15/09/11 00:04:51.71 4OV3IMuP0.net
>>739
意外と早く来たなww
1 名前: ボマイェ(宮城県)@転載は禁止 :2015/09/10(木) 22:08:44.90 ID:pQaQxpT+0● BE:601381941-PLT(13121) ポイント特典
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東大、貯蔵された記憶を可視化・消去する技術を開発
東京大学は9月10日、貯蔵された記憶を可視化・消去する技術を開発したと発表した。
同成果は同大学大学院医学系研究科 附属疾患生命工学センター 構造生理学部門の林(高木)朗子
特任講師、河西春郎 教授らの研究グループによるもので、9月9日(現地時間)に英科学誌「Nature」
オンライン版に掲載された。
人の大脳皮質では、膨大な数の神経細胞が約60兆個のシナプスを介して連絡した神経回路網を
形成している。このうち、興奮性シナプスというシナプスの約8割は、樹状突起スパイン(スパイン)という
小突起構造上に形成され、スパインは学習・記憶に応じて新生・増大し、それに伴い電気的伝達効率を
変化させることが知られている。
今回の研究では、新生・増大したスパインを特異的に標識し、青色光を照射することで標識された
スパインを小さくする人工遺伝子(記憶プローブ)を開発。この記憶プローブを導入したマウスを用いた
実験では、大脳皮質に青色レーザーを照射することで、運動学習によって獲得された記憶が特的に
消去されたことが確認された。
また、各神経細胞における記憶に関わるスパインの数を数えたところ、大脳皮質の比較的少数の細胞に
密に形成されていることがわかり、記憶を担う大規模回路の存在が示唆された。
生きたままの脳内において学習・記憶の基盤を担うスパインの観察および操作を可能とする今回の
新技術は、学習・記憶の細胞基盤や、認知症や心的外傷後ストレス障害の研究に貢献するものだと
考えられている。
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