことは基本言えない。
そんな事情なので、アニメ側としては、基本的にOPED曲については、
「○○というアーティストに決まりました」「こんな曲になりました」と言われて
「はいわかりました」と答える以外にない感じで、振ってきたモノに対して受け入れるってのが基本なんだわ。

ただそうは言っても、アニメの内容ととうまく噛み合った曲のほうが結果的に評判が良くなるのは言うまでも無いので
音楽アーティスト側が、現実的に出来る範囲でアニメ側に寄り添って作ろうとしてくれるケースも多い感覚があるね
俺自身の経験としても、「アニメ?知らんけど」 みたいな謎タイアップはいまはほとんどなくて
必ず何かしらの形で音楽側から作風や世界観についてのヒアリングがあった
ただどこまで寄り添ってくれるかや、進め方については、音楽プロデューサーがどう切り盛りするか次第って感じだったかな。

255:名も無き被検体774号+
23/05/31 23:59:08.43 RN27DR3l0.net
>>254
出資者だったのか…
OPEDないアニメってかなり無いよなって思ってたらそりゃそうだな、大切すぎる

256:名も無き被検体774号+
23/06/01 00:18:07.09 VqycORHV0.net
安藤良さんってどんなクリエーターですか?

257:1
23/06/01 00:57:18.77 uznLoeKY0.net
>>255
あえて極端な言い方すると
一番確実に売れる”CM枠”がOPEDなのかもしれんね

>>256
さぁ…どんな人かまでは存じてない
この種の質問何度も頂いてるけど、ただ人名だけポンと言われてもちょっと答えづらいことが多いなー
出来たらなんでその人に興味持ったかも合わせて教えてよ

258:名も無き被検体774号+
23/06/01 02:58:06.58 ue9S3W/+0.net
アニメの海賊版被害ってどれくらいダメージ与えてるのでしょうか? 近年は、良質で安価な配信プラットホームも出てきたので、あまり聞かない印象なのですけど

259:名も無き被検体774号+
23/06/01 03:39:04.37 J4tJLDslp.net
00年代初めくらいのGONZOサンライズAIC辺りの尖ったオリジナルアニメが好きなんですけど(原作付きでもバンバン改変してた記憶)、今のトレンドが原作あり・知名度高い・大衆向けで真逆なのが寂しい
純粋な中身勝負でオリジナルアニメ量産のターンってもう来ないんですかね?

260:名も無き被検体774号+
23/06/01 03:44:27.21 ue9S3W/+0.net
主から見て、中村亮介氏ってどんな方でしょうか? 『ねらわれた学園』や『灰と幻想のグリムガル』を見ると、
・画面密度はあまり高くなく、情報量のコントロールが巧い(DIYのようなイメージ)
・感情表現がアニメ特有でオーバー
(トムジェリのようなイメージ)
・等身大の少年少女
(時に間違えるのも子供である)
・世界観を表現する、背景や芝居は特にこだわる
のような印象を受けました。
あと、この方の監督作好きなので、新作来て欲しいなと思ってます (近年のクレジット見るに、マッパ辺りで黙々とやってるのかなと妄想したり。自分で音響監督迄やる人で、こだわり強そうだし合ってそう)

261:名も無き被検体774号+
23/06/01 22:34:05.95 VqycORHV0.net
>>257
すみません、水星の魔女の副監督が僕の好きなアニメの回の絵コンテ演出を務めた人だったので。
タイアップ曲についてのレスがありましたが、SawanoHiroyuki[nZk]:って最高ですね?

262:1
23/06/02 00:45:58.22 gPzVXBIg0.net
>>258
うーん、具体的な数字までは俺もわからないなぁ…
仰るとおり公式の配信プラットフォームが整備されてきたことなんかもあって、
公式で配信を見るスタイルが広がって、以前ほど滅茶苦茶な状況じゃなくなったよね。
こんなこと言っちゃあれだけど
昔はテレビ放送したっきり、あとは何ヶ月も先にレンタルビデオ店に入るのを祈りましょうって感じだったから
見たいアニメはP2Pで落としてきて見るのが一番便利で楽だった時代もあるんよな
つまり純粋に利便性で海賊版に公式が負けてたんよ
そういう状況は脱してきて、
違法アップロードサイトと化してたyoutubeやニコニコ動画、クランチロールなんかも
どんどん公式側が巻き込む形で整備されてきたので、だいぶ良い時代になってきたとは思う
それでも海外とかではかなりの量の海賊版は出回ってると思うけど、具体的にいくら被害が出てるかまでは集計不能なんじゃないかなあ。
中国やロシアとかの海賊版サイトの実態とかまでは誰にも把握できてない部分がありそう。
調べたら推計とかでてくるんかな

263:1
23/06/02 01:04:22.56 gPzVXBIg0.net
>>259
ネトフリとかに期待してたのはそこだよね
やっぱりオリジナル作品って大博打なので
ずっと博打を張り続けたAICやGONZOがどうなったかその後を見ると判るでしょ
もう少し手堅くいかないとダメだなという雰囲気は確かにある
とはいえ、じゃあ一切オリジナル作品が出なくなったかというとそんなことはなくて
今でも少ないながらも気骨の入ったオリジナル作品てちゃんと定期的に出てるとは思う
言ったらたとえばサンライズの、ガンダムシリーズとかラブライブシリーズとかのやり方って
オリジナルをやるっていう目標と、シリーズの人気を引用して大コケしないようにするリスクヘッジとを両立させてるやり方だと思う
だからこそ上げてもらった3社の中で唯一会社が堅調なんだよね
それよか問題は、作風の流行廃りのほうかもしれんね
今はあんまり暗い雰囲気のセカイ系とかが受けないとかの影響のほうが大きいかも
平成中期くらいまでのOVAとかって濃厚な大人のエンタメって感じの作風多かったよね
あのへんの時代の作品が好きな人にとっては今の流行ってちょっと物足りない感覚があるだろうなとは思う
俺もセルからデジタルに切り替わったくらいのタイミングの作品群とかすげー好きなんで、またああいう作品が流行らないかなーとは思っては居る
まあ俺自身は、
今後作品数が極端に減ることがなければ、いずれまた骨太な作品が出てくるチャンスはあると楽観的に考えてるよ

>>260
あいうら、ねらわれた学園、グリムガルは見たんだけど
ほんと画面作りというか、演出の鬼って感じですげー人だなとは思った
なんか天才型、芸術型ってイメージ
ただいつもやりたいこと優先で、話がすっと頭に入ってこないんよな…w
これ一般受けするのか…?って毎回疑問符だらけになりながら見ることになる。
まあ凄い才能をお持ちなのは間違いないので、いつも組んでる細居さん共々いろいろ作り続けて欲しいとは思う

264:名も無き被検体774号+
23/06/02 11:30:15.87 tqbYGCLo0.net
>>262
中国はbilibiliのお陰でかなりましになったって話も聞くけど実際どうなんでしょうね
ロシアは全然情報入ってこないのもあるけど今でもかなり酷そうなイメージ

265:名も無き被検体774号+
23/06/02 13:17:24.79 UbF/oyv00.net
海賊版が普及したおかげで世界的にアニメブームが起こっているわけで
闇雲に海賊版を一斉摘発するのではなくその人気を有料版に転嫁させないと意味がないわけで
転嫁させるプラットフォームが無いうちは海賊版はむしろ潰すべきではないんだよね
そのタイミングやバランスは簡単ではないと思うが
文化庁が進めてる海賊版対策はその辺ちゃんとやってくれてんのかなと不安になる

266:名も無き被検体774号+
23/06/02 23:33:12.91 m2aaNHu40.net
田中宏紀の仕事の仕方について

267:名も無き被検体774号+
23/06/02 23:49:08.06 PtCkBZOhp.net
>>263
回答ありがとうございます!
会社がどうというより僕もあの感じの作風が最近見なくて寂しいなという感想です
最近だとワンダーエッグ、ちょっと前だとフリップフラッパーズとか一応はありますがまたちょっと違う気もするんですよね…
他に攻めた感じのオリアニだと、オッドタクシーみたいなアニメ畑じゃないところから企画を引っ張ってきたのは面白いなって思いました

268:1
23/06/03 02:41:04.65 PyB6f5iW0.net
>>261
澤野さん気付いたら劇伴の大家になってたよね。
一昔前の菅野よう子ポジションて感じ。
>>264
そのビリビリも当局と上手くやれてなくて雲行き怪しいしね…
あの国は政府方針次第だから…
>>265
これを言っちゃおしまいなんだけど
どうせ文化庁がガチったところで海賊版を撲滅するような力は無いでしょ
やってますっていう建前くらいは出してても良いと思うんで、その役割だけでも担ってくれてれば…。
知的財産て、民間側が本気出さないと政治も行政も動いちゃくれないジャンルの財産だと思う。
>>266
仕事の仕方がなんだって? 何が聞きたい?

269:名も無き被検体774号+
23/06/03 06:12:53.75 57Q4UiMr0.net
今期の「神無き世界のカミサマ活動」が色々はっちゃけてて面白いんですが
現場は疲弊してるようで 再放送を挟んだあとの最新話に
「第一・五原画」というクレジットがありました
第二原画の意味を考えればだいたい推測はできるんですが
「第三原画」になるよりそっちの方が的確なんでしょうか
また今後「第三原画」のクレジットが出てくる可能性はあるでしょうか
表に出ていないだけでもう現場にはあるのかもしれませんが

270:1 ◆hEpdoZ.tHU
23/06/03 21:15:56.92 PyB6f5iW0.net
>>267
せやなー

作風って、アニメ業界だけじゃなくて時代ごとの世間の雰囲気とかもあるから
さんざっぱら言われてることではあるけど、90年代末期とかの”世紀末感”みたいな雰囲気の中からじゃないと
エヴァとかlainとかエイリアン9みたいな鬱々とした雰囲気の作品って出て来づらい部分はあると思うんだよね

たとえば、今大スベリしてるマジデスとかって
これがもし世紀末とか00年代初頭とかに出てたら、今よりはもうちょっとウケたのでは?とかも思うんよ。
キャラや絵柄みたいな体裁はポップだけど、描きたい雰囲気ってどっちかというと世紀末感なのかなーとか思ったんだよね。

>>269
第3原画…って言葉は、まああんまり出てくることはないんじゃないかな。

言葉の成り立ちから考えると…
最初は原画に第1も第2も無かったんだけど、
原画を「ラフ」と「完成させた状態」に切り分けて、それぞれ第1と第2に呼び分けるケースが出てきた
その結果、「第二原画」=「原画としての完成系(次工程である動画へ進める状態)」という意味が定着したのよ
なので、第二原画の次の工程は「動画」工程になる、という共通認識が業界人の中にある。

いま「0.5原」「1.5原」と言われるものが出てきてるのは
原画の完成系である「第二原画」に至るまでの工程の中で、
本来1工程でやっていた作業を、さまざまな事情から細分化したいというケースから生まれてきてるものなんだよね
なので、第二原画までの間が細かく刻まれることはあるけど、第3とか第4原画が出てくることはまずないと思うよ。

これ別に今発明された工程ではなくて
こういうクレジットすると、現場が混乱してて良い作り方が出来てない証拠になっちゃうので、
恥ずかしいから普通はこんなクレジットはしないもんなんだよ
(『原画』クレジットの中に入れてしまうケースが多いと思う)
studioぱれっとさんは老舗じゃないからあんまりそういう感覚が薄くてバカ正直に書いちゃっただけって感じじゃないかなぁ…。
育ちの悪さが出ちゃうから、俺の作品だったらこんなクレジットさせたくないな…w

271:名も無き被検体774号+
23/06/03 23:25:06.73 I1vzrQA70.net
>>263
芸術肌は分かるかもです。個人的にグリムガルは、原作付なのもあり上手く纏まってたかなと感じました

272:名も無き被検体774号+
23/06/03 23:27:12.09 I1vzrQA70.net
>>270
横レス失礼。
確かに、鬱屈した空気を纏ってたり、私小説的な作品は減ったような気がします。それも相まって、まぼろし工場はPVから”感情とセカイが共鳴”してる雰囲気があり、とてもワクワクしてます(青春,葛藤,成長とか大好物)。
あと、近年のTVアニメだと「バビロン,ID,サニーボーイ」が比較的尖ってた印象です

273:名も無き被検体774号+
23/06/04 08:30:02.88 oU+NufFm0.net
五十嵐海さんがコンテ演出も担当することが増えてきました
今後監督やることもありそうですかね?

274:名も無き被検体774号+
23/06/04 17:12:04.34 n0W4x2Qg0.net
エイティシックスで知ったんすけど、
石井俊匡さんってどんな人でしょうか?

275:1
23/06/05 14:40:40.15 P302Ozau0.net
>>271
まああと、あいうらやねら学は、やりたいことに対して尺が圧倒的に不足してた感もあったからね
ひょっとするとテレビシリーズとかでちゃんと長い尺を与えて貰ってやるほうが向いてる監督なのかもね。
>>272
岡田麿里でいうと、『さよ朝』が普通に傑作だったと思うんだよね。
若いアニメファンにはちょっとテーマが大人すぎたのかもしれないけど…
なので俺もまぼろし工場楽しみにしてる
青春テーマのオリジナル作品は数は減りつつも一定の支持を得てると思うんだが
最近なかなか当たらないのはハードボイルド系なんだよな
00年代前半くらいまではいろいろあったんだけど
これもまったくゼロってわけではなく、今だとマージナルサービスとか、まあ近いことを今風に解釈してやってる作品はあるんだけど
なかなか上手くいかない感じ
>>273
あるかもね
MV系にいくか本編演出系にいくかは本人次第だけど。
>>274
A-1生え抜きの演出さんて印象
詳しくは存じ上げない

276:名も無き被検体774号+
23/06/06 00:37:47.47 fpED9J+l0.net
普段アニメをどのくらい見てるんでしょうか?
3話切りとかそういうのはよくしますか?

277:1
23/06/06 01:34:18.21 MDMjxU//0.net
>>276
実際業界入り前と比べちゃうと見てる数はだいぶ減っちゃったねー…
最近はPVとか評判とか見てピンと来たやつを見るって感じになってる。
見たほうがぜったいに良いんだけどね。
3話切りとかって、どこかで見切り付けるみたいなのはあんまない…というよりむしろ1話から見ることのほうが少ないわw
なんとなくdアニメストア眺めて、適当にそのときの最新話とか、知り合いのやった話数とか見て
刺さったらそこから遡って3話あたりから見直したりとかそんな感じ
1話ってなんか説明や導入が多いから、そのアニメ本来の味がしてくるのって中盤からじゃない?

278:名も無き被検体774号+
23/06/06 01:35:52.02 mXXvrY2j0.net
>>275
ハードボイルドだと、カウボーイビバップが思い浮かびますが、BLACK LAGOONも該当しますかね?
近年だと、ノーガンズライフ、ルパン6期の押井守コンテ回がハードボイルドな雰囲気を感じました(マージナルはキャラに魅力感じないんだよな···)

279:名も無き被検体774号+
23/06/06 01:37:48.28 mXXvrY2j0.net
部屋に居ても新鮮なネタは転がってないから、クリエイタは外出するべしという考えがあると聞きます。
主はこの考えをどう思いますか?

280:名も無き被検体774号+
23/06/06 02:04:43.77 7W2CfQoAp.net
ハードボイルドではないですがああいうガンアクションはリコリコみたいな作風じゃないとなかなか見てくれないのかなーなんて思ったりしてます
ところで今は配信全盛でSNSが発達して口コミの力も大きいと思いますが、>>1的には「知名度が低い・とっつきにくい作品でもちゃんと満遍なく見てくれる人が増えた」と「もともと知名度がある作品にばかり過剰に視聴者が集まっている」と二分するならどちらの方が実感することが多いでしょうか?

281:1
23/06/06 02:32:50.52 MDMjxU//0.net
>>278
ブラクラよかったよねー
あれも結構前になっちゃったよなぁ
>>279
面白いアウトプットのためにはその何倍ものインプットが必要なのは間違いないと思う
ただ、アウトプットする(何かを創作する)のが苦しいのと同様に
刺激を伴う新しいもののインプットって、これもまたある程度苦しみを伴う行為なんだよね
その結果、知ってる快楽…
例えばだけど、競馬とかソシャゲとかパチンコとかみたいな、厳しくフォーマット化された娯楽を求めるようになる
そうすると、脳内麻薬は分泌されるけど、新しい種類の刺激ではなく、知ってる種類の刺激だけで快楽を得ることになる
一般人であればそれでも別に不都合は無いと思うんだが
クリエイターをやりたいなら、それに抗ってインプットの質を高めないといけないと思う
部屋を出ろってのはそういうこと全部を喩えて言ってる言葉であって
物理的に外出しろという話では無いかなと思いますよ。
たとえばどっかで読んだけど
庵野秀明はエヴァの企画書を書く前、年単位で家に閉じこもってひたすらいろんな本読みあさってた…みたいな話があるらしいし
それはまあ尾ひれがついた話かもしれんけど
家に居たとして良質なインプットが可能ならそれはそれでアリだと思う
ただ、家に居るとどうしてもぼーっとしてしまったり
ルーチンワークで代わり映えの無い生活を送ってしまうのが普通なので
そういう人は強制的に場所の力で何かインプットできる経験を探すために、予定を入れていこうよって話はわかる

282:名も無き被検体774号+
23/06/06 13:20:23.46 F3m9B4D900606.net
好きな子がめがねを忘れたの新しいPV出たんですけどどう思いますか?
個人的には違和感が凄いあります

283:名も無き被検体774号+
23/06/06 21:47:39.09 KCWvLat4d0606.net
監督という事で質問です。
2コマ打ち3コマ打ちというのを聞いたのですが
どういう意味なのでしょうか?
サルでもわかる感じでお願いします!

284:名も無き被検体774号+
23/06/06 22:43:02.65 ukDDXwxr0.net
原作をよりよくするための変更だったり、このシーンは外せないよなみたいな、暗黙の了解で作画に力が入ったりってのはあると思うんですけど、作品自体の部分ではなくて
「視聴者ファン人気に忖度したアニオリ調整」を委員会プロデューサー側から要望されることってありますか?
あと、担当作品の円盤が貰えるのってどのポジションまでですか?さすがに全スタッフはきついですよね

285:名も無き被検体774号+
23/06/06 22:52:42.92 mXXvrY2j0.net
>>283
横レス失礼。
1スレ目の979に類似の回答があるので参考になるかもしれません。

286:名も無き被検体774号+
23/06/07 02:05:25.97 AD3dbflhp.net
このスレを読んで制作会社のみでクオリティを判断するのはナンセンスということは理解したのですが、作画に関しては内容によらず会社ごとにクオリティが一定しているように感じます(作画がいい会社の作品は一様に作画が良い、微妙な会社はずっと微妙)
これは何故なんでしょうか?

287:1
23/06/07 02:32:42.64 HtMTJ4yC0.net
>>282
好きメガ、
PV1の時点ですごい挑戦してるなと思って>>155で触れたんだけど
今回のPV2はその異質さを判りやすくしたって感じのカット選びになってたね
めちゃめちゃ”攻めて”るのは間違いない。
ただ違和感があるというのは良いことかもしれない
違和感がない=想像通りってことでしょ
あの原作から、素人や凡才がみな想像するふわふわ青春ラブコメのテンプレみたいな
クソつまんねぇありふれた画面を作るという安牌で手堅い選択肢もあったと思う
俺がもし監督したらそう作っちゃうと思う。
それが客がに望んでいる注文であることは間違いないわけだし。
そんなことはおそらくわかりきった上で、Gohandsの連中はあえて賭けに出たわけよ。
そしておそらく勝算はある。きちんと時間を掛けて計算された画面になってるとPVを見て感じた。
言語化は難しいけど、
”近いところ”に好きな人が居て、それが”クリア”に見えるという”質感”そのものの表現のために、
3Dアセットのともすれば安っぽい背景の上に、主人公とヒロインがいて、これ以上無いほどに近くにクリアに居る…
その表現のためにこういう画面が必要なんだよなって判るよ。
こういう「○○さん系」のラブコメのなかでも、この画面である理由がいちばん説明の付く原作だと思う。
これはかなりの挑戦だと思う。
これがもし上手くいけば、現代ラブコメの画面作りにおける文法をぶっ壊して、
次世代のラブコメのスタンダードにすらなり得るポテンシャルはあると思う。
なので来期の注目作として>>148でも挙げさせてもらってる。
本編始まってみないとわからないけど、PVの時点でここまで演出コンセプトが定まってると感じる作品は珍しい。
俺はかなり期待してる。

288:1
23/06/07 02:37:12.41 HtMTJ4yC0.net
>>280
正直俺がアニメを見始めた20年前の時点で2chでアニメ語る連中がたくさん居たし、
その時点で「2chが無ければ知らなかった作品」もあれば、「人気になっている話題作にばかり人が集まる」傾向もあったから
時代の流れで何かトレンドが変化した…という前提が間違ってる気がしていて
ネット時代以降のオタクの消費活動傾向って言うほど変わってないのでは?と思ってる
人気作に人が集中するのはこれ当然のことで、あらゆるエンタメで同じ現象が起きると思うので。
ただアニメ全体としては、やはりネットで感想を共有するという活動自体がコンテンツの楽しみ方の一端を担ってるのは間違いないので
ネット社会との相性は良いんじゃないだろうか。

289:1
23/06/07 02:43:13.16 HtMTJ4yC0.net
>>283
285が言ってる通り
スレリンク(news4viptasu板:979番)
ここで詳しく答えてるけど、「サルでもわかる」かどうか微妙なところだな

大前提わかりやすく答えるけど
フレームレートって言葉があって
これは1秒間に何枚の絵が画面に映るか…という数値のことを表してる
これが多いほど絵の枚数が多くて、動きが滑らかに見える
アニメの場合、フレームレートの上限が24枚と決まっているんだが
その中で
2枚続けて同じ絵を表示して、1秒間に12枚の絵を使う「2コマ打ち」や、
3枚続けて同じ絵を使って、1秒間に8枚だけ絵を使う「3コマ打ち」というテクニックがある
逆に、上限の24枚めいっぱい絵を使えば「フルコマ打ち」って言ったりするね。
このように上限「24」の範囲内であれば、映像の内容に合わせて自由に使う絵の表示枚数を切り替えることが出来るので
アニメーターは日々この「コマ打ち」テクニックを駆使して、コストパフォーマンスとクオリティのバランスを取りながら映像を作ってるのよ

290:1
23/06/07 03:02:38.52 HtMTJ4yC0.net
>>284
>「視聴者ファン人気に忖度したアニオリ調整」を委員会プロデューサー側から要望されることってありますか
必ず原作から改変しろ!みたいに強く言われることはまあ無いけど、全く無いというと嘘になるかな
というのも委員会プロデューサー側としては、当然「商品として」の作品のプロデュースがお仕事なので
やっぱキャラ人気とかで「売れる」要素があるなら、そこを推して欲しいってのは当然言ってきますよ
とはいえ、それを飲むことで「作品として」台無しになってしまうのであれば当然脚本家や監督が拒否るし
そこを押してまでプロデューサーが好き放題するってことまではならないかな
これってどっちかというと役割分担として必要なことで
「作品として」理想を目指すのは監督や脚本家の仕事
そこに「商品として、ビジネスとして」はこうしてほしいという別軸からの意見を入れて、
全体のバランスを取っていくのがプロデューサーの仕事なので。

>円盤が貰えるの
作品にもよるんだよなー
ぶっちゃけサンプルの円盤て全体で20~30枚くらいとかだったりするんで
貰えるとして、監督とかのメインスタッフが最優先で、
あとは各話数の責任職(演出家、作画監督、制作進行)あたり、余裕があれば色指定さん、動画検査さんとかにも渡すかな…くらい
責任職じゃない、一般の原画マンとかにまでにはぜんぜん数が足りなくて配れない。
ケチな作品だちマジで監督とキャラデザしか貰ってないみたいなこともあるし。
まあどうせ見ることもないので棚に飾るだけなんだけどさ…。
>>286
制作Pが同じ場合(ライン、チームが同じ場合)は、同じ連中が作ってるので似るケースが多いかな。
当然、同じ人間が作れば同じ感じになるからね
なので会社単位ではなくP単位で見ましょうって話だね。
大手だと、トムスとかA-1とかって、けっこうラインごとに使ってる人間もクオリティラインもバラバラじゃない?
逆に同じ会社のラベルがついてても、Pが違えば(ラインが違えば)、作ってる連中が違うので当然似ない。
あくまで会社名じゃなくてPで判断すべしって感じ。

291:名も無き被検体774号+
23/06/07 03:16:22.63 OriE8Uh+0.net
>>287
横レス失礼。
好きメガPV3の20秒まで。キャラの動きがヌルヌルすぎて作風と合ってるのか疑問に感じました。主はどのように感じますか? (他のシーンだと、見た事あるような2Dの動きなのに、20秒の場面をヌルヌルにする意図が分からなかった)

292:名も無き被検体774号+
23/06/07 12:52:47.27 Ru1gsSFid.net
>>289
2枚続けて同じ絵を1秒に12枚使うってどういうこと?

293:1
23/06/07 12:56:45.02 HtMTJ4yC0.net
>>291
あーごめ287はPV2だけじゃなくてPV3まで見た上でのレスですね
その上でPV3の冒頭部分、確かに普通のアニメではまあ見ないようなカットだよね
動きそのものというより、ポイントはカメラの近さだと思う
普通のアニメではあり得ないほどのワイドレンズでキャラに寄ってるので、
アニメを普段見慣れてる人ほど新鮮に感じるんじゃないだろうか
なので”違和感を感じる”という状態で正しいと思う
本編から切り抜かれてるPVだけを見て演出意図を語ることは出来ないが
俺としては正直PV1、PV2の時点で大概攻めた内容だなと思ってたので
むしろあのカットの存在のおかげで、PV3の20秒目以降が「見たことあるような」印象に見えるのなら作り手の意図通りなんじゃない
もともと賛否わかれる作り方だとは思うので
僚作の「デキる猫は今日も憂鬱」共々、評価がどう転ぶか判らない部分はあるが
期待が高まりますね

294:名も無き被検体774号+
23/06/08 01:38:08.70 q5OfRZy70.net
>>293
同社制作のデキ猫PV2も見て来ました。主はこちらのPVはどう思われましたか?
私は、以下の4点が気になりました。
・好きメガのような寄りのカメラ
・POV視点での移動
・君の名は以降で見られるタイムラプス
・主人公及び猫のコミカルな動き
何れにせよ日常系ではあまり見ない雰囲気の意欲的なフィルムでワクワクしました(懸念点は、PV1,2で同じ画が使い回されているので見せ場コレだけなのかなと不安)

295:名も無き被検体774号+
23/06/08 22:43:52.87 DF9YRYei0.net
PVの話に関連して
色んなシーンが流れたあとに突如BGM消えて決めセリフ流れて直後爆音主題歌ドーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwみたいな文法
これ正直見飽きて辟易してるんだけどどう思う?
PVあんま見ないから分からないけど印象としてはここ数年でアニメに輸入されて急増してる気もする

296:名も無き被検体774号+
23/06/08 23:52:09.80 fK+ld7j+0.net
>>290
やっぱり、あることにはあるんですねー
本編とは別の(基本現場関わらなそうな)グッズ展開はそこいらへん結構露骨ですよねw
売りに来てんなーっていうw
アニメの解釈で怒ってるファン「解釈違い」って騒いでる人とかもいたりするけど、原作と違う印象だった場合、
より多くの人に正しく意図を届けるための変更で(全員が意図通り受け取るとは限らないけど)
「アニメの印象が『作品としての解』」だと思って受け取っていい感じですかね…?
自分はそういうスタンスだったんですけど、
アニメは別物!っていう人もいるじゃないですか。
制作陣的にはどうですか?
それぞれの作品事情もあるから、全ての作品に当てはまるかと言えば、そうじゃないとは思うんですけど、どれくらいの割合で受け取ったらいいのかな…と。

297:1
23/06/09 15:32:33.31 TzNq6Aob0.net
>>294
俺も全く同意見で、狙いが明瞭で優れた画面作りだと思う
好きメガと同タイミングで放送ということで重要なクールになりそうだ
カメラがグリグリ動く見せ場カットが大事なんじゃなくて、あの雰囲気を最後まで貫けるかのほうが大事だと思う。
>>295
PVや予告編がテンプレ化してるっていう意見はまあわかるっちゃわかるけど
あれはあれで『様式美』的な、「お約束」的なものだからねー…
俺の印象だと別にここ数年に限った話ではないと思うよ。もう大分前から予告PVってこんな感じだと思う
逆にもっと面白い・おしゃれなPVの作り方思いついてるなら、今すぐPV系の会社入ってエディターやったほうがいいよ
みんなテンプレに勝てないからテンプレに阿ってるだけだと思うので…w

298:名も無き被検体774号+
23/06/09 17:14:00.84 95JYxsZH0.net
今季で売れそうだと思うアニメはどれ

299:名も無き被検体774号+
23/06/09 17:56:46.82 fFOuwsx90.net
>>297
テンプレが面白くない・おしゃれじゃないってよりは単にまたこれかよって萎えちゃうんだよな
あと映像とかお話がダイナミックに盛り上がる作品ならまだしも、落ち着いた作風だったり時間をゆっくり使って表現するアニメ作品だとなおさら短時間で過剰に盛り上げる演出は合ってない気がして、テンプレに呑まれてる印象を受けてしまう

300:名も無き被検体774号+
23/06/09 18:21:07.42 fFOuwsx90.net
>>299の続き
アニメって映画と違って何ヶ月も付き合っていくもんだし、作為的な盛り上げでキャッチしようとするよりもキャラクターの人となりとかお話の魅力により目が行くほうが良いんじゃないかと思うんだがそうでもないかな
CMで受動的に見る事が多い映画PVとは違って、アニメPVは能動的に見に行ってると思うし

301:名も無き被検体774号+
23/06/10 09:21:32.59 XmIKl3aj0.net
半年ほど前から陰ながら見させていただいてます。いつも本当にありがとうございます…!
恐縮ながら、監督にいくつか質問があります(超長文ですみません…)。
1. 最近クレジットされる総作画監督や作画監督の数がかなり多い作品をよく目にしますが(最近だとスパイ教室とか)、どんな状況でそうなってしまうんでしょうか?
作監が多くてかつパース諸々慢性的に破綻してるような作品もありますが(特に手塚プロ…)、スパイ教室の例だと作監がめっちゃ多い割にはしっかりリッチなフィルムになっていたり、同じ作監の多い作品間でも差があるように感じます。
このスレでの監督のレスやほかでの情報などから、素人目には
1. フリーランスアニメーターが争奪戦で、かつスケジュールがギリギリにつき原画フェーズで上手いアニメーターさんを多く呼べなかった
2. 一旦そこまで上手くないアニメーターさんにとりあえず原画を作らせて一度形にする
3. 作監であれば上手い人に入ってもらいやすい上にアテンドする人数も原画よりかは少なくできるので、動きは出来ているが絵が微妙な原画を作監フェーズで人海戦術で大量修正
4. 結果的に視聴者に見せられるフィルムが出来上がる
という感じかなと予想してます。
…その一方で以前「ガスバーナーでボーボー🔥」状態だと仰っていた水星の魔女では、クレジットを見る限り原画が尋常じゃないほどに多くて驚きました。
原画マンが多ければ多くなるほど(人によってどうしても癖が出る)絵柄の統一のために作監が大量に必要になると認識してます。
一方、水星の魔女の作監数は(超カロリー高そうなロボ作画もあることを鑑みると)かなり少なく抑えられていて、スケジュールが極めてカツカツらしいことを鑑みると不思議です。
水星の魔女はガンダムのネームバリューと潤沢な予算があるでしょうし、作監フェーズで大量修正ではなく、
作監修正せずともそのまま使える上がりを出せるような上手い業界各所のアニメーターさんを大量に札束とネームバリューで殴って拘束契約してるのかなと勝手に想像しているのですが、実際このあたりがどうなっているのか教えていただきたいです。

302:名も無き被検体774号+
23/06/10 09:28:27.14 XmIKl3aj0.net
2. テレビアニメの放送枠と、放送局と製作委員会の力関係についてです。
私はアニメを毎日テレビでリアタイ視聴していますが、世間一般には昨今はもっぱら配信視聴が主流です。
その一方で、リアルタイムで視聴され Twitter などの SNS で実況や感想戦が盛り上がることによる話題醸成効果や、
「テレビで放送した」という箔がついて海外配信が売れやすくなることから、依然テレビでのアニメ放送も継続して行われていると認識してます(アニメ産業レポートのサマリーに書いてあった)。
東洋経済の記事でもテレビ局がアニメの制作ビジネスに続々参加している旨が書かれていましたが、
これも自社が持つ「テレビチャンネル」という強力なチャネルで放送・宣伝できることによるビジネスへのシナジーを見込んでのものなのでしょうか。
放送枠について、”製”作会社によっても方針の違いを感じます。
例えばアニプレックスはキンヨル〜ドヨルあたりの MX + BS11 の枠を長期にわたってコンスタントにキープし続けているようですし、アニプレックス作品は MX と BS11 同時で放送されることが多い印象です。
一方アニメイズム枠など大手民放の枠は局側が製作委員会に入っててテレビ側を主導してるケースもあるようですが(まちカドまぞくなど)、一方で単に枠を買っているだけっぽい作品もあります。
あとは今季の江戸前エルフがそうですが、大手民放で放送される分放送エリアを広く取れるものの放送時間帯が遅くなってしまったりと、宣伝の面ではデメリットになりうるとも感じます。
また、昨今では地上波もそうですが、BS局の中でのアニメ枠争奪戦が激しくなっているように見えます。
数年前までは BS11 がアニメの BS 放送をほぼ独占してた印象ですが、数年前からは BS 日テレが BS11 が放送してた分の枠の 1/3 〜 1/2 くらいを持っていったり、最近だと BS 朝日が再放送から始めたアニメ枠で新作を続々放映するようになったりしています。
あとは今季だと僕ヤバのテレ朝系での初回放送の30分前に前の話数を BS 朝日でノンスポンサー再放送したりなどの連携も取れていて驚きました。
さらに不思議な現象も起きていて、例えば今季の「私の百合はお仕事です!」では BS フジが先行なものの同じ週に BS 日テレでも放送したり、ポプテピピック第2クールは MX と BS11 の同時放送だったにも関わらず BS 日テレでもノンスポンサーで放送されたりと、
BS という同じ全国放送の宣伝チャネルにも関わらず、日付をずらして同じ週に複数の放送局で放送するケースが増えてきています。
あと特に2期やるとかでもなくアニメ公式側からのタイアップを見込んでのものではなさそうな、番組購入っぽいノンスポンサー再放送を BS 日テレが積極的に行っていたり、
放送枠競争の激化で BS11 とそのほか放送局の放送時間帯がダブる現象が発生していたりと、かなりカオスな印象です。

303:名も無き被検体774号+
23/06/10 09:39:31.55 XmIKl3aj0.net
…コンテキストの説明がかなり長くなってしまいましたが、以下を質問させていただきます。
公開情報もいろいろ調べたのですが、なかなか表に情報が出てこなくて、放送局と製作委員会の力関係がはっきり掴めておらず…
・テレビアニメの放送枠 (時間帯/放送チャンネル/地上波をどこまで網羅するか) は、どのような方針や判断を経て選定されているのでしょうか?
・テレビ放映はマーケ上は宣伝費みたいなものだと思います。枠を買う場合放映料は大手民放より MX などの方が安いらしいですが、どの枠を買うかはその作品がどれだけ売れそうかの期待度や予算によって変わるんですか?
・放映料は(どこまで地上波展開するかにもよるでしょうけど)1クールアニメ全体でどれくらいかかるんですか?
・放送局が製作委員会に出資しているケースでは、その局での放映料が割引orチャラになったり、逆に出資しているからと高くなったりするんですか?
・放映料とは別に CM のスポンサー料も取られるんですか?
・今季だと江戸前エルフなど、初回放送なのに製作会社や原作の円盤 CM が少ないか皆無で CM 枠がスポット CM で埋まっているようなケースもありますが、この場合「放送枠だけ確保して CM は放送しないことで放送用予算をケチっている」ってことなんですか…?
・主に BS で行われている過去の著名アニメのノンスポンサー再放送では、通常とは逆に BS 局側が製作委員会側から放送権を買っているのだと推測しています。しかし単に番組購入で放送するだけでは赤字になりそうです。スポット CM もチューリッヒか老人向けサプリばかりで視聴層にあってるとは思えませんし、何の目的でやっていると思いますか?
・複数の BS 局での放送は製作委員会的には余計な出費が増えるだけのはずですが、これは先行放送する方の局だけにお金を払っていて、遅れ放送する方は逆に放送権を買ってもらっているとかなんでしょうか?それとも製作委員会に参加してるのでそのおまけだとか、あるいは製作委員会側の意図的な施策…?
・放送枠を確保する際、「作品の宣伝/周知」が最大の目的なことを鑑みると、別チャンネル同士でアニメが被る放送枠を確保するのはマイナス要因のはずです。こうした枠被りは意図的(他作品と被ること覚悟で良い時間帯を確保するとか)なんですか?それともお互い放送枠被ってることを知らずに事故ってるとか…
・放送局が製作委員会に参加するケースがよくみられますが、深夜アニメである以上視聴率目的ではないはずで、放送局側がどのような役回りで、何を期待してアニメに投資しているのか気になります (特に MX・BS11 は単に枠を売ってるだけに見えるだけに…) 。
・テレビ放映の狙いの多くは「アニメをリアルタイムで Twitter で話題に(あわよくばトレンド入り)させて、普段積極的にアニメを見ない層に自作品の存在を認知させるため」だという認識です。私は毎日 Twitter でアニメをリアタイ実況していますが、アニメのハッシュタグを付けたオタクの実況ツイートが、製作委員会・制作陣にどのような存在として映っているのか気になります。やはりガッツリエゴサされたり反応に一喜一憂してたりするものなんですか?
・放送されるアニメをリアタイ実況し、その話数のキャプチャや場面切り抜き動画/GIFをつけてツイートしている実況民についてです(私もその一人ですが…)。厳密には著作権侵害なものの(出典が示されてたとしても引用というには厳しいような…)実態はほぼ完全に黙認されている印象ですし、実際に実況民のキャプチャ付きツイートそのものやそこからネットに大量供給されたアニメの場面写が話題作りの一端を担っているとも思うのですが、こうしたキャプチャ付き実況ツイートやその供給元である実況民の存在について、製作委員会側・制作陣が内心どう感じているのか気になります。
おそらくこういう話は製作委員会の範囲で監督が知ってる情報はそこまで多くないとは思いますが、知っている範囲で教えていただければと…

304:1
23/06/10 14:46:47.45 Hv4snrh20.net
>>296
>より多くの人に正しく意図を届けるための変更で
>「アニメの印象が『作品としての解』」だと思って受け取っていい感じですかね…?
いやー、これははっきり違うと言わせてもらおうかな
『アニメと原作は作品として別物』がやっぱり大前提にあると思ってもらったほうがいい。
いくつか理由はあるんだけど、たとえば…
・アニメのほうが意思決定に関わるスタッフの数が遙かに多い
→作者一人(と、あとはせいぜい担当編集者)の意思が強く反映される小説や漫画といった原作と、
 プロデューサー陣、監督、脚本チームと何人もの合議制で話を決めていくアニメとでは
 作品の奥深いところの解釈が変わってくることが多々ある
・アニメと原作とではメディアとしての特性の違いがある
→アニメの尺や、映像というメディアの特性から、原作とは表現できることが違う場合もある
 原作では出来なかったことが表現できるようになることもあるし、また逆に尺の関係で描ききれずオミットする要素もある
・アニメと原作とではビジネスの特性に違いがある
→比較的単純にコンテンツの質で勝負できる原作と違って(これもちょっと乱暴な言い方だが)、
 アニメの場合は関連商品やタイアップ音楽、イベント企画や海外番販など複合的な商売になるので
 関係各所にも満足いただくための調整が必要になる
あとは重要なポイントだが
原作者とアニメの監督は、どこまでいっても別人なので
別の人が作る以上、どれだけ意思をすり合わせたところで、目指す先は自ずと変わってくるのよ
更にいうと、仮にスラムダンクみたいに原作者が監督したとしても
原作を書いた瞬間の原作者と、アニメを作ってるときの原作者は、やっぱり別人なんだよね
時間が経てば考え方も多少なり変わってくるし
原作が先にある場合のアニメ化って、『後出しじゃんけん』になる、つまり原作の行く末を見届けた上で
「やっぱりこうしておけばもっと良かったな」とか、「原作だとこうしたけどやっぱり変えたいな」とかが、何かしらかならず発生する
つまり作品を取り巻いているあらゆる条件が、原作と異なってる中でアニメってのは作られている
その中で、アニメとしてベストを尽くして作るわけなので、
自ずと目標地点も原作と違うところになってくる場合が多々ある。
さすがに作品に通底するメインテーマみたいな部分は、お互い大事にしましょうということで一致させていく場合が多いけど
細かなキャラ解釈とかは全然別物になることのほうが多いと思う。
そこは「アニメとしてベストな見せ方がこう」というものをアニメで作ってるだけなので
原作では違った楽しみ方が出来るし、あくまで別物ですよという前提で考えて貰うほうが良いと思うな。

305:1
23/06/10 15:04:56.83 Hv4snrh20.net
>>298
今季? 来期じゃなくて?
今季だと推しの子と水星あたりじゃない? あとは地獄楽が意外と売れてそう。
いやでもアニメ監督としての意見というよりはネットで話題になってるなぁってだけの感想です。
>>299-300
そもそもキャラとか話の魅力を最大限伝えるための最小限度の秒数が『1話をまるまる見せる』なのよ
(だから最近は1話をyoutubeとかで無料配信したりしてるよね)
本編を短く切り刻んでるPVはどうしても最初っから作品としての魅力を毀損するので
それを補うために、テンプレ構成に乗せて
「他の面白い作品と似てるんですよ」という記号的表現に則ることで
他作品の魅力を間接的に引用してきてるんだわな
それが「っぽい」感じのPVの本質なんですよ
わかりやすく言うと、視聴者はかつて見たことある面白い作品のPVと「似てる」と感じるから、
じゃあこれも面白いんだなって勘違いする、という効果を狙ってる
なのでPVっていろんな作品で似てて当然で、あえてそう作ってるってわけ。
1分とか3分とかで魅力を伝えるにはそういう姑息な手法を使うのが一番効果的なんだと思う。
結果的に似たようなものばっかりになって辟易するっていう意見、これ大いにわかるんだけど、
作品ごとに知恵を絞って工夫したPVを作っても、よほど頑張って作らないと
『テンプレ構成を使うPV』は要するに魅力を作品の外側から引用するズルをしてるわけなので
それと比べてどうしても火力に欠ける、視聴者の反応の良くないPVになってしまう。

まああとこれは業界の問題だけど
PV作ってる人達ってそれ専門の外注業者なので
どうしても作品理解が浅い状態で作るってのはあるかもね。そこは改善の余地ありだとは思うが
限りある宣伝費の中で外注さんを使ってる以上、作品内容を深く理解して拘って作ってくれと言ってもこれが限界なんだよなー。
PVの編集業者ごとに腕の良し悪しはあるんだけど、
視聴者からしたら、本編が悪いのか、PVの編集業者が悪いのかの区別は付かないので
結果的にPV屋さんへのフィードバックってあんまり無い業界なんだよね。
テンプレ構成にハメることしか出来ない腕の悪い人でも仕事が続いちゃうってのはある。
俺も監督作でカスみたいなPV作られて悲しんだ経験あるよ…。なんでこんなシーン選ぶねんってなったことある。

306:名も無き被検体774号+
23/06/10 17:26:03.44 m5VMm3YV0.net
たまに、この素晴らしい作品に何でこんなセンスの無いPVが、、と思うことはあったけど、監督のチェック範囲外で勝手に出来上がってくる代物だったのですね

307:1
23/06/10 17:52:05.50 Hv4snrh20.net
>>301
>作監の多さ
これね、本当にいろんな要素があって一概には言えないんだよね
実を言うと、一昔前(10年以上前)から作画とかに興味あって見てる人ほど先入観があって誤解があると思う
実は10年くらい前あたりから、アニメの作り方(制作の回し方)に変化が生まれてきていて…
・従来型の少人数作監で制作する方針
or
・近年主流になりつつある、最初から多人数でぶん回す方針
どちらをチョイスするか、現場ごとに違って来てるというのが現状なのよ
これはクオリティ面、スケジュール面、制作マネジメント面、そして業界トレンドの面いろいろな事情が組み合わさって、
最終的には半ば無意識的に選択されているので、「○○という理由があって作監が多いんだよ」みたいな、総論的な言い方はし難いというのが前提になる。
つまり何が言いたいかというと
人数が多いからといって、スケジュールが無くてばら撒いている…とは限らないということだね。
たとえば、まとめて200カットやってくれるけどすげー雑な人に頼むより
50カットしかやってくれないけど腕の良い人4人に頼む…という選択肢を敢えて取る場合も増えてきたという感じ。
ただ、管理先の人数が増えると、制作進行の負荷も大幅に高まるので、
近年の作品は制作進行が2人以上連名でクレジットされたり、
デスクと進行以外に進行チーフや進行補といったヘルプがクレジットされてたりもするでしょ。
クリエイターをすぐ増やすってのは難しいので、管理コストをかけることで間接的にクリエイターの品質を向上させるという戦略だと思って貰えれば。
逆に言うと、一人のクリエイターに全幅の信頼を寄せて、その人に寄りかかった作り方をする…というのが難しくなってきてるのは事実だね。
現代では総作監も4~5人居たりするでしょ。
一昔前までは、1話はAさん、2話はBさん、3話はCさん…という風に振り分けてたのが、
いま全ての話数にAさん、Bさん、Cさんをまとめて投入して、毎週わんこそば状態で次の話数へと進んでいく方針をとってる現場が増えちゃった。
それは制作側がアニメーターを信用できなくなってしまってるということなんだが、
制作側がスケジュールに責任を取ろうと思うとそういう方法を採らざるをえない事情もあって…。難しいね。

水星の魔女に関してはご案内の通り、純粋にスケジュールが短いのは事実。
まあ話数によってはすごく少人数でいけちゃってる話数はあるけど、全体を見れば作監が少ないとはあんまり思わないけど…
まあそれはさておき、お察しの通り上手い人を大量に拘束して進めてるのは確かだね。
スケジュールが短いってことは、修正する時間が取れない、つまり一発で決めなきゃいけないってことなので、
あの現場、実はすごい投入する人を選んでるよ。
原画マンも演出も、たぶん埋めるだけならもっと楽にやれると思うんだけど、
ちゃんと使える人だけを選択して投入してる。すげー贅沢な作り方してると思う。
水星って、サンライズ…というか、BNF、BNPグループ全体にとって目玉タイトルであり、
かつ一番スケジュールが崩壊してるのが明らかな状況なので、
全社・全スタジオに対して水星を終わらせるために協力するよう大号令がかかってる状態なのよ。
なので、本来他作品のために拘束したスタッフを、隙あらば人身御供として水星班に差し出す…というと言い過ぎかもだが、
まあそれに近い「ご協力」が求められてるって聞いてるね。
テロップ厨の人が見たら「この原画さんは○スタから…この演出さんは○スタから供出された人だな」ってテロップ見て楽しめると思うw
ある意味そうやって、各スタジオからお墨付きのあるちゃんとした人だけを使ってるので、
短期間でもそれを感じさせないフィルムに出来てるんだと思うわ。

308:名も無き被検体774号+
23/06/10 19:28:54.99 PxKJ3eOl0.net
水星の魔女ただ見てるだけだと普通にクオリティ維持しててスケジュール厳しいなんて噂程度にしか信じられないだけにこうやって現場に近い人の話見ると凄い無茶な進行でやってるんだと驚くなぁ

309:名も無き被検体774号+
23/06/10 22:08:59.99 shUHP1Yx0.net
夏アニメで有名アニメーターが集まっていそうなアニメはありますか?
天国大魔境みたいな

310:名も無き被検体774号+
23/06/10 22:46:14.46 kxOdUOqi0.net
>>309
横レス失礼。
このスレの130で類似質問に返答しているので参考になれば

311:名も無き被検体774号+
23/06/10 23:09:39.33 KJBhyfcDa.net
最近は明らかにここのスレ民だろうツイートもTLによく流れてくるよ
ヤマやDIYとかアニメーター見本市ツイには諸悪の元凶と例の新井さんが大喜びで食いついてた

312:名も無き被検体774号+
23/06/11 01:44:12.15 lXYITajb0.net
>>305
あーPV外注なんだ、それは確かにテンプレ祭りになりそうだね
作品のこと良く分かってる制作陣が作るのが最善な気がするけどやっぱ売るための技術は全然別物なのかな
良ければその辺の業界構造とか完成までの流れも教えてほしい

313:名も無き被検体774号+
23/06/11 08:18:59.06 k6Hi1UQa0.net
>>308
素人目で見てもデスクや進行が何人も居て、そのデスクや進行の所属先が
全部違うスタジオみたいな事になってるからな、1期中盤くらいから
本当サンライズとBNP全スタジオの総力戦ってのは分かるよ

314:名も無き被検体774号+
23/06/11 16:43:39.41 bIixIFyq0.net
>>304
>『アニメと原作は作品として別物』がやっぱり大前提にあると思ってもらったほうがいい。

これは良いね!めっちゃ勉強になる!

当たり前だけど、アニメは原作の範囲は超えないから、原作は観ない派だけどね

あれれ、時として原作を超えるアニメもあるのかな???

315:名も無き被検体774号+
23/06/11 17:47:06.68 IiHGVszhM.net
「超える」の定義が謎すぎる。
原作(小説?漫画?ゲーム?)とアニメとで表現できることは違うし、
それぞれに長所があるってことは散々このスレで語られてたでしょ

316:名も無き被検体774号+
23/06/11 19:09:30.14 ThnMBWZY0.net
>>314
>>304の質問したものだけど、表現として原作より良かったかも、好きかもって思うアニメがたまにあるから、そこんとこどうなんだろうと思って質問してみた)

>なるほど、あくまで「漫画の解釈の正解」と言うより、
「漫画での題材を『アニメでのベスト』で『その時点の考え』が反映されたもの」だ
から、原作漫画として書いたものとは「別物」ってことか。言われるまでその意識が薄かったです。
「漫画で書かれた解釈」を分かりやすく伝えている
ではなくて
「アニメという形でその時ベストな解釈/表現」で作り直されている
っていう方が正しいんですかね。

当然アニメの方が後だから、(失敗したかもって所を)より多くの人に響きやすい表現を選ぶこともできるから「アニメの方がいい」って場合があって
逆に
アニメの場合はどうしてもクールの尺の問題があるから「シーンの構成、カット」だったり
(漫画だと読者各自イメージするような)テンポ感、トーンだったりが気に食わなくて『漫画の方が~』ってなることがある。

アニメ化で
「○○が良くなったー悪くなった~」とかではなくて『2つ作品があってどっちが好きか?』って話なんだな……
ありがとうございます
(文章おかしくなってしまったかもしれないけど、めちゃくちゃ納得しました)

317:1
23/06/11 19:50:59.93 emxWeWTM0.net
>>302-303
申し訳ないが、自分はあくまでクリエイター側であってプロデューサーではないので、
具体的にお金がどう動いてるかまでは答えられないな。すまん。
ただ俺の知る限りという話で言うと
テレビ局が主体となってアニメを作るパターンってたしかにけっこうあって、
アニメを企画している部署ってのは、テレビ局内においても、「コンテンツ事業部」とか、「アニメ・映画事業部」みたいな名前のついてる部署がやるのよ
(子会社化して完全に本体と切り離されてる場合もある)
ここは番組編成のための部署というわけじゃなくて、
あくまで作ったコンテンツ全体で利益を上げようという部署で、テレビ本放送の編成の意思とかとはある程度独立して動いていて、
外部のビデオメーカーや配給会社みたいなところと同じで、あくまでアニメコンテンツ全体で商売しようという部署
なのでテレビ局が委員会幹事をやってるパターンの場合でも、
通常の外部の委員会と同じで、放送自体でテレビ局が利益を得ようとしてるわけではなく、
関連商品や放映権が売れてナンボなんだよね。
放映権買ってくれるなら、別に他局に卸したってぜんぜん構わないわけよ。
BSや配信なんかが、ライバルグループの放送局から放映されるケースけっこうあるのはそういう事情だと思う。
これより詳しい話となると、それこそ数土さんとかに聞いてもらわないと、ちょっと俺では答えづらいなー。

SNSでの実況については意外とみんなエゴサしてるよ。
キャプチャや、数秒単位の切り抜きくらいは、単純なキャプを実況として貼るだけなら弊害が無いので引用の範囲として黙認されてる感じだね。
別にこっちとしては全く実害ないから、静止画でのキャプチャや、1カット単位のgifについてはやめてほしいと思ってる関係者はほぼ居ないと思う。
ただ1分を超えるような、シーン単位での切り抜きとかってなってくると、それはちょっとやめてくれって感じになるんじゃないだろうか。

318:名も無き被検体774号+
23/06/12 00:01:42.24 I4u+5G070.net
止まっている人間の瞳を微動させることがありますが、あれって生きている感じを表現する為なんですか?

319:1
23/06/12 13:31:20.00 +QRk6OUo0.net
>>306,312
アニPの取り回し次第だけど、
監督のほうでチェック入れたりすることが出来る場合も一応あるけどね。
ただ宣伝素材は監督の所掌範囲じゃないって扱いで、全くチェックなく謎のPVやらプロモ素材やらが世に出ることもままある。
PVをどういう内容にするかとかは委員会の意思と宣伝Pの裁量、あとはPV業者の腕によるところが大きいので
監督のほうからはたとえば「これだけはネタバレになるから止めてくれ」みたいなピンポイントでの修正を依頼することくらいはできても
全般的に作りこみを監修するっていうのは現実的には厳しいんじゃないかな
そこまでやらせてくれって言ったこともないからわからんけど
PVですって上がってきた時点でもう作りこまれちゃってるものだから、よほどの大問題でなければ文句言えない感じ。
あと、PV作ってるタイミングって本編作業が佳境に差し掛かってるタイミングなので、
本隊のほうが宣伝のことまで面倒みてられないってのも正直ある
だからこそ宣伝Pが必要な素材を全部リストアップして、
「これとこれの素材だけ用意してくれればあとはこっちで全部やりますよ」みたいに段取りを整えてくれるのよ
こっちは映像のプロではあるが宣伝戦略に関しては素人なので、そういうプロに頼らざるを得ないんだよね。
>>309
天国大魔境クラスの作品は俺は聞いてないなぁ

320:1
23/06/12 13:51:29.97 +QRk6OUo0.net
>>308,313
もう少し時間があればもっと良く出来たんじゃないかとふと思っちゃうけどね
作画的には十分だけど、演出やストーリーを練り込む時間が果たして足りてるのかどうかわからない
あと半年監督に時間を与えてたらもっと傑作になってたのではとも思う。まあないものねだりしてもしょうがないんだけど。
>>316
そうそう。言いたかったことはそんな感じ。
そもそもアニメにしろ漫画にしろ工業製品じゃないので、狙った定格通りの面白さが出せるというものではなくて
仮に、同じ人が同じ作品を作ろうとしたとしても、
作るたびに微妙に違うものが出来上がっちゃうものなんよ
出来ることは、その時々で作り手が発揮できる100パーセントの力で作品に向き合うことだけなんだよね
そういう意味でも原作とアニメはやっぱり別物だと思って楽しんでほしいな
>>318
瞳ブレってやつね
シチュエーション次第で演出意図もいろいろ考えられるんだけど、
よくあるパターンとしては、「心の中の動きを表現する」ための演出だね。
つまり、そのキャラが心の中で何か考えてたり、何かを感じ取ったりしていて、胸の中がグルグルしている状態を
微妙な視線の揺れに託して表現しているってわけ。
表情や台詞には出さないけど、心の中で何かが動いている…それが視線に現れてる。
ポジティブ・ネガティブな感情どちらでも使える表現だね。
なので、今後アニメを見て瞳が微動してたら、いまこのキャラ心の中で何かが動いてるんだな…
もしくは何か強い情動を感じてるんだな…って解釈して見てみると良いよ

ちなみに単純に『生きてる感じ』の表現としては、
そもそも目にハイライト(白く光ってる部分)が入ってること自体が『生きている』という表現になってるんだよね。
なので死んだキャラや心が崩壊してしまったキャラなんかだと目のハイライトを消したりする。
(これがいわゆるレイプ目とか死んだ魚のような目って言われるやつ)
上記はあくまで『よく使われるシチュエーションでは』って話なので、演出意図次第で違うパターンの場合もあるかもだけど。

321:1
23/06/12 13:56:22.11 +QRk6OUo0.net
>>318
余談だけど
瞳微動だけだと、ポジティブ・ネガティブ両方で使えるんだけど
類似する表現で、瞳だけではなく眉毛まで微動させている場合は
基本的にネガティブな情動の表現になる。
連続で微動させる場合と比べて、
間欠的に「ピクピク、…ピクピク」みたいに動かすと、「怒り」のニュアンスが上がる。
また瞳微動の場合も、
「瞳Hiブレ」と呼ばれる、瞳そのものは止めのまま、
目に映りこんでいるハイライトだけが微動する表現もあって、
この場合は情動とかってよりは、より動きが小さい「思案」「情感」の表現になるかな。
瞳ブレひとつとってもいろいろバリエーションがあって面白いよ。

322:名も無き被検体774号+
23/06/12 21:28:21.66 MrNVdjj80.net
中山ドラゴンをどう思う?

323:名も無き被検体774号+
23/06/12 21:59:28.21 DeswegISp.net
演出は分かりやすいものから芸コマなものまで多様だと思いますが、どれくらい視聴者に伝わるように意識してやってるんでしょうか?
ボーッと流し見してる人でも演出が凝っていれば刷り込み的に良い作品だと印象付けられるものなんでしょうか?

324:名も無き被検体774号+
23/06/12 22:21:06.20 I4u+5G070.net
>>322
横レス失礼。
中山氏の話題は2スレ目bナ結構でたので試Q考になるかもbオれません

325:末シも無き被検体774号+
23/06/12 23:29:51.04 Q0eiBjQO0.net
瞳と言えば竹内哲也さんが開発(?)したハイライトが回転する奴がめちゃすこだわ

326:名も無き被検体774号+
23/06/12 23:37:22.79 0EJQa4300.net
AIでアニメ作る時代がもうすぐ来たら監督業は捗りそうだな

327:1
23/06/13 03:31:46.95 oeYae6mI0.net
>>322
力のあるクリエイターだと思うよ。
直接ご一緒したことはないけど業界内でニアミスはしてて、実力ある人だな~とは思ってる。
>>323
あくまで俺個人の考え方だけど…
演出というか、アニメ作りって、
足し算で「演出技巧を10個繰り出せば10ポイント」って感じのものじゃなくて
むしろ技術的に失敗している部分があるとそこが減点されていく…みたいな要素のほうが多いんだよね
なので客に伝わるとか伝わらないとか関係無く、
なんなら、「客のほとんどが気にしないであろうポイント」まで拘って作ることこそが
細部まで血肉の通った演出に仕上げる唯一の方法なのよ
そういう意味で、視聴者への伝わりやすさってのはあんまり気にしてない。
一人でも気付く人がいるならやる意味のある演出だと思ってるし、
逆に一人にでも気付かれちゃうなら、それはもう手を抜いてはいけないことって判断になる。

>>325
わかる~
ただ繰り出しどころが難しいんよ
記号化が強い表現なので、絵柄とか作風にもよって、たとえばリアル系作品とかだと「やり過ぎ」になっちゃうから。

328:1
23/06/13 03:51:29.34 oeYae6mI0.net
>>326
いま話題になってるstable diffusionとかchatGPTみたいなタイプの
膨大なデータセットを薄めて再利用するタイプのAIは、
正直あんまりクリエイティブ業界のあり方までは変えないかなというのが俺のここまでの印象だけどね…
やっぱりあくまで道具の一種に過ぎないので。
たとえば初音ミクが出ても歌手が居なくなったりしてないでしょ。そういうイメージかな。

小説や絵画、アニメみたいな、
人間が作れてるものと同じことをAIにやらせてるうちは、AIは単なる道具に過ぎないんだけど…
「空間生成」みたいな、もともと人間にはかなり(物量的にも技術的にも)難しいことをやらせるってなると話は変わってくる。
いまそっち方面の研究も着々と進んでて
プロンプトから空間を生成するとか、静止画像から立体をモデリングするとか、そういう技術が実用化寸前まで来てるでしょ
まだ未来の話ではあるけど
昨今話題のApple vision proみたいなVR・MR機器のためのコンテンツとかで
既存の映像とかのフォーマットとは全く違う新しいエンタメが生み出されたとき
それはもうAIの力なしでは作れないものになってる気がするね。

329:名も無き被検体774号+
23/06/13 03:58:06.66 0ZYvY8/y0.net
瞳ブレの返答有難う御座います。
春番の『私の百合はお仕事です!』で見る機会が多かったので質問しました。また、返答と照らし合わせると「動揺」等の気持ちの揺れで利用されているように感じました。
監督や演出など役割によって違うと思いますが、アニメの仕事でどんな時に達成感や感動を感じますか?

330:1
23/06/13 07:13:43.02 oeYae6mI0.net
>>329
ピンポイントで「この瞬間」に達成感!って感じにはあんまならない
完パケした瞬間とか、放送されてるタイミングとかは確かにひとつ区切りになるので、達成感や感動が無いかというと嘘になるけど
そこまでの長い作業期間でいろいろ手を尽くした結果なので、納得や安堵のほうが大きいからなー。

達成感というよりはむしろ「やってよかった」と思う瞬間になっちゃうけど
同じプロデューサーや制作さんから、また仕事の依頼が来たときは、
自分の仕事の答え合わせが出来た気持ちになるのでやっぱり嬉しいね。
出来たモノだけではなく、仕事の進め方みたいなプロセスも含めて自分を見てくれてた人からの評価だからね。

331:1
23/06/13 07:17:33.84 oeYae6mI0.net
>>329
ちなみにお客さんの反応とかでは感動しないのかというと、それはもちろんありがたく読んでるし嬉しいんだけど
アニメって一人で作ってるわけじゃ無くて、
原作や、アニメーター等々、参加スタッフの力があって、共同で作ってるものなので
視聴者から高評価をいただけたときは、まず関係者への感謝の気持ちのほうが大きいんだよね。
みんなの力あってこそ作れたものなので、そこで俺が喜んだり達成感感じるのもおこがましい気がしてしまってさw

それと比べて、プロデューサーや制作さんから次の仕事の依頼が来るってのは、
あくまで俺個人の仕事に対する評価なのは間違いないので
だからこそ一番素直に嬉しく思えるんだよね。

332:名も無き被検体774号+
23/06/13 15:34:16.02 j3ByKVCl0.net
原作が漫画か小説かでやりやすさの違いってありますか?

333:1
23/06/13 18:29:40.49 oeYae6mI0.net
>>332
このスレの116や150で言った通り
ビジュアル面で参考に出来る資料が純粋に多いので、まあ漫画のほうが楽に作れるっちゃ作れるよね
ただ逆に言うと漫画に「引っ張られる」のが悪い影響になることもあるので、一概に良し悪しは言いにくいけど。
まあどっちでもいいかな

334:名も無き被検体774号+
23/06/13 22:37:49.80 912b8lpHM.net
三浦貴博氏ってもしかして、ufotableから移籍されたのですか?
最近Cloverの作品ばかり参加されている印象です。

335:名も無き被検体774号+
23/06/14 01:37:14.73 JhHs+fdS0.net
すごく謙虚なのが伝わってきました。確かに多人数が関わる仕事だと、個人より皆の力というのは納得ですね。
KVやPVの時点で表情や作画が怪しいと「事前の一枚絵や、数分の映像でさえこれという事は···」と見る前から残念に感じてしまいます。こういう場合って、やはり本編もお察しのケースが多いのでしょうか?


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