24/11/19 20:16:31.00 KsZs7ymo0.net BE:178716317-2BP(1000)
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今回の脱線事故の原因について、JR北海道は11月18日に開かれた記者会見で、レールに著しい腐食があったことが脱線の一因の可能性であるという見解を示した。
鉄道用のレールは車輪が触れる頭部と枕木に固定される底部があり、頭部と底部の間の部分を腹部と呼ぶが、この腹部が腐食していた。
1992年のレール設置当初は15mmの厚さがあったものの、今回の事故現場では最も薄い部分で3mmになっていたという。
この脱線事故現場である鷲ノ木道路踏切では9月12日に超音波検査を実施したところ異常が検知され、その後目視により頭部の確認は行っていた。
しかし、踏切の敷板を外してレールの腹部の確認までは行っておらず、JR北海道の内規でも確認は求めていなかったという。
さらに、この記者会見では、「特急でも破断はあり得たのか」という記者からの質問に対してJR北海道では「可能性は否定できない」との見解を示した。
これが最高時速120kmで走行する特急北斗号の通過でレールが破断していれば大惨事につながっていた可能性もあり得たことになる。
JR北海道は今回の現場と条件が似ている鹿部―長万部間の踏切全10か所を点検し、安全の確認をしたという。
今回の事故現場で異常を検知しながら詳しく調べなかった現状に対して、有識者からは「検査体制の不備」や
「内規があいまいで作業員が未熟だった可能性がある」と厳しく指摘されている。