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高級クラブに行くのと変わらない
体の関係なしでかなりの金額を援助してもらうのはレアなケースだが、取材をしているうちにある程度実在することがわかってきた。ホステスと男女の関係になれなくても、高級クラブに行けば一晩で同じぐらいの金額がかかるのだから、お金持ちの男性ならばそれはそれで構わないのかもしれない。
「私の方から金額の話とかをしたことはありません。私の生活があまりにも悲惨だったので、同情してくれたのかもしれませんね。それとパパは既婚者で男の子が二人いるのですが、女の子がいないので、私を娘がわりに可愛がってくれているみたいです」（真由さん）
「アプリのパパ活をやっていて思ったことは、最初からお金のことを交渉したら男性はお金を出し渋るってことですね。やっぱりどこかに『恋している』『好きになった』みたいな疑似恋愛的なものが必要なんです」（前出の優さん）
体の関係なしのパパ活をしている二人が、奇しくも口にした共通点はそこだった。またそれは男性側にも当てはまるのかもしれない。
「小金持ちは『お金をあげてるんだから、これをくれ』みたいな100％のギブアンドテイクを求めますが、お金持ちはまずは与えてから、何を返してくれるかを見ています。そこで賢い女性は『こんなに与えてくれたのだから私も何かをしなくっちゃ』と思いますが、『セックスだけしてればいいんでしょ』と思ってしまう女性は、すぐにさよならされてしまいます」（前回紹介したパパ活のレジェンド・由紀さん）
パパ活を単なる売春や援助交際だと言い切れない理由が、彼女たちの言葉の中にあるような気がした。