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藤沢市で女子高校生を連れ去り、身代金２０００万円を要求したなどとして身代金目的略取などの罪に問われている男の裁判員裁判が始まり、
男は起訴された内容を一部否認しました。
起訴状などによりますと、綾瀬市の元会社役員、木村功被告はおととし６月、藤沢市の路上を歩いていた当時
高校２年の女子生徒を羽交い絞めにして車で連れ去り、ホテルでわいせつな行為をしたうえ、
女子生徒の両親に電話で２０００万円の身代金を要求したなどとして、身代金目的略取やわいせつ目的略取などの罪に問われています。
２４日に横浜地裁で開かれた初公判で、木村被告は「当初はわいせつ目的ではなかった」「誘拐するときに殺すぞとは言っていない」などと起訴された内容を一部否認しました。
冒頭陳述で検察側は、木村被告について「代表を務める会社の経営が悪化し、資金調達と性的傾向があいまって
女子高校生の誘拐を考えるようになった」と指摘しました。
一方、弁護側は「被告は当時うつ病で、会社の資金をつなぐことだけにとらわれていた」などと情状酌量を求めました。
判決は３月１７日に言い渡される予定です。
藤沢市女子高生連れ去り 男が起訴内容を一部否認
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