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去年12月、横須賀市内の飲食店で女性を日本刀で突き刺し、殺害した罪に問われていた元交際相手の男の裁判員裁判で、横浜地裁は懲役17年を言い渡しました。
起訴状などによりますと、佐藤央雄被告(53)は去年12月、横須賀市内の飲食店で、元交際相手の早川知恵子さん(当時49)の胸を日本刀で突き刺し殺害したとして、殺人などの罪に問われていました。
20日の判決で、横浜地裁の吉井隆平裁判長は、「刃渡り約60センチを超える殺傷能力の高い日本刀を持ち込み、被害者の胸部に向けて、刀がその背部に貫通するほどの強度の刺突行為を行った。 その犯行は大胆かつ非常に危険」などと指摘。
そのうえで、「交際相手であった被害者との関係の継続について意見が食い違い、その話し合いの場において口論になった直後に犯行に及んでいて、その動機及び経緯は短絡的である」などとして、佐藤被告に懲役17年を言い渡しました。
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