21/07/22 12:42:01.55 F3zAQG+90.net BE:718678614-2BP(1500)
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―法の施行から5年がたちました。この間の社会の変化をどう見ますか。
◆5年前はヘイトスピーチをやる団体が、特に首都圏や関西圏で盛んに活動していました。在日韓国・朝鮮人の方々に対する著しい不合理な状況があったわけです。私も在日の集住地域がある川崎市に視察に行ったり、被害を受けた方から直接話を聞いたりしました。「これは何とかしないといけない」ということで作られたのが、解消法です。条文に具体的な対策が書かれているわけではありませんが、国会審議の中で「自治体が会館などの使用許可を出すときに、ヘイト目的かどうかも考えるべきだ」という趣旨のことを私が言いました。この手の法律は条文だけでなく、審議を通じてどういうことが期待され、何がいけないのかを細かく議論し、議事録に残すことが大事です。実際、今は街頭でのヘイト行為はほとんど見かけなくなったと思います。条文にはなくても、法の精神に基づく対策が取られ、実質的な抑止効果が生まれたからでしょう。
解消法には罰則などがありませんから、制定過程では「本当に効果があるのか」という声もありました。でも「ヘイトは恥ずべき行為だからやめるべきだ」ということを明確に打ち出し、実際そういう世論が醸成されていったと認識しています。
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