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2021年から、欧州でCAFE方式によるCO2排出量の規制が厳格化される。これを機に国内自動車メーカー各社においては、新型EVをラインアップに加える動きが加速している。これらの車種をまとめてみる。
■ホンダ Honda e （発売中）
他のEVとの違いは、ホットハッチ的なキャラクターが与えられており、後輪駆動（RR）となっていること。最小回転半径は4.3mと小回りがきく仕様となっている。
■マツダ MX-30（EVは2021年1月発売）
駆動バッテリーの容量は35.5kWhで、これはホンダ eと同じ数値。ただし、MX-30はボディサイズが大きいので、航続距離はWLTCモードで199kmとかなり短くなる。
■レクサス UX300e（発売中）
航続距離はWLTCモードで367kmとなる。クロスオーバーSUVの車体ながらも、EVであるUX300eには、4WDモデルがラインアップされないのが弱点。
■日産 アリア（2021年中頃発売予定）
駆動方式は2WDと4WD、バッテリー容量は65kWhと90kWhが用意され、ユーザーの選択肢の幅が広い。航続距離は430km～610km。加速性能も優れ最高モデルで0-100で5.1秒。
■日産 リーフ（発売中）
2017年発売の2代目モデル。通常40kWhバッテリー搭載モデルの航続距離はWLTCモードで322km。「e+」系グレードでは、大容量の62kWhバッテリーを搭載し、同458kmとなる。
■スバル エヴォルティス（未発表）
EV開発がトヨタと共同で進められていることは、2020年1月に発表があり、デザインスタディモデルも示されている。米国の商標登録にEVOLTIS（エヴォルティス）が存在する。
■トヨタ LQコンセプト（2021年発売予想）
コンセプトながらもナンバー取得可能な状態まで完成されている。EVパワートレインの主要部分はレクサスUX300eと共通化されている。
（本文抜粋）
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