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安倍元首相銃撃〉山上支援者に警鐘を鳴らす、「市橋ギャル」の後悔
9/15(木) 7:07
山上容疑者に100万円超の支援
安倍晋三元首相を銃撃し、死に至らしめた山上徹也容疑者。
その不幸な家庭事情から、容疑者に対して同情する人は少なくない。おまけに一部では彼のことを神格化する動きもみられる。
減刑を求めるネット署名には約8500筆(2022年9月14日現在)が集まり、9月27日の安倍元首相の国葬当日には、彼の半生を描いた映画(足立正生監督)の公開までも予定されている。
「何も国葬当日に上映しなくても、と思いますが、制作側は“風化される前に上映したい”という思いなのだそうです。山上容疑者を巡っては、全国から100万円を超える現金や食料、衣類などが差し入れられており、その家庭環境などから支援の声が寄せられています。中には『山上ガールズ』なる容疑者に恋をする女性たちも出現し、事件を正当化する人までいるのです」(全国紙社会部記者)
そんな中、この“山上支援”に警鐘を鳴らす人物がいる。
「山上さんに共感して支援する運動をしている方がいますが、将来それは絶対にあなたを苦しめます。お辞めになってほしい」
必死の形相で筆者に訴えるのは、神田朱美さん(仮名・38)。彼女はかつて、犯罪者のグルーピー(追っかけ)だった過去がある。
2007年、千葉県の市川市で起きた、英会話学校講師だったイギリス人女性の殺害事件。その実行犯は2年7カ月に及ぶ逃走を繰り広げた、市橋達也受刑者(2012年無期懲役確定・服役中)―。神田さんは、彼に恋する通称「市橋ギャル」の一人だったのだ。
支援の果てに―
2011年7月に行われた市橋受刑者の初公判には、57席の傍聴券を巡って975人の傍聴希望者が千葉地裁に列を作った。翌12年3月の控訴審でも275 人が並ぶなど、事件への関心の高さがうかがえた。
注目度の高い事件の裁判の場合、傍聴希望者の多くは、報道陣が席を確保するために雇ったアルバイトなのだが、この時はいつもと様子が違っていた。
着飾った女性に、裁判所の前で涙ぐむ女性、記念撮影する女性など、まるでアイドルのライブに来るかのような女性たちが一定数存在していた。
彼女らは「市橋ギャル」と命名された。
当時、スポーツ紙の記者だった筆者も彼女たちを取材し、ケータイ番号を交わした。
あれから約12年。筆者の携帯電話に裁判当時「市橋ギャル」だった神田さんから連絡が来たのは、8月も終わりに入った頃だった。
「覚えていますか? 市橋(受刑者)を支援していた神田です。以前、取材してもらいましたよね? お話ししたいことがあります」
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