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批判が噴出したNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が終わる。10月3日からは福原遥(24)主演の次回作「舞いあがれ!」が始まる。今度は朝ドラの評判と威信を回復する作品になりそうである。その理由を3つ挙げたい。
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【脚本が期待できる】
ドラマの良し悪しを決めるのは「1に脚本、2に役者、3に演出」。古くからのセオリーである。
脚本に描かれた主人公に魅力がなかったり、ストーリーが破綻していたりすると、いくら名優が演じ、名演出家が撮ろうが、どうにもならない。その点、「舞いあがれ!」は心配ないはず。
制作は大阪拠点放送局。在阪スポーツ紙記者によると、メインライターを務める桑原亮子さん(42)は昨年8月、こうコメントした。
「(ヒロインの岩倉舞は)辛いことがあるたび、空を見上げて前に進みます。(視聴者が)その姿を見ているうち、いつの間にか元気が出てくる、そんなドラマになることを願っています」
福原遥が演じるヒロイン・舞は長崎県・五島列島の空を飛ぶ「ばらもん凧」に魅せられ、パイロットを目指す。かよわい存在だったものの、夢の実現に向け、困難を乗り越えていく。物語の底流には、力の強弱に関係なく、誰にでも居場所や役割があるというメッセージが込められる。朝ドラのメインストリームに位置する作品になるはずだ。
(以下略)