21/12/09 18:09:55.25 BDKI4ltQ0.net
日本の問題は、労働が伴ってるのに富=現金が増えてないこと。
現金総量が100から変わらない社会に労働者が100人いたとすれば、一人あたりの給与は1になる。ある労働者が昇給を志して2人分の労働をすれば、その労働者の給与は2になるが、現金総量が変わらないから、他の労働者のうちで給与が1に届かない者が出てくることになる。通常減給は忌避されるから、労働者の間では過重労働がスタンダードになるだろう。
結果、過重労働に従事してるのに給与が1に収斂される不条理が常態化することになる。
過重労働に従事してるのに給与に変化がないので、実質的な減収となり、家計の負担感は大きくなる。家族のうちで働ける者がいれば、家計を助けようとパートに出るかもしれない。現金総量が100の社会に101人目の労働者が出現するのである。
働けば働くほど、みんなが貧しくなっていく不条理社会のできあがり