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【ダイジェスト】TVでは放送できない日本の闇 [中野剛志が解説] (中野剛志×三橋貴明)
>>1
なぜ考えを変えず、地獄への道を突き進むのか。12:45
認識の共同体（Epistemic Community）は,持続性がある。
タイタニック号のように,急には舵を切れない。
社会というものの恐ろしさ。
もともと社会は、同じ方向に進む傾向がある。
ある方向に進んだものを、変更すると,損をする人達が,たくさん出てくる。
彼らの抵抗に抗えず、軌道修正することなく、突っ走り続ける。
水道の民営化も同じ。16:51
一度,水道を民営化し、民営にやらせたら、しばらく経つと,地方自治体は、水道の運営方法がわからなくなる。
民間にやらせるとマズいから,地方公共団体に戻そうとしても、その頃には,すでに運営方法がわからなくなっている。
一回,進みだすと,止まらない。
地方の橋が,老朽化している。7:14、
最大の問題は、自治体に,橋などがわかる土木技術者がいない。
ずっと,公共事業を削り続けた結果、自治体から,土木技術者がいなくなった。
橋の老朽化は、経路依存性（Path dependence）で,改善されることなく,ずっと悪化し続けるの？
そう。戻らない。
昔は、橋の技術者を育てるという,良い意味での,経路依存性（Path dependence）があった。
それを,遮断した結果、今は,悪い方向に経路依存し続けている。
改革（Reform）という言葉を簡単に使うが、慎重に考えなきゃいけない。
一度やってみて駄目ならやめればいい、一度やってみて駄目なら戻せばいいと気軽に言うが…個人レベルならともかく、社会全体の場合は,それほど簡単ではない。
🔴2017年2月10日（ビジネス+IT）
築50年超の「老朽橋」が一気に倍増、地方は「通行止め」だらけになる
🔴2022年12月6日（NHK）
“橋がトンネルが崩れる” 74万のオープンデータを調べると