20/10/16 20:46:30.00 aa597hvo0.net
>>284
外国の「平和」とは「自国の権益が侵害されないこと」
出典:1988(昭和63)年 文藝春秋 「『文藝春秋』にみる昭和史」第二巻所収 伊藤正徳「大海軍の遺産」(昭和32)年
終戦直後、蒋介石は、戦利品として神戸の川崎造船所を要求した。
イギリスは日本の造船業を全面的に制限することを力説した。
第一次大戦後のベルサイユ条約の失敗に鑑み、日本の報復再軍備の芽を摘みとっておく、というのだ。
造船はすなわち造鑑の温床である。
侵略野望の実行は、海国の場合には海軍が先鋒に立つものだ。
故に艦船の建造を長期間制限して、その能力を枯らしてしまえば、日本が再び侵略戦争を挑むことは出来ない。
だから、造船の制限または禁止は、「財閥解体」なぞよりもはるかに将来の平和を保障するゆえんである─と主張した。