21/09/01 17:26:39.73 keSOeZQr0.net
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日本の化学大手住友化学が100億円（約1,054億ウォン）以上を出資し、韓国で核心半導体素材である感光材（フォトレジスト）を直接生産する。
日本政府が2019年に半導体核心素材の輸出を規制した後、関連の日本企業の韓国への投資としては最大規模になる見通しだ。
住友化学は、三星電子とSKハイニックスなど韓国の半導体大手企業にフォトレジストを安定的に供給するため、100億円以上を投じて韓国に新工場を建設すると1日発表した
今月着工し、2024年から生産を開始する計画だ。
韓国の新工場では、フッ化アルゴン（ArF）フォトレジストを生産する計画だ。
フッ化アルゴン・フォトレジストは、半導体ウェハー（基板）の回路を細かく描く時に使われる先端素材だ。 住友化学はこれまで大阪工場でのみフッ化アルゴン・フォトレジストを生産してきた。
韓国の新工場建設と既存の大阪工場の増設が終了する2024年、住友化学のフッ化アルゴン・フォトレジストの生産能力は、2019年の2.5倍に増える見通しだ。
住友化学は、フォトレジスト市場で世界4位の企業だ。
住友化学が海外で初めてフッ化アルゴン・フォトレジストを直接生産することを決めたのは、韓国の半導体大手各社が分散生産を要請したためだと、日本経済新聞は伝えた。
韓国企業はフッ化アルゴン・フォトレジストの90%を輸入に依存している。第5世代移動通信（5G）用のスマートフォンの普及や、データセンターの需要が増え、フッ化アルゴン・フォトレジスト市場は毎年10%以上成長するものと期待される。
日本が2019年7月からフッ化水素、極紫外線（EUV）フォトレジスト、ポリイミドなど半導体・ディスプレーの核心素材の韓国輸出を規制している。
フッ化アルゴン・フォトレジストは、日本の輸出規制品目ではないというのが会社側の説明だ。
しかし、日本の輸出規制が与えた影響を無視できないというのが業界専門家たちの分析だ。
三星電子とSKハイニックスなど韓国の半導体企業が輸出規制以降、半導体素材の安定的な調達に神経を尖らせているからだ。
韓国企業が予想より早く半導体素材の国産化に乗り出したのも、住友化学が韓国に大規模な投資を決めた背景と見られる。