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長野県駒ヶ根市の総合建設業「ヤマウラ」をめぐる総額26億円余りの不正支出事件で、検察は、逮捕・起訴された親子を2億9000万円余りの業務上横領の罪で追起訴しました。
35歳の息子が通っていた県内のバーの店主が、店での様子を語りました。
「全身ブランド着てたし、来るたびに10万、15万くらいのお金は使っていったように思う。店に来たらすぐに『シャンパン シャンパン』みたいな感じで。取り巻きも何人か連れてきていたし、全部村田君がお金を払っていたイメージです」
業務上横領の罪で父親の村田浩幸被告（63）とともに起訴された俊樹被告（35）。
去年（2023年）の3月ごろから数回、俊樹被告が通っていたバーの店主は、金遣いの荒さが目立ったと話します。
「自慢話が多かったよね。東京に行ったら一晩で500万使ってきたとか、言い方は悪いけどあぶく銭持った人の使い方をしている。例えばパチンコで儲かったとかギャンブルで儲かった人のお金の使い方。汗水たらして働いている人はあんな使い方をしないんじゃないかな」
俊樹被告は、様々な事業を手掛けていると話す一方、仕事の内容に関しては詳しく語らなかったといいます。
「建築の重機のリースやっているとも言っていたし フォージャパン（自分の会社）でマスクを作っているとも言ってたし（格闘技の興行の）ライジンのスポンサーやっているとか 内容というか細かいところは全然話そうとしなかった」
バーの店主は、俊樹被告について印象に残っている言葉があるといいます。
「酔っぱらって一回 『俺はこんなんじゃ終わらない 見とけよ もっと上までのぼってやる』みたいなことは言っていた気がする」
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