24/05/08 11:24:59.43 OnrEGtaU0●.net BE:555332173-PLT(13000)
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小鳥は目的に応じてさえずり方を柔軟に変えることができる―。
そんな研究成果を東北大のチームが発表した。「報酬」を得られ
る場合にだけ、特定の音が多くなることを実験で確かめた。言葉
による人間のコミュニケーションの脳内メカニズムを探ることに
も役立つという。
ミソサザイやコガラなど鳴禽類(めいきんるい)(スズメ亜目)
の小鳥たちは、さえずりで仲間とコミュニケーションをとってい
ることが知られる。天敵が現れた場合、相手に応じてさえずり方
を変える鳥もいるという。ただ、仲間に警戒シグナルを伝えよう
と意図的に変えているのか、恐怖のような情動の結果なのかはわ
かっていなかった。
東北大の安部健太郎教授(神経科学)や大学院生(当時)の河
路琢図さん、藤林瑞季さんのチームは、ジュウシマツを使って実
験した。まず、さえずりを瞬時に文字化するコンピュータープロ
グラムを開発。ジュウシマツの自然なさえずりを解析した後、特
定の音が一定回数を上回った場合に「報酬」として仲間の動画を
モニターで見せる条件づけを繰り返した。
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朝日新聞デジタル
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