24/11/20 19:05:20.20 0EsXf6/B0.net
>>946
東京は戦時中に「東京都制」という法律を国が作って国策で府市合併した。
それまでは東京でも府と市の二重行政が問題になっていて、これをなんとかせねばと延々50年もああでもないこうでもないと議論していたんだよね。
そうこうしているうちに、1943年、「帝都の行政がこのままでは情勢が許さない」ってことで国が強制的に府市合併させた。
つまり半世紀かかっても実現できなかった政策を国にやってもらったってことだ。
大阪の場合、府市の二重行政を同じく問題としていたけども、そのためには法律が必要→国政政党立ち上げ→大都市法成立→府市合併の手続き進める→住民投票否決→新たな制度設計→2回目の住民投票→否決
ここまでたったの10年。
東京が50年経っても結局決められず、国という言うなれば親の力で決めてもらった都制と、大阪が全て自分たちの力で10年間に2回の住民投票までもっていった都制のどっちに価値があるかなんて子どもでもわかるわな。
それともう一つ、「二重行政は大阪だけの問題」という声もやたら聞いたけど、二重行政は当時の東京でも延々50年議論した大問題だったってことだ。